シャイア・ラブーフ、二面性を持つ“死神”クリスチャンに…ブラピ主演『フューリー』
(Photo:cinemacafe.net)
ロンドン映画祭でのクロージング上映が決定し、すでにアカデミー賞最有力候補にも挙る勢いの、ブラッド・ピット主演最新作『フューリー』。このほど、ブラッド演じる司令官ウォーダディーを支える、”バイブル”と呼ばれた男を演じるシャイア・ラブーフの劇中カットとメイキングカットが併せて到着した。
第二次世界大戦下、新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置されたのは“激しい怒り”という意の“フューリー”と名付けられた戦車で戦場を駆る、ウォーダディー(ブラッド・ピット)率いるチーム。彼らはたった5人で、300人の精鋭部隊を相手に立ち向かおうとしていた…。
到着した場面写真には、凄惨な戦場でひとり、天を仰ぐ男の姿が…。仲間から“バイブル”と呼ばれる副司令官の米兵士ボイド・スワンだ。“バイブル”を演じるのは、『トランスフォーマー』3作品で主役を務めてきたシャイア・ラブーフ。
「僕が演じているボイドは“フューリー”の副司令官だ」とラブーフは語る。
「タンクの主砲であるHV76mm砲を操る冷血な殺し屋だが、信心深い男でもある。聖書を読むクリスチャンが戦場の殺戮とどう折り合いを付けるのかが興味深い」