ディズニーの極秘パーティに潜入! ジョン・ラセターから新作映画で“お題”
重々しい“The 業界人パティ―”の雰囲気になるかと思いきや、そこはラセター氏の人柄か終始和やかで楽しいものとなった。
立食形式のパーティで、軽食には『ベイマックス』でも大きなインスパイアを受けたという日本文化を象徴する寿司を始め、鴨肉、蟹クリームをシュー生地で包んだものなどが並び、参加者は思い思いに舌鼓を打っていた。
ラセター氏はもはやお馴染みとなった、自前で作ったというディズニーのキャラクターがプリントされたシャツ&ジーンズというラフな姿で現れ、次々と握手を求める人々に笑顔で話かけ、記念撮影に応じていた。
そんな中、「直接挨拶できるチャンスです」という主催者側の言葉に甘え、筆者もラセター氏に挨拶することに。
ジブリの宮崎駿を「親友」と呼び、スティーブ・ジョブズが創設したピクサーで活躍し、ディズニー・アニメーションの黄金期を再来させた男――そんな肩書きに緊張にぶるぶると身を震わせながら、「『シネマカフェ』という日本のメディアです」と手を差し出すと、ラセター氏は笑顔で握手に応じてくれた。ディズニーにピクサーといった自身のスタジオを始め、果ては明日のアニメーション業界を作り上げ、支える彼の手はいろんなモノをひっくるめながら引っ張っていける力強さがあり、そして温かかった。