【インタビュー】世界に羽ばたく仏女優レア・セドゥ、実写版『美女と野獣』で目指したモダンなヒロイン
バカンス?去年のクリスマス休暇にモロッコに行ってきたわ」と共演をふり返る。
「野獣はもちろん、家族のなかで孤立しているベルもまた、アウトサイダーなの。そんな2人が結びつくのが今回の『美女と野獣』のユニークな魅力ね。私もどこか夢見がちで、想像上のお友だちと遊んでいるような子どもだった。周りからはちょっと浮いていたかもね。ベルを演じるということはとても光栄だし、すぐさま私のための映画だと確信したわ。魅惑的なヒロインが、愛を見つけるために冒険に繰り出すなんて、とっても素敵だもの」。
■レア・セドゥ
1985年7月1日、フランス・パリ生まれ。
セザール賞にノミネートされた『美しいひと』(’08)で注目を浴びた後、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』、リドリー・スコット監督の『ロビン・フッド』、トム・クルーズと共演した『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』といったハリウッド大作で存在感を発揮。ブノワ・ジャコー監督の『マリー・アントワネットに別れをつげて』で再びセザール賞候補となり、ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』、本年度のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『イヴ・サンローラン』、レイチェル・ワイズと共演する“THE LOBSTER”など話題作への出演が相次いでいる。