ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)は、日本1号店となる「ブノワ・ニアン 銀座」を2023年9月16日(土)に東京・銀座にオープンする。ブノワ・ニアン日本初店舗が銀座にベルギー出身のカカオ職人が立ち上げたチョコレートブランド、ブノワ・ニアンは、「単一農園」「単一品種」のカカオを用いたシングルオリジンが特徴。焙炒から、製品としてのチョコレートまで、一貫して自らの工房で生産している。そんなブノワ・ニアンが、日本初の旗艦店をオープンへ。これまで、オンラインやバレンタイン催事などのみで販売してきたブノワ・ニアンのチョコレートを、常設店でチェックすることができる。チョコレートや限定焼き菓子、併設カフェでパフェも提供店内には、タブレットチョコレート、ボンボンの他、日本限定の焼き菓子やチョコレート菓子、生ケーキが勢揃い。また、オープン記念セットとして、ボンボンアソートやガナッシュサンドクッキー、フィナンシェ、ガレット ブルトンヌを詰め合わせたアソートメントも販売する。また、B1Fには予約制のカフェを併設し、イートインメニューも販売。旗艦店でしか味わえない「日本限定パフェ」をドリンクとともに提供する他、紅茶やコーヒーとボンボンを味わえるドリンクセットも用意する。【詳細】ブノワ・ニアン 銀座オープン日:2023年9月16日(土)住所:東京都中央区銀座 4-6-18 ギンザアクトビル1F、B1※B1Fはイートイン。営業時間:11:00~21:00定休日:なし(年末年始休)※休業日・営業時間が変更になる場合あり。■オープン記念セット 5,400円内容:ボンボンアソート 6粒入り、ガナッシュサンドクッキー4個入り(マヤン レッド、バニラ、シトロン&バジル、ラムレーズン)、フィナンシェ ビターチョコレート 1個、フィナンシェミルクチョコレート 1個、ガレット ブルトンヌ プレーン 1個、ガレット ブルトンヌ チョコレート 1個■その他商品例・ボンボン ベスト コレクション 1,836円・タブレット 各種 1枚 2,376円・サントノーレ 864円・ミル フランボワ 907円・オランジュリー 907円・ガトーショコラ 788円・クッキー缶 1,750円・ガレット ブルトンヌ 5個入り(プレーン3・チョコ2) 1,890円・ガナッシュサンドクッキー 4個入り(マヤン レッド、バニラ、シトロン&バジル、ラムレーズン) 2,160円■イートインメニュー・ドリンクセット(紅茶orコーヒー+ボンボン2個) 1,980円・ショコラ パフェセット(紅茶orコーヒー) 4,378円
2023年09月10日ベルギー発のチョコレート専門店「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」から2023年バレンタイン限定チョコレートが登場。2023年1月18日(水)より、全国の百貨店31店舗ほかにて発売される。“レアチョコ”「ブノワ・ニアン」バレンタイン2023ブノワ・ニアンから、“旅”をテーマにしたバレンタイン限定チョコレートが到着。日本に店舗がないため、国内では期間限定ショップやバレンタイン催事でのみ手に入れることが可能。この機会にぜひチェックしてみて。“旅”がテーマのボンボンアソートボックス日本の“抹茶×柚子”のチョコレート「コレクション ヴォヤージュ(Collection Voyage)」は、飛行船に乗ってカカオを探す旅をイメージした限定アソート。日本の抹茶×柚子を合わせたアーモンド型のボンボンショコラなど、4種を詰め合わせた。インカ帝国イメージのショコラ「インカ コレクション(Inca Collection)」にはインカ帝国から着想したチョコレートをセット。鮮やかな黄色いボックスには、ペルーの伝統的なデザートをイメージしたショコラなどが入っている。他にも、フルーツやピスタチオを組み合わせた「フランボワイヤン コレクション(FLAMBOYANT Collection)」や、色とりどりのキュートな“ハート”を再現した「ブルー&ピンク&レッド&マゼンタ ローズ」などのアソートボックスを用意する。濃厚チョコレートの焼き菓子また、ブノワ・ニアンのシングルオリジンのチョコレートを練りこみ香ばしく焼き上げた焼き菓子も要チェック。5種の産地別チョコレート×北海道産発酵バターが濃厚な味わいを醸す「フィナンシェ アソーティモン(Financier Assortiment)」などがラインナップする。日本初登場のタブレット「オコ カリーブ 73%」さらに、国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2023」限定で、日本初登場のタブレット「オコ カリーブ 73%(Öko-Caribe)」を展開する。ハチミツ、イチゴ、チェリーの香りの中に、食べ進めていくうちに酸味やスパイシーな風味が感じられるチョコレートで、バレンタインギフトはもちろん、自分へのご褒美としてもオススメだ。【詳細】ブノワ・ニアン バレンタイン2023メニュー例:・「コレクション ヴォヤージュ」4種4粒入り 2,160円・「フランボワイヤン コレクション」4種4粒入り 2,160円 ※三越伊勢丹グループ限定・「インカ コレクション」4種4粒入り 2,160円・「ブルー&ピンク&レッド&マゼンタ ローズ」6種(6粒入り) 3,402円 ※公式オンライン限定・「フィナンシェ アソーティモン」5種5個入り 2,376円・「オコ カリーブ 73%」2,376円 ※三越伊勢丹「サロン・デュ・ショコラ」限定・数量限定■販売スケジュール(全国31店舗予定)<三越伊勢丹>ジェイアール京都伊勢丹 1月18日(水)~伊勢丹新宿店 1月19日(木)~銀座三越 1月25日(水)~新潟伊勢丹 1月26日(木)~岩田屋本店 1月26日(木)~丸井今井札幌本店 1月27日(金)~広島三越 1月27日(金)~仙台三越 1月28日(土)~日本橋三越本店 2月1日(水)~<髙島屋>ジェイア一ル名古屋タカシマヤ「アムール・デュ・ショコラ」1月19日(木)~京都タカシマヤ 1月20日(金)~日本橋高島屋 S.C. 1月25日(水)~新宿高島屋 1月25日(水)~横浜高島屋 1月25日(水)~高崎タカシマヤ 2月1日(水)~<西武・そごう>西武池袋本店 1月20日(金)~そごう広島店 1月24日(火)~そごう千葉店 1月30日(月)~西武渋谷店 2月1日(水)~<大丸松坂屋百貨店>大丸札幌店 1月25日(水)~大丸神戸店 1月25日(水)~松坂屋静岡店 1月25日(水)~大丸東京店 1月26日(木)~大丸心斎橋店 2月1日(水)~<阪急阪神百貨店>阪急うめだ本店 1月20日(金)~<ジェイアール東日本商業開発>グランデュオ立川 1月27日(土)~エキュート上野 2月6日(月)~<東急百貨店>ながの東急百貨店 1月27日(金)~<京王百貨店>京王百貨店 新宿店 1月31日(火)~<その他>丸ビル マルキューブ 2月3日(金)~明治屋広尾ストアー 2月8日(水)~※公式オンラインショップでも取り扱い。
2022年12月02日フランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴと、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞した演技派ブノワ・マジメルの共演作『愛する人に伝える言葉』より、ブノワ・マジメルのインタビュー映像と本編映像が解禁された。この度解禁されたインタビュー映像は「脚本を読んでこんなに感動したのは初めて」と語るブノワ・マジメルから始まる。マジメルは、ガンを宣告された主人公バンジャマンという一筋縄ではいかない役どころに対し「バンジャマンを演じるにはどうすればいいのか。こういう物語に1年も取り組めるか?」と、役を引き受けた際の逡巡した気持ちを回想。そして「この役を自分のほうへ引き寄せて一体になる。真っ向勝負ですよ」とコメントしており、演じる上での覚悟が伝わってくる。また病に倒れたバンジャマンという役を理解するにあたり、「すい臓がんは自分に原因がありませんから、まずは怒りがある」と感じたという。「不当だという怒り」を持ちながら「避けられない運命と闘う力が自分にあるのか」を考え続けたマジメルを助けたのは、コロナ禍での製作の中断。1年がかりで撮影を行うことになり、結果的に「主人公に残された時間と同じくらい」の時間で撮影が進行したのだ。「(1年という時間は)皆が彼を見守り、見送るまでの時間です。僕も同じ道をたどることができた」と語るマジメル。バンジャマンという人物が体験したことを自分の中で受け入れ、憑依したかのような演技が実現した秘密を明かしている。「残された時間を使うこと。最期まで必死に生きること。愛する人と残された時間を分かち合うこと。これは愛を語る映画です」全身全霊でバンジャマンという役を生きた、ブノワ・マジメルの姿を是非劇場で観てほしい。『愛する人に伝える言葉』は10月7日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛する人に伝える言葉 2022年10月7日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© Photo 2021 : Laurent CHAMPOUSSIN - LES FILMS DU KIOSQUE
2022年09月26日カトリーヌ・ドヌーヴとブノワ・マジメルの共演で大きな話題となった『De son vivant (原題)』が、邦題『愛する人に伝える言葉』として、10月7日(金)より全国にて公開されることが決定した。人生半ばで膵臓癌を宣告されたバンジャマンは、母のクリスタルとともに、業界でも名医として知られるドクター・エデを訪れる。ふたりは彼に一縷の希望を託すも、エデはステージ4の膵臓癌は治せないと宣告。そしてショックのあまり自暴自棄になるバンジャマンに、エデは病状を緩和し生活の質を維持するための化学療法を提案。またクリスタルは、ドクター・エデの助けを借りて息子の最期を出来る限り気丈に見守ることを心に決めるのだが…。主人公バンジャマンを演じるのは、『ピアニスト』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞、本作でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したブノワ・マジメル。バンジャマンの母親役には、フランスを代表する名女優で是枝裕和監督の『真実』にも出演したカトリーヌ・ドヌーヴ。主人公を献身的に看病し、愛情を寄せる看護婦役には、『モンテーニュ通りのカフェ』などで知られるセシル・ド・フランス、そして主治医のドクター・エデには、実際に現役の癌専門医であるガブリエル・サラが扮している。監督は、『太陽のめざめ』でカンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったエマニュエル・ベルコ。監督が「この映画は人生の讃歌だ」とコメントするように、フランスを代表する名優の共演で、癌を宣告された主人公と母親が死と対峙していく過程を描く感動作となっている。『愛する人に伝える言葉』は10月7日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年05月31日ベルギー発のチョコレート専門店「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」から日本初&日本限定のチョコレートやスイーツが登場。2022年4月6日(水)から4月12日(火)まで、東京・伊勢丹新宿店で期間限定発売する。ブノワ・ニアン「日本初&日本限定」チョコスイーツ「ブノワ・ニアン」は、カカオ豆のセレクトからショコラ製造まで、そのすべてを自家製で手掛けるこだわりのチョコレートショップだ。小さな工房で一つ一つ丁寧に作られたチョコレートは、“一度食べたら忘れられない”と称されるほど、カカオ本来の豊かな味わいを楽しむことができる。また、日本国内に常設店を現在設けていないため、チョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」をはじめ、バレンタインイベントの出店や期間限定ショップなどでは、チョコレートファンの中でも大きな注目を集めている。日本初登場のチョコエクレア&ムースそんな「ブノワ・ニアン」から、日本限定のチョコレートなどが登場。中でも注目は、日本初登場となるチョコレートエクレアやチョコレートムースだ。コク深い味わいが魅力の「マヤン レッド」と、甘いバニラのような風味の「ノワール オ レ」と品種の異なるチョコレートを使用した2種のフレーバーを用意する。エクレアは、サクサクとしたクッキー生地に香り高いチョコレートを練り込んだカスタードクリームをたっぷりと詰めた。一方ムースは、カカオの風味がしっかりと感じられるチョコレートにメレンゲを混ぜ合わせることで、軽やかな食感に仕上げている。日本限定"ボンボンショコラ"のアソート日本限定のボンボンショコラのアソート「スプリングコレクション」も注目。上品なローズが香る「ローズコネクション」や、ほろ苦いコーヒーと濃厚なチョコレートがマッチした「カフェ&アニスエトワール」、芳醇なキャラメルガナッシュに大粒の塩を練り込んだ「キャラメルサレ」などバラエティ豊かな5種のフレーバーを取り揃える。他にも、個性豊かなフレーバーを楽しめるボンボンショコラの詰め合わせや、様々な味わいを堪能できる8種のタブレットチョコレート、ミニガトーショコラなどを取り揃えている。なお、これらのチョコレートは東京・伊勢丹新宿店の期間限定ストアにて発売される。【詳細】「ブノワ・ニアン」チョコレート&スイーツ商品例:「スプリングコレクション」2,970円(5種6個入り)「エクレア マヤン レッド」702円「エクレア ノワール オ レ」702円「ムース ショコラ マヤン レッド」702円「ムース ショコラ ノワール オ レ」702円「フレーバー コレクション」3,888円(8種8粒入り)■期間限定ストア開催期間:2022年4月6日(水)~4月12日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館地下1階 トレンドスイーツ住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:00~20:00TEL:03-3352-1111(代表)
2022年04月03日ベルギーのチョコレート専門店「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」から、2022年のバレンタインコレクションが登場。2022年1月中旬より、全国に計30店舗展開される期間限定ショップにて、順次発売される。“レアチョコ”「ブノワ・ニアン」の2022年バレンタインブノワ・ニアンは、ひとつのカカオ畑で、その土地に最も適した品種のカカオだけを栽培する「シングルオリジン」にこだわり、かつ自ブランドの工房で手作りしたチョコレート生地のみを使用するといった特徴をもつチョコレートブランド。日本に店舗を持っていないため、国内では期間限定ショップなどでのみ手に入れることができる“レアチョコ”だ。様々なフレーバーを一箱に日本で初めて販売されるバレンタイン限定の「インカ コレクション(Inca Collection)」は、その名の通りインカ帝国があったペルー産の素材を使用。ピンクベリーやヘーゼルナッツ、パッションフルーツなど、バリエーション豊かなフレーバーを詰めたコレクションだ。ブルーのハート形チョコ鮮やかなブルーが映える「ブルー デ トワ(Bleu de toi)」は、"あなたに夢中"という情熱的なテーマを込めた一品。ドミニカ産のカカオをふんだんに使った3種類のチョコレートが並ぶ。バラやラベンダーが香るチョコレート「ハート コレクション(Heart Collection)」は、花をイメージしたアソートボックス。ドミニカ産カカオの生地にバラの花びらのエキスを加えたガナッシュや、ラベンダーが香るビターチョコレートなどを揃えている。タブレットチョコレートも新作のタブレットチョコレートも登場。「マダガスカル 100%(Madagascar 100%)」は、砂糖をあえて使用しておらず、マダガスカル産カカオの苦みをダイレクトに感じることができる。【詳細】ブノワ・ニアン 2022年バレンタインコレクション販売期間:2022年1月中旬より期間限定取扱店舗:・阪急うめだ本店 1月19日(水)~・伊勢丹新宿店サロン・デュ・ショコラ 1月19日(水)~・ジェイアール名古屋タカシマヤ 1月20日(木)~・銀座三越 1月26日(水)~・横浜高島屋 1月26日(水)~・日本橋三越本店 2月2日(水)~メニュー例:・「インカ コレクション」6,480円 ※三越伊勢丹グループ限定・「ブルー デ トワ」3,564円 ※阪急、西武池袋本店、小田急新宿、そごう千葉店、大丸、グランディオ立川、ながの東急百貨店 限定・「ハート コレクション」4,320円 ※髙島屋グループ限定・「マダガスカル 100%」2,376円
2021年12月01日ベルギーのチョコレート専門店「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」が、東京・伊勢丹新宿店に2021年7月6日(火)まで期間限定ショップをオープン。国内常設店のない“レアチョコ”ブランド「ブノワ・ニアン」「ブノワ・ニアン」は、ベルギー国内に5つの店舗を構えるチョコレート専門店。チョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」や百貨店でのバレンタイン催事などに出店しているものの、日本国内に常設店を現在設けていないため、その希少性からチョコレートファンの中でも大きな注目を集めている。伊勢丹新宿に“ハート型”チョコなど新作が集結そんな「ブノワ・ニアン」が伊勢丹新宿店の本館地下1階に、期間限定ショップをオープン。店頭では、“ハート型”のチョコレートを詰め合わせたアソート「ピンク&レッド」や、ブラジルやグァテマラなど産地別の希少なカカオ5種を楽しめる「カカオコレクション」など、6月の新商品「サマーバレンタイン」のボンボンショコラアソートボックスを豊富なラインナップで展開する。「クッキーガルニ」も“初登場”さらに、ベルギー本国の人気商品「クッキーガルニ」も初お目見え。店内で焼き上げた“出来たて”のクッキーに自家製のガナッシュをトッピングした味わい豊かなスイーツだ。フレーバーは、ヘーゼルナッツ味・ピスタチオ味・黒ゴマ味の3種類からセレクトできる。6月27日(日)までの数量限定販売となるので、気になる人は早めに訪れた方が良さそうだ。【詳細】「ブノワ・ニアン」期間限定ショップ開催期間:2021年6月23日(水)~7月6日(火)営業時間:10:00~20:00※営業時間変更の可能性がある場所:伊勢丹新宿店・本館地下1階 トレンドスイーツ住所:東京都新宿区新宿3-14-1メニュー例:・「ピンク&レッド」3,780円・「カカオコレクション」2,160円・「クッキーガルニ」864円(税込)※6月27日(日)まで数量限定販売。一日限定各10個(3種類)※一部新商品は公式サイトでも6月23日(水)頃から順次販売を予定
2021年06月28日ブノワ 京都(BENOIT KYOTO)に、2021年7月1日(木)より“ブノワ初”のアフタヌーンティーが登場する。“ブノワ初”のアフタヌーンティー「ブノワ」は、1912年にフランス・パリにオープンして以来、100年以上続く老舗フランス料理店。2005年よりアラン・デュカスが設立したデュカス・パリが受け継ぎ、2020年3月には、東京・青山の店舗に続き日本で2店舗目となる「ブノワ 京都」が、ラグジュアリーホテル「ザ・ホテル青龍 京都清水(The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu)」の敷地内別棟にオープンした。今回「ブノワ 京都」で展開されるのは、“ブノワ初”となるアフタヌーンティーだ。中でも注目したいスイーツは、ブノワで人気の「サヴァラン・アルマニャック・シャンティ」。華やかな香りが特徴のブランデー“アルマニャック”を贅沢に使用した大人のデザートを、アフタヌーンティーで堪能できる。ル・ショコラ・アラン・デュカスのショコラ入りスイーツさらに、ル・ショコラ・アラン・デュカス(Le Chocolat Alain Ducasse)のショコラを使用した「ゴマとショコラのビスケット」や「ショコラブラウニー」、甘酸っぱくフレッシュな「レモンタルト」なども用意。セイボリーは、フランス料理の高級食材・オマール海老やフォアグラを取り入れたフィンガーフードをはじめ、お好み焼きから着想を得た「シュリンプトースト」など、個性溢れるメニューが揃う。詳細「ブノワ 京都」アフタヌーンティー発売日:2021年7月1日(木)会場:ブノワ 京都(「ザ・ホテル青龍 京都清水」内)住所:京都府京都市東山区清水2丁目204-2TEL:075-541-0208営業時間:アフタヌーンティー 13:30~16:30(15:30 L.O.)価格:1名 6,050円(サービス料別)要予約■メニュー<焼き菓子6種>・ヘーゼルナッツのフィナンシェ・ストロベリーブラウニー・ゴマとショコラのビスケット・レモンタルト・抹茶のシュー・ショコラブラウニー<スイーツ>・サヴァラン・アルマニャック・シャンティ・スコーン4個・クロティッドクリーム・ジャム2種(マーマレード、ラズベリー)<セイボリー >・ロブスターロール・シュリンプトースト・フォアグラトーストメルバ<飲み物>※飲み物変更可、お代わり自由・コーヒー・カフェラテ・カプチーノ・エスプレッソ・紅茶(アッサム)・ハーブティー(ミント、カモミール、ヴェルヴェーヌ)
2021年06月24日ベルギー発ショコラティエ「ブノワ・ニアン(Benoit Nihant)」の期間限定ストアが、2021年6月22日(火)まで東京・西武池袋本店 地下1階 ギフトゾーンにオープンする。ベルギー発の“レアチョコ”、「ブノワ・ニアン」が西武池袋本店に「ブノワ・ニアン」は、カカオ豆のセレクトからショコラ製造まで、そのすべてを自家製で手掛けるチョコレートブランド。日本国内に常設店はなく(2021年6月現在)、チョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」や百貨店での催事、バレンタインイベントなど、一部の限定された場所でしか手に入らない希少性から、チョコレートファンの中でも大きな注目を集めている。一つのカカオ畑から、その畑に最も適した一品種のカカオだけを栽培する「単一畑・単一品種」にこだわったチョコレートは、徹底した品質管理から引き出された、カカオの純粋な香りと繊細な味わいが魅力だ。14粒入り「ドメーヌ14」など定番チョコレート&焼き菓子今回オープンする期間限定ストアでは、産地の異なるカカオやフルーツ、キャラメルなど様々なフレーバーが楽しめる14粒入りのボックス「ドメーヌ14」や、大人のエレガンスを感じさせるビタータイプのボンボン6粒を詰め合わせた「ドメーヌB」など、定番のチョコレートと焼き菓子が用意されている。店舗情報「ブノワ・ニアン(Benoit Nihant)」西武池袋本店 期間限定ストアオープン期間:2021年6月9日(水)~6月22日(火)営業時間:平日 10:00~20:00、土日 10:00〜19:30※営業時間変更の可能性あり。商品例:・「ドメーヌ14」14粒入り 6,264円・「ドメーヌS」6粒入り 2,970円・「ドメーヌB」6粒入り 2,970円
2021年06月14日ベルギーのチョコレート専門店「ブノワ・ニアン」が、東京・日本橋高島屋S.C本館に2021年6月8日(火)まで期間限定ショップをオープン。国内店舗が無い“レアチョコ”「ブノワ・ニアン」ブノワ・ニアンは、日本国内に常設店を現在設けていないため、“レアチョコレート”として知られるチョコレート専門店。チョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」をはじめ、バレンタインイベントの出店や期間限定ショップがオープンすると、ショコラファンが集う人気店だ。ブノワ・ニアンのチョコレートは、カカオ農園から独自調達したカカオ豆を素材にしており、小さな工房で一つ一つ丁寧に作られている。ボンボンショコラやタブレットショコラは、“一度食べたら忘れられない”ほど、カカオの香りや複雑な味わいを楽しむことができる。そんなブノワ・ニアンが期間限定で東京・日本橋高島屋S.C本館に登場。店頭では、定番のチョコレートをはじめ、焼き菓子など人気スイーツを用意する。普段なかなか出会えないレアチョコレートなので、ぜひこの機会にトライしてみて。【詳細】ブノワ・ニアン期間限定ショップ期間:2021年5月26日(水)~6月8日(火)会場:日本橋高島屋S.C本館 地下1階住所:東京都中央区日本橋2-4-1営業時間:10:30~19:30※時間変更の可能性あり■購入者プレゼント店舗で8,100円円(税込)以上購入すると、焼菓子をプレゼント。※なくなり次第終了。<アイテム例>・ビスキュイ ロン ラジェド ド オウロ 1,296円(税込)・BARACOA74% 2,376円(税込)
2021年06月04日ベルギーのチョコレート専門店「ブノワ・ニアン」の2021年のバレンタインに向けたチョコレートコレクションが登場。2021年1月16日(土)の西武池袋本店を皮切りに、順次全国百貨店バレンタイン催事にて販売される。ブノワ・ニアンとはブノワ・ニアンは、チョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」などで注目を集めるチョコレートブランド。カカオ農園から独自調達したカカオ豆を素材にしたチョコレートは、小さな工房で一つ一つ丁寧に作られており、“一度食べたら忘れられない”カカオの香りや複雑な味わいを楽しむことが出来る。日本に店舗がないため、国内では期間限定ショップやバレンタイン催事でのみ手に入れることが可能。2020年12月に伊勢丹新宿店&西武池袋本店オープンした期間限定ショップも好評を博した。ブノワ・ニアンのバレンタイン2021そんなブノワ・ニアンが贈る2021年のバレンタインチョコレートは、過去に人気を博したものから日本新発売のものまで個性豊かなラインナップを展開。2粒入りの小さなボックスから14粒入りの大きなボックスまで、一度に様々な味を楽しめるアソートセットで登場する。なお、サロン・デュ・ショコラおよび阪急うめだ本店では限定のアソートセットも用意する新作チョコレートをピックアップレッド コネクション「レッド コネクション」は、パッションフルーツ入りのなめらかな触感が特徴のダークチョコレートガナッシュ。赤いハート型の見た目もポイントだ。フルール ド オランジェ&ミエルドミニカ産カカオ豆とはちみつ、オレンジ、イタリア産レモンの果汁を詰め込んだ「フルール ド オランジェ&ミエル」。一口頬張ればフルーティーな味わいが口いっぱいに広がる一粒だ。ラム&ピモン ド ジャマイク「ラム&ピモン ド ジャマイク」は、カリブ諸島で育った“ジャマイカペッパー”、砂糖を加えずに製造した“キューバラム酒”、まろやかでミルキーな“ドミニカ産カカオ豆”をミックス。各々の素材が織りなす絶妙なハーモニーを楽しめる。【詳細】ブノワ・ニアン バレンタイン2021商品例:「ドメーヌ 2」2粒入(ラジェド ド オウロ/バニユ)、「ドメーヌ 3」3粒入(ラジェド ド オウロ/バニユ/ピンク コネクション)、「ドメーヌ S」6粒入(バニユ/ピンク コネクション/キャラメル サレなど)、「ドメーヌ B」6粒入(ラジェド ド オウロ/マント/ロザセアなど)、「ドメーヌ C」5粒(ラジェド ド オウロ/マヤン レッドなど)+タブレット5枚、「ドメーヌ 14」14粒入(ラジェド ド オウロ/バニユ/テ&シトロン/バラコア/フルール ド オランジェ&ミエルなど)■販売スケジュール・新宿 サロン・デュ・ショコラ販売期間:2021年1月21日(木)~1月25日(月)<北海道・東北地区>・丸井今井札幌本店販売期間:2月1日(月)~2月14日(日)・仙台三越販売期間:1月29日(金)~2月14日(日)<関東・北陸・甲信越地区>・新潟伊勢丹販売期間:1月20日(水)~2月16日(火)・西武池袋本店販売期間:1月16日(土)~2月14日(日)・小田急百貨店新宿店販売期間:1月23日(土)~2月14日(日)・伊勢丹立川、銀座三越、日本橋高島屋、新宿タカシマヤ、ながの東急百貨店販売期間:1月27日(水)~2月14日(日)・大丸東京店販売期間:1月28日(水)~2月14日(日)・日本橋三越本店販売期間:2月2日(火)~2月14日(日)・伊勢丹浦和店販売期間:2月3日(水)~2月14日(日)<東海地区>・静岡伊勢丹販売期間:1月27日(水)~2月14日(日)・名古屋栄三越販売期間:2月3日(水)~2月14日(日)<関西地区>・阪急うめだ本店販売期間:1月20日(水)~2月14日(日)・ジェイアール京都伊勢丹販売期間:1月20日(水)~2月14日(日)<中国地区>・高島屋岡山店販売期間:1月20日(水)~2月14日(日)・高松三越販売期間:1月27日(水)~2月14日(日)・広島三越販売期間:1月29日(金)~2月14日(日)<九州地区>・岩田屋本店販売期間:1月27日(水)~2月14日(日)
2021年01月18日『マリッジ・ストーリー』でアカデミー賞6部門にノミネートされ、高い評価を受けたノア・バームバック監督が、1985年にドン・デリーロが発表した小説「ホワイト・ノイズ」を映画化する。「Production Weekly」に情報が掲載された。主演はアダム・ドライバーと、バームバック監督の公私にわたるパートナー、グレタ・ガーウィグ。3人は『フランシス・ハ』以来の再タッグとなり、アダムは『マリッジ・ストーリー』でもバームバック監督と組んだ、バームバック作品の常連。アダムは大学で「ヒトラー学」を教えている教授ジャック役で、グレタはその妻バベットを演じる。ある日、教授一家が暮らす街で、化学薬品を載せた列車の事故により、周辺に有害な化学物質が流出する。この事故でジャックは汚染された空気に触れ、一家が分裂していくきっかけに…という物語。同作は1985年に全米図書賞を受賞した。デリーロの作品は「コズモポリス」がデヴィッド・クローネンバーグ監督、「ボディ・アーティスト」がブノワ・ジャコ監督によって映画化されたことがある。バームバック監督が小説を映画化するのは初めて。撮影は今年6月にスタートするという。(Hiromi Kaku)
2021年01月15日ジリジリと日差しが強い季節がやってきました。この時期、気になるのは紫外線による日焼けやシミですよね。そんな紫外線が気になる季節にオススメしたいのが「トマトとジャコの冷やし中華」。今が旬のトマトには、強い抗酸化作用を持つリコピンや、コラーゲンの生成を助けるビタミンCも豊富なので、美肌作りに欠かせない野菜の一つ。まさにこの時期意識して食べておきたい野菜です。トマトと一緒に、ごま油でカリカリになるまで炒った、カルシウムたっぷりのチリメンジャコを合わせれば、見た目も美しく、美肌作りにも一役買ってくれる「トマトとジャコの冷やし中華」の完成です。■トマトとジャコの冷やし中華調理時間 15分 1人分 419Kcal<材料 4人分>中華麺(冷やし中華用) 4玉トマト 2個チリメンジャコ 大さじ6 ゴマ油 大さじ2玉ネギ 1/2個パクチー(香菜)(刻み) 適量 白ネギ(みじん切り) 1/2本分 ショウガ(みじん切り) 1片分 砂糖 大さじ4.5 しょうゆ 大さじ4.5 酢 大さじ4.5 ゴマ油 大さじ1.5 顆粒チキンスープの素 小さじ1 ぬるま湯 150ml<下準備>・トマトはヘタをくり抜き、縦半分に切って厚さ5mmの半月切りにする。・玉ネギはみじん切りにする。・<タレ>の材料を混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やしておく。<作り方>1、フライパンにゴマ油大さじ2を熱し、チリメンジャコがカリカリになるまで炒める。2、中華麺は袋の表示通りにゆで、ザルに上げて流水で洗い、水気をよくきって器に盛る。3、(2)の麺にトマト、玉ネギ、(1)のチリメンジャコ、香菜を盛り合わせ、<タレ>を注ぐ。紫外線が気になりはじめたら、美肌効果が期待できる「トマトとジャコの冷やし中華」に決まりです。紫外線予防は、日焼け止めだけでなく、体の内側からも予防する意識を持って、今年の夏も有意義に楽しく過ごしましょう!E・レシピで作り方をもう一度チェック↓
2020年07月07日18世紀に実在した伝説のプレイボーイの人生最期の恋を情感豊かに描く『DERNIER AMOUR』(原題)が邦題『カサノバ~最期の恋~』として7月31日(金)より順次公開。この度、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。イタリアの文筆家ジャコモ・カサノバ(1725年4月2日 - 1798年6月4日)の数々の浮き名を流した男の、全てを賭けた恋を描く本作。『マリー・アントワネットに別れをつげて』のブノワ・ジャコー監督のもと、共同製作にはダルデンヌ兄弟も名を連ねている。18世紀のロンドン。快楽とギャンブル好きで有名な遊蕩児のカサノバは、パリからの亡命を余儀なくされていた。新たな土地で、彼は若い娼婦のマリアンヌ・ド・シャルピヨンと出会い、ほかの女性が目に入らなくなるほど彼女に心酔する。カサノバはあらゆる手段でシャルピヨンを手に入れようとするが、彼女は巧妙にかわしていく。「私が欲しければ私を追わないこと!」とシャルピヨンに挑発され、カサノバはますます彼女に溺れていくが…。過去、ドナルド・サザーランドやヒース・レジャーなど、数々の才能豊かな俳優陣が演じてきたカサノバ役を演じるのは、『ティエリー・トグルドーの憂鬱』でカンヌ国際映画祭とセザール賞の最優秀主演男優賞を受賞し、コメディからシリアスまで幅広い演技に定評のあるフランスの名優ヴァンサン・ランドン。カサノバが身を焦がすような恋の相手シャルピヨン役には、『ニンフォマニアック』の大胆な演技で鮮烈なスクリーンデビューを飾り、日本公開中の『ポップスター』ではナタリー・ポートマンの姉役を好演するステイシー・マーティン。世界的ブランド「ミュウミュウ(Miu Miu)」のフレグランスの広告に抜擢されるなど、ファッションアイコンとしても注目を集める彼女が、劇中ではクラシカルなドレスに身を包み、香り立つような妖艶さでカサノバを終始魅了、翻弄し続ける。今回公開されたポスターは、カサノバの背から顔を覗かせるシャルピヨンの物憂げな眼差しがこれから起こる2人の波乱に満ちた運命の恋を予感させ、彼女の妖艶さが際立つビジュアル。そして、予告編は、冒頭で過去の女性遍歴をふり返るカサノバが、初めて足を踏み入れたロンドンで出会ったシャルピヨンについて語り出す。自身の露わな姿を見せつけるかのように誘惑的な態度をとりながらも、何度もキスを拒むなど、挑発を繰り返す彼女の虜になっていく初老の男の姿を官能的に切り取っている。『カサノバ~最期の恋~』は7月31日(金)よりシネマカリテ、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月02日チョコレートブランド、ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)は、2020年バレンタインコレクションを全国の三越伊勢丹、高島屋、渋谷ヒカリエ、新宿小田急、ちばそごう、大阪・梅田の阪急百貨店にて1月16日(木)より順次販売する。産地や品種をブレンドせずに単一農園、単一品種のカカオ豆でつくるシングルオリジンのオリジナルチョコレートで人気を博すブノワ・ニアン。2020年のバレンタインコレクションでは、日本限定のチョコレートを販売する。中でも注目は、ストロベリーゼリーと華北山椒を使用したチョコレートガナッシュ「フレーズ&ポワーブル・デ・セシュアン」。2つのレシピを別々に作って一つに合わせたチョコレートのため、上下半分で味が異なるのが特徴だ。また、フレッシュミントの葉を使用したダークチョコレートガナッシュ「マント」は、朝の市場で入手したフレッシュなミントを使用しているため、ミントの新鮮さをそのまま味わうことができる。他にも、ラベンダーの花を使用したミルクチョコレートガナッシュ「プロヴァンス」や、紅茶とレモンを使用したダークチョコレートガナッシュの「テ・シトロン」など、計12種類の日本限定チョコレートが揃う。そして、これらチョコレートは全てセットとして販売され、「ドメーヌ」は3、6、10個セットの計11種類。また、「アミュザン」は、3個のセットを2種類、5個のセットを2種類で展開する。【詳細】ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT) 2020年バレンタインコレクション販売期間:2020年1月16日(木)以降順次販売場所:全国の三越伊勢丹、高島屋、渋谷ヒカリエ、新宿小田急、ちばそごう、大阪・梅田の阪急百貨店■価格例・ドメーヌ3a 1,566円(税込)内容:フィグ&フランボワーズ、ピンク・コネクション、カフェ&アニス・エトワレ・ドメーヌ6b 2,970円(税込)内容:バニユ、フレーズ&ポワーブル・デ・セシュアン、マント、フィグ&フランボワーズ、ピンク・コネクション、テ・シトロン・ドメーヌ6f 2,970円(税込)内容:フレーズ&ポワーブル・デ・セシュアン、ロザセア、フィグ&フランボワーズ、ハシェンダ・ビクトリア、シトロン・ヴェール・バジリック、カフェ&アニス・エトワレ・ドメーヌ10b 4,428円(税込)内容:バニユ、フレーズ&ポワーブル・デ・セシュアン、マント、プロヴァンス、フィグ&フランボワーズ、ペア&カルダモン、ハシェンダ・ビクトリア、シトロン・ヴェール・バジリック、カフェ&アニス・エトワレ、テ・シトロン・アミュザン3a 1,566円(税込)内容:ハシェンダ・ビクトリア、ピンク・コネクション、シトロン・ヴェール・バジリック・アミュザン5a 2,430円(税込)内容:バニユ、ロザセア、ピンク・コネクション、カフェ&アニス・エトワレ、テ・シトロン
2019年12月09日「SUPERGIRL/スーパーガール」のメリッサ・ブノワが、過去親密だったパートナーからDV被害を受けていたことを明らかにした。インスタグラムに投稿された14分強の動画で、メリッサはまず「こういうことはめったにしないんだけど、みんなと共有したいことがあって、文章にしてみた。口に出して読むね。すごく緊張してるけど、我慢して」と語り始めた。動画の中で明かされたのは、メリッサがかなり長い間交際した、自分より年下の男性から暴力を受けていたこと。ただし、交際当初から暴力を受けていたわけではなく、最初はメリッサのスマホをチェックしたり、デートの際にメリッサが着ている服を自分好みのものに着替えさせたり、共演者にケチをつける程度だったという。こういった行動は「いまふり返れば、暴力につながる危険信号だった」とのこと。暴力への移行はあっという間で、メリッサ自身「どのように対応していいかわからなかった」そうだ。繰り返し押さえつけられ、叩かれ、強く殴られ、引きずられ、皮膚が裂けるほどつねられ…といった暴力を受けた。するといつしか自身もやり返すようになり、「暴力は暴力を生む」ということを実感したという。ある日、彼がメリッサに投げつけたスマホが顔面を直撃し、鼻が折れ、唇がはれ上がり、危うく眼球を破裂するという大けがを負った。この事件をきっかけに、「もしかして暴力を受けているんじゃない?」と友人に聞かれたメリッサは、人に頼れるようになり、DVを脱することができたそうだ。メリッサは、「一生をかけてこの経験から立ち直っていく」と宣言している。また、インスタグラムに文章で「自身の体験談を語ることによって、ほかの被害者が助けを求めたり、暴力的な関係から抜け出せる後押しができれば幸いです」と綴り、DV相談窓口の電話番号やホームページの情報も掲載し、被害者に声を上げるよう促している。(Hiromi Kaku)
2019年11月29日2018年セザール賞で5部門受賞を果たしたフランス映画の必見作『天国でまた会おう』。本作で特に注目してほしいのが、主人公のひとり、戦争によって“顔に重傷を負う”エドゥアールを演じるナウエル・ペレーズ・ビスカヤートだ。ナウエル・ペレーズ・ビスカヤートは、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身の32歳。2003年にアルゼンチンのTVミニシリーズで俳優デビューし、本国のTVシリーズや映画に多数出演して注目され、近年はヨーロッパの映画への出演が目白押し。一方で、2014年に共同監督・脚本として参加したベトナム語による短編ドキュメンタリーがロッテルダム国際映画祭に出品されており、本人Instagramに挙げられるアーティスティックな写真の数々などからは、彼自身が持つ独特の世界観も垣間見えてくる。日本では巨匠ブノワ・ジャコ監督作『肉体の森』も映画祭上映されたが、出演作が劇場公開されたのは2018年カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた『BPM ビート・パー・ミニット』が初めて。死と隣り合わせの中、人生を鮮烈に生き抜いたHIV陽性患者ショーンを熱演したナウエルは、たった1作で日本の映画ファンに強い印象を残した。本作で演じるエドゥアールにもSNSでは「BPMの彼だ!」といった投稿は数多く、感度の高い女子からすでに熱い視線が注がれている要注目の“ネクストカマー”である。本作『天国でまた会おう』でナウエルが演じたエドゥアールは、母を早くに亡くし、大企業を経営する父親との対立が深まり、終戦とともについに絶縁することになる御曹司。幼い頃から画家を夢見ていたが、戦地でもうひとりの主人公アルベールを救った時に顔に重傷を負い、その夢は絶たれてしまう。だが、年の離れた奇妙な友情を育むことになる彼の励ましもあり、沢山の仮面を作り、それを自らの顔に着けることで様々な“心”を代弁させていく。エドゥアールは劇中の多くの場面で仮面やマスクを着けているため、ナウエル自身の一度見たら忘れがたい瞳や印象的な顔立ちはそれほど多く見ることができないが、仮面とまさに一体化した演技、抜群の身体感覚を活かした喜劇的な動きや洒落たダンスシーン、そしてやがて訪れる父との対峙など、才能あふれる演技を堪能できる必見ポイントは盛りだくさん。アルベール役にして監督を兼任するアルベール・デュポンテルは、ナウエルについて「エドゥアールの視線、動き方、生意気で冷やかすような表情、ナウエルはそのすべてを持っていた。彼はその視線に、登場人物の想いを凝縮させたんだ。あとは私が撮影するだけだったよ」と絶賛を惜しまない。ちなみにフランスでは、本作公開の約2か月前に『BPM』が公開され、そろって2018年セザール賞に大量ノミネートされた結果、フランス人ではない彼が主演したこの2作品がほとんどの賞を獲り尽すという驚異の席巻ぶりをみせた。その後も南米の大先輩ガエル・ガルシア・ベルナルと共演したフランス映画『If You Saw His Heart』(英題)や、イタリアの歴史ファンタジーとなる主演作『Agadah』(原題)といった映画に出演したが、この2作品の日本公開は未定。つまり、本作での演技は、“いま観るべき”貴重な機会となりそうだ。『天国でまた会おう』は3月1日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天国でまた会おう 2019年3月1日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA
2019年02月10日ベルギーのショコラティエ「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」が、バレンタインシーズン限定で日本販売を実施。2019年1月下旬より全国有名百貨店にて順次販売される。前回のバレンタインシーズンで完売した日本限定の人気ボックスが、リニュアールして登場。マダガスカルやキューバなど5つの産地のカカオをそれぞれタブレットとボンボンで食べ比べできるスペシャルなアソートだ。中でもバナナやキャラメルを思わせるようなミルキーでクリーミーな風味が特徴のグアテマラ産のショコラは、日本初登場のフレーバーだ。ブノワ・ニアンの自家製のオートクチュールショコラをセットにした「オートクチュールショコラコレクション」も登場。ボックスには、バレンタインにちなみハート型をしたショコラが入っている。新作のモーヴピンクのハート型ショコラは、ローストしたココナッツをプラリネに。サクサクとした食感が楽しい1品だ。その他にも、タブレットのコレクションも登場。華やかなアプリコットを合わせた女性に人気のフルーティな1枚から、塩味を感じさせるグルメなもの、そしてキャラメルやドライプラムを混ぜた奥行き深い風味のものまで、個性豊かなタブレットが揃う。是非、お気に入りの1枚を見つけて見ては。【詳細】ブノワ・ニアン 日本限定発売販売時期:2019年1月上旬〜 (バレンタインシーズン限定)展開場所:全国有名百貨店■アイテム例・日本限定ボックス カカオセレクション 10個入 3,300円+税・オートクチュールショコラ 3個入 1,250円+税 / 6個入 2,400円+税 / 10個入 3,700円+税・デリショコラセレクション 2箱入 3,200円+税・マヤン・レッド73% 2,200円+税・サマナ・ベイ73% 2,200円+税
2019年01月19日『エル ELLE』のイザベル・ユペールと『たかが世界の終わり』のギャスパー・ウリエルが共演する、第68回ベルリン映画祭コンペティション部門選出作品『エヴァ』が、7月7日(土)より日本公開されることが決定。この度、本作の誘惑と官能の予告編が解禁された。■ストーリー他人の戯曲を盗んで発表したことで、一躍成功をつかんだ男ベルトラン。2作目を期待されるがペンは進まず、パトロンからは矢の催促が。執筆の場である別荘に着くと、吹雪で立ち往生した男女が窓ガラスを割って入りくつろいでいた。腹を立てたベルトランは、バスタブにつかっていた娼婦エヴァに文句を言おうと近寄るが、彼女に一瞬で心を奪われる。次作の題材という名目でエヴァに近づくが、冷たくあしらわれ、思うようにならない関係に苛立ちを募らせたベルトランは、周囲の人間を巻き込み官能と破滅の道を突き進んでゆく…。■原作は“魔性の女”を描いたミステリー小説原作は、英国の人気作家ジェームズ・ハドリー・チェイスの小説「悪女イヴ」。『マリー・アントワネットに別れをつげて』でも知られる本作の監督ブノワ・ジャコーは、「初めて『悪女イヴ』を読んだのは13歳くらい。映画監督になることを真剣に考えはじめていたころだ。好奇心に駆られて読み始めたが、たちまち夢中になった。あのときからずっとこの小説を映画にすることを考えてきた」と語っており、そしてその強い思いは50年以上の歳月を経て、舞台をアメリカからフランス(パリとアヌシー)に移し映画化が実現した。■“フランスの至宝”イザベル・ユペールが主演! 「役ということを忘れてしまう」本作の主演を務めるのは、1972年のスクリーンデビュー以降、クロード・シャブロル、アンドレ・テシネ、ジャン=リュック・ゴダール、ミヒャエル・ハネケなど名だたる監督の作品に出演し、フランスを代表する演技派女優として国際的に活躍するイザベル。近年では『エル ELLE』で第89回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことも記憶に新しい。今回謎の娼婦エヴァを演じるに当たりイザベルは、「大変だったのは、役ということを忘れてしまうこと。これはフィクションだということを忘れてしまうの」と本作にのめり込んでしまったと明かし、また「小説を読んだとき、ハドリー・チェイスは私のためにこれを書いたという感じがしたの」と何か自身と通ずるものがあったようだ。そして、彼女に魅了され堕ちていく作家ベルトラン役には、『ロング・エンゲージメント』『SAINT LAURENT/サンローラン』『たかが世界の終わり』のフランス美男ギャスパー・ウリエル、そのほか『流血の絆』のリシャール・ベリも出演する。■ギャスパーがイザベルにのめり込む…予告編公開!さらに到着した予告編では、エヴァとベルトランの偶然の再会シーンから始まる。ある運命的な出会いを経て、秘密を抱えたまま次作の創作の題材にとエヴァに近づくベルトランは、パトロンに自ら彼女に近づく思惑について語りながらも、エヴァに心を奪われのめり込むように…。また終盤では、ベルトランの「君を殺す」発言に、「面白い人ね」と返すエヴァの姿、そして、バスタブに沈められるシーンも!その後に映し出される、“罠”“嫉妬”などといったキーワードの意味も気になる。『エヴァ』は7月7日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年05月10日リュック・ベッソン監督が『フィフス・エレメント』(97)よりも以前から温めていたという渾身のSF映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』が30日、公開を迎えた。原作は、フランス発のコミック、バンド・デシネで連載されていた『ヴァレリアンとローレリーヌ』で、ベッソン監督は10歳の頃、そのヒロイン、ローレリーヌに恋をしたそう。舞台は西暦2740年、宇宙の平和を守る連邦捜査官ヴァレリアンとローレリーヌが、極秘のミッションを受け、砂漠の惑星キリアンにあるビッグ・マーケットに潜入する。まずは、ハリウッドのSF大作とは一線を画する、キッチュでアーティスティックな近未来の世界観に陶酔させられる。ヴァレリアン役のデイン・デハーンとローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュは、フォトジェニックかつエネルギッシュ。リュック・ベッソン監督は、いつもながら若き新進俳優陣を大きなステージへと引き上げ、彼らもその期待に応えた。すべての撮影は、ベッソンが2012年に共同設立した「シテ・ドゥ・シネマ」という映画複合施設で敢行された。本作は、まさにリュック・ベッソン監督が情熱の赴くまま、自分のチームのみで、4年の歳月をかけて完成させた夢の映像プロジェクトというわけだ。そんな溢れる思いを胸に来日したリュック・ベッソン監督にインタビューした。――ヴァレリアン役のデイン・デハーンは、『ディーン、君がいた瞬間』(15)でのジェームズ・ディーン役も記憶に新しいところです。今回、原作から役作りで肉付けされた点はありますか?原作の割合は50%くらいかな。キャラクターは、役者本来の個性と原作のものとが混じり合ってできると僕は考えている。今回のデハーンの場合、他の俳優がヴァレリアン役を演じることなんて想像できないくらい、マッチしていたと思う。でも、もしも他の役者が参加していたら、同じようにミックスして作り上げるよ。例えば『フィフス・エレメント』でブルース・ウィリスが演じていた役は、もともとメル・ギブソンにオファーしていたんだ。メルはとてもいいヤツで僕は大好きだけど、かなり長い間悩んだ挙げ句、彼も自分の作品を監督したいということで、最終的に断られてしまった。でも、今となっては、あの役をブルース・ウィリス以外の人がやるなんてイメージできないよね。――現場の雰囲気はいかがでしたか?ハリウッドの現場とは違い、ファミリーと呼べるような関係性だった。アメリカだとエージェントやパブリシスト、アシスタント、エグゼクティブプロデューサー、ドライバーなど、ものすごい数の人が現場にいる。でも、本作の現場では、デインとカーラと僕の3人だけで、彼らとはいつも一緒だったし、本当に家族のような雰囲気だった。――ローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュも実にチャーミングでした。ナタリー・ポートマンや、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ルイーズ・ブルゴワンなど、あなたの映画で脚光を浴び、女優としてスターダムを駆け上る女優さんが多い気がします。女優から新しい魅力を引き出す秘訣などはあるのですか?いやいや、僕は女優からだけではなく、男優からも引き出しているつもりだよ(笑)。――確かにそうですね。彼女たちが演じたヒロインは、とても勝ち気で男勝りな点が共通しています。ベッソン監督は、そういうパワフルなヒロインが好きなんですか?僕にとってはそれが普通の女性像なんだけど、それは母親からの影響が大きいと思う。母は父が出ていってしまった後、女手一つで僕を育ててくれた。仕事をしながらも、ちゃんと毎日僕にごはんを食べさせてくれたんだ。とっても細かったけど強い女性で、僕はずっと母を尊敬してきた。母の次にインパクトを与えた女性が、10歳の時に出会ったローレリーヌだ。だから僕には「女性は強い」というイメージが染み付いている。実際、僕が小さい頃は、すぐに泣いたりするような女性には出会ったことがなかった。僕が知っているすべての女性はゴージャスで強くて才能があるというイメージだ。――まさにローレリーヌは、タフでパワフルなヒロインですし、彼女のヴァレリアンへの力強い愛にも心を打たれました。ローレリーヌがヴァレリアンに、人を愛するとはどういうことかを教えるわけです。男は、女性に対してちょっと構えてしまうというか、上から目線になってしまうところがあるよね。でも、女性の存在なくしては、男はただの動物にすぎないと僕は思っている。――公私共にパートナーであるプロデューサーのヴィルジニー・ベッソン=シラさんとも素敵な関係性を築いてらっしゃいますね。長年温めていた映画を今回、完成させた時に、どういう言葉をかけてもらったのですか?確か「いい仕事をしたわね」と言ってもられた気がする。実は、もともと妻はSFというジャンルは好きじゃないんだ。でも、今回の脚本をとても気に入ってくれた。ストーリーテリングもキャラクターも、「共生する」というテーマについてもね。すごく人間味に溢れた物語で、SFはそこに付随した要素に過ぎない。だからSFが好きじゃない方でも、本作なら楽しんでもらえるんじゃないかな。――ジャズ界のレジェンド、ハービー・ハンコックが国防長官役で出演されています。長年のファンだった彼を演出してみて、いかがでしたか?僕は14歳からハービー・ハンコックの大ファンだった。彼の顔と声が国防長官という役にぴったりだと思ったから今回オファーしたんだ。直接ハービー・ハンコックと会って「国防長官役をやってくれませんか?」と尋ねたら「僕、役者じゃないんですけど」と言われてしまった。僕は「役者になってほしいというわけじゃなくて、国防長官になってほしい」とお願いしたんだ。本人は承諾してくれたけど、現場ではとても緊張していた。僕は居心地のいい空間を作り「演じなくていいです。今日、国防長官をやるようにと頼まれたらどうなりますか?」という感じで演出していったけど、結果として、彼にやってもらって良かったと思う。――まさに、キャスティングの妙ですね。『トランスポーター』シリーズのルイ・レテリエ監督、『マリー・アントワネットに別れをつげて』(12)のブノワ・ジャコー監督、『96時間/リベンジ』(12)のオリヴィエ・メガトン監督など、監督たちのカメオ出演も非常に面白い試みです。彼らは握手するだけの役だ。ブノワは顔がいいね。「小さい役なんだけど、やってくれない?」とお願いしたら「いいよ」と返事をもらえたよ。メガトンも顔がいい(笑)。2人の監督をゲットしてから、監督5人を揃えたら面白いかなと思い、監督の友人たちの顔をチェックして、順番に当たっていったよ。――実際に、監督5人を撮影してみていかがでしたか?彼らはカメオ出演で、たった30分くらいの撮影だったけど、友達同士だから楽しんで撮れたよ。それぞれが宇宙船の中でエイリアンと握手するという役どころで、まずは衣装に驚いていた。中でも、インテリ系監督であるブノワのシーンは、なかなか面白い画になった。フランスのインテリ系のジャーナリストは「ブノワ・ジャコーがこんな映画に出演するなんて」と怒っていたりしたけど、ブノワ自体は楽しんでいたよ。――さまざまな映画を手がけていますが、今後の抱負についても聞かせてください。僕は、バリアを作らないことを心がけている。例えば、白黒のフランス映画を撮りたくなったら撮るし、グリーンランドを舞台にした映画を作りたいと思ったら現地に行くよ。いつだって、自分が作りたいものを作っていきたいんだ。今は世界全体が、我々を「こうしなければいけない」と、背中を押しすぎている気がする。それは「こういう形で、こういう作品を作れば、こういう人たちに響くし、キャリアにとってもプラスになる」というものだ。でも、普通に生活をしていても、明日何が起こるかは全くわからないでしょ。だから、そういうことを考えること自体に何の意味もない。僕はアーティストとして、ただただ自分のインスピレーションを追いかけるようにしている。■プロフィールリュック・ベッソン1959年3月18日フランス生まれ。映画監督、脚本家、映画プロデューサー。『グラン・ブルー』(88)の3作で注目され、『ニキータ』(90)、『レオン』(94)で世界的なヒットメーカーとなり、SF超大作『フィフス・エレメント』(97)を放つ。映画スタジオ「ヨーロッパ・コープ」を立ち上げて以降は、『TAXi』や『トランスポーター』をシリーズ化。その他、主な監督作に『アーサーとミニモイの不思議な国』(06)、『アデル/ファラオと復活の秘薬』(10)、『LUCY/ルーシー』(14)などがある。■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴(C)2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
2018年03月30日カカオ豆のセレクトからショコラ製造まで、自家製で全てを手掛けるベルギーのショコラティエ「ブノワ・ニアン」から、同産地のミニタブレット&ボンボンショコラを食べ比べできる、欲張り「カカオセレクション」(10粒入り、3,564円)が新登場。2017年のバレンタインに、カカオの味わいで世界を旅したかのような気分に浸れる、トレンディなカカオの産地別食べ比べアソートを楽しみたい人へはおすすめのブランドだ。「ブノワ・ニアン」は、ベルギーのワロン地方に生まれ、幼少期からチョコレート作りに興味を持っていたというブノワ・ニアン氏が立ち上げたショコラティエブランド。ベルギーに6店舗、オランダに1店舗の計7店舗のブティックを構える。ブノワ氏が独立当初からこだわっていたのは、カカオ豆からのチョコレート作り。カカオ農園を訪れ、生産者と信頼関係を深めながらチョコレート作りを行う。「ブノワ・ニアン」のアイテムは、日本ではバレンタインシーズンのみ限定販売が行われ、1月下旬より有名百貨店にて取り扱いがスタートする。目印は、パッケージの中央に配された華やかなシルバーの花のデザイン。実はカカオの断面図のようなデザインが隠されていて、ブノワ氏のカカオへの想いをパッケージで大胆に表現したものとなっている。「カカオセレクション」は、同産地のミニタブレットとボンボンショコラをひと箱で同時に楽しめるアイテムで、カカオ豆からタブレット、ボンボンショコラまで全てブノワ氏自身が手掛けている。同産地のカカオでも、厚さ5ミリのミニタブレットと、ガナッシュで味わえるボンボンショコラでは、まったく異なる風味に仕上がる。ショコラマニアにとっても興味深いアイテムだ。バレンタイン期間中に発売される商品には、ほかにも「ブノワ・ニアン」の代表的な3つのショコラを詰め合わせた「オートクチュールショコラ3個入り」(1,350円)や産地厳選5粒の詰め合わせ「グランクリュ」(5個入り、1,998円)、ベルギーで人気のブリトルシリーズ「デリショコラセレクション」(2箱入り、3,456円)など多彩なバリエーションが揃う。Bean to Bar コレクションのタブレット(1,944円~)も豊富にラインナップ。産地だけでなく農園まで厳選されたこだわりのアイテムは、生産者へのリスペクトから、ほかの産地のカカオと混ぜることはしないなど、ブノワ氏のカカオへの情熱が惜しみなく注がれている。さまざまなチョコレートが楽しめるバレンタインシーズン。奥深いカカオの世界へと踏み込めるチョコレートを選んで試してみてはいかが?(text:cinemacafe.net)
2017年01月27日ベルギー発ショコラティエ「ブノワ・ニアン(Benoit Nihant)」の2017年バレンタインチョコレートが、2017年1月下旬よりサロン・デュ・ショコラなどの催事や百貨店にて販売される。「ブノワ・ニアン」は、ベルギーのカカオ職人ブノワ・ニアンが、カカオ豆のセレクトからショコラ製造まで、すべて自家製で手掛けるチョコレートブランド。日本での展開はバレンタイン期間だけだ。カカオセレクションおすすめは、2017年初登場となるアソートボックス「カカオセレクション」。ベネズエラやエクアドルなど5か所のカカオ農園から採れた豆が、それぞれ、味わいそのままのミニタブレットと、ガナッシュに仕立てたボンボンショコラの形でアソートされている。同産地の豆を異なった形で味わえるのは、カカオを他のカカオとブレンドをせず、ビーン トゥ ショコラを実践するブノワ・ニアンならでは。オートクチュールコレクションボンボンショコラの製造まで自家製で行うブノワ・ニアンが、オートクチュールと呼ぶショコラの詰め合わせとして「オートクチュールコレクション」が展開される。キャラメル、ガナッシュ、プラリネといった、ブランドの代表的なボンボンショコラが詰め合わされた、3粒セットと6粒セットの2種類での販売。Bean to Barコレクション他のカカオ豆と混ぜないシングルオリジンカカオへのこだわりがつまったチョコレートタブレットは豊富なラインナップ。ジンジャーブレッドのようにスパイシーなフレーバーや、アプリコットのように華やかなフレーバーなど、それぞれのチョコレートの個性を感じて食べ比べてみるのもよさそうだ。【詳細】ブノワ・ニアン 2017年バレンタイン販売期間:2017年1月下旬~バレンタイン期間のみ取扱場所:サロン・デュ・ショコラ、新宿伊勢丹、銀座三越、日本橋三越、東京大丸、新宿髙島屋、ヒカリエ、日本橋髙島屋、小田急新宿、玉川高島屋、小田急町田、横浜そごう、横浜髙島屋、大阪高島屋、梅田阪急、京都伊勢丹、神戸大丸、新潟伊勢丹、静岡伊勢丹、名古屋松坂屋、名古屋栄三越
2017年01月15日「パルムドールを受賞して、確かに人生が大きく変わったわ。でも、女優として10年歩んだ積み重ねがあるからこそ、より幅広いチャンスに恵まれるようになったんだと思うの。今回、『美女と野獣』のベルを演じたおかげで、街で子どもに声をかけられることも増えたのよ」。『アデル、ブルーは熱い色』で女優として史上初めて、カンヌ国際映画祭で最高賞の「パルムドール」を受賞。数々の話題作に出演する一方で、「PRADA(プラダ)」の新作フレグランス「PRADA CANDY FLORAL (プラダ キャンディ フロラーレ オーデトワレ)」の広告モデルを務め、ファッションアイコンとしても注目を浴びるのがフランス生まれの女優、レア・セドゥだ。来年クランクインが予定される『007』シリーズの最新作『Bond 24』(原題)で、ボンドガールにも決定した彼女が、フランスで語り継がれる永遠のファンタジーを実写映画化した『美女と女優』でヒロインのベルを演じている。公開を前に約2年ぶりの来日を果たし、インタビューに応じた。ディズニー長編アニメでも知られる『美女と野獣』だが、もとは18世紀にフランスで生まれたおとぎ話が原作。母国では1946年に芸術家のジャン・コクトーが映画化しており、「私にとっても、コクトー版はインスピレーションの源になったわ。違いがあるとすれば、今回私が演じたベルは愛を発見することで、少女から大人への成長を遂げる点。自分自身で運命を切り開こうとする姿もとてもモダン的だと思うわ」と語る。さらに「私はベルが強い意志をもった女性であってほしいと願った。運命に流されるのではなく、野獣と対等な存在にしたかったの」とも。そんな思いは、役柄を飛び越えて、彼女自身の仕事に対するスタンスにも色濃く反映されている。「作品選びのキーになるのは、監督ね。題材や役柄、共演者も大切だけど、やはりどんな監督と仕事できるかが最も重要な要素だわ」。野獣を演じるのは、フランスを代表する国際派スターのヴァンサン・カッセル。レアにとっては世界を舞台に活躍する“先輩”でもある。「彼とはキャリアについて話をしたわ。ちょうどこの作品を撮っている頃は、多忙を極めていたの。そんな私にヴァンサンは『そろそろバカンスを取ったら?』って言ってくれた。ただ、いまは彼の方が働き過ぎかもしれないけれど(笑)。現場での彼は本当に冗談好きで、何度も笑わされた。バカンス?去年のクリスマス休暇にモロッコに行ってきたわ」と共演をふり返る。「野獣はもちろん、家族のなかで孤立しているベルもまた、アウトサイダーなの。そんな2人が結びつくのが今回の『美女と野獣』のユニークな魅力ね。私もどこか夢見がちで、想像上のお友だちと遊んでいるような子どもだった。周りからはちょっと浮いていたかもね。ベルを演じるということはとても光栄だし、すぐさま私のための映画だと確信したわ。魅惑的なヒロインが、愛を見つけるために冒険に繰り出すなんて、とっても素敵だもの」。■レア・セドゥ1985年7月1日、フランス・パリ生まれ。セザール賞にノミネートされた『美しいひと』(’08)で注目を浴びた後、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』、リドリー・スコット監督の『ロビン・フッド』、トム・クルーズと共演した『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』といったハリウッド大作で存在感を発揮。ブノワ・ジャコー監督の『マリー・アントワネットに別れをつげて』で再びセザール賞候補となり、ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』、本年度のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『イヴ・サンローラン』、レイチェル・ワイズと共演する“THE LOBSTER”など話題作への出演が相次いでいる。『美女と野獣』は11月1日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2014年10月27日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「納豆ジャコの和風オムライス」を含めた全4品。納豆ジャコの和風オムライスはカルシウムたっぷり! 豆腐と大葉の合わせみそ汁は天かすを入れてコクをUP! 納豆ジャコの和風オムライス 納豆、チリメンジャコが入ったオムライスはカルシウムたっぷり。みじん切りにしたショウガ、たくあんがポイント。 ナスと揚げのみそ炒め ベーコン、油揚げの旨味がナスの味を引き立てます。 鶏むね肉とらっきょうのマヨ和えサラダ 淡白な鶏むね肉にらっきょうがアクセント。サッパリと食べられる一品です。 豆腐と大葉の合わせみそ汁 多めに入れた大葉がふんわりと香るみそ汁。 ⇒今日の献立一覧はこちら
2014年06月08日フランスで注目の若手女優レア・セドゥが、シャルロット・ゲンズブール、カトリーヌ・ドヌーヴと共にブノワ・ジャコー監督の新作『Three Hearts』(原題)に出演することが決定した。フランスの映画情報サイト「Allocine.fr」によれば、レアとジャコー監督は『マリー・アントワネットに別れを告げて』(’11)に続く再タッグ。今回は舞台を現代に移してのストーリーとのことだが、詳細はまだ明らかになっていない。名女優カトリーヌ・ドヌーヴは、レアとシャルロットが演じる姉妹の母親役とのこと。また『ココ・アヴァン・シャネル』(’09)のベルギー人俳優ブノワ・ポールヴールドが出演することから、姉妹と彼をめぐる三角関係が描かれるのではないかと同サイトはコメントしている。『イングロリアス・バスターズ』(’09)『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(’11)、『ミッドナイト・イン・パリ』(’11)と着々とハリウッド映画でのキャリアを積んでいるレアは、ハリウッドとフランスを行き来する多忙な日々を送りそうだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:マリー・アントワネットに別れをつげて 2012年12月15日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開(C) 2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE
2013年04月04日フランス映画界の重鎮監督ブノワ・ジャコーの最新作『マリー・アントワネットに別れをつげて』で、王妃の朗読係シドニーを演じたフランス出身女優レア・セドゥーが来日。本作が、「『タイタニック』(97)に似ている」と評したジャコー監督の意見に彼女も同調した。その他の画像フランス革命勃発後のヴェルサイユ宮殿を舞台に、マリー・アントワネットの朗読係の少女が、心酔する王妃にギロチンの“身代わり”という非情な命を受けるストーリーの本作。朗読係の少女という新しい視点でヴェルサイユの裏側に迫る野心作で、愛憎や嫉妬、死の恐怖が渦巻くドラマの中、アントワネットの描写も従来の“悪女”という一方向ではない。「わたしも、この映画に出て彼女の見方が変わったわ」とレアも同意する。「学校で習ったこと以外は知らなかったけれど、ブノワ・ジャコーは必ずしも悪女として描いていないの。もろくてハートが弱い面も強調しているのよ。マリーの違う面が出ていると思うわ」。一方でジャコー監督は、「この物語は『タイタニック』(97)に似ている」と評した。「ええ(笑)。王政が崩壊して、体制が激変するの。当たり前だったことが一瞬でそうじゃなくなる、そういう意味での表現だと思うわ」。すなわちヴェルサイユ宮殿が沈没したタイタニック号のようなもので、絶対的だった対象が一気に崩れ去る時、拠り所を失った人々はパニック状態になるということだ。「よく理解できるわ。この作品はヴェルサイユ宮殿で暮らす人々の最期を描く悲劇で、自分に当てはめて考えれば大変な出来事。『タイタニック』(97)みたいなパニック状態になるシーンもあって。人間ドラマとしては共通していると思うわ」。レア自身、愛憎や嫉妬渦巻く女たちのドラマに魅力を感じたという。記憶に新しい『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)のマシーンのような暗殺者役とは違い、死の緊張感に満ちた人間ドラマが交錯する中、内に秘めた感情を吐露するシドニー役は楽しかったという。「でも、どっちの役も好きよ。ただ、朗読係の方がイメージはしやすかったわ。アクション映画も大好きだから、また暗殺者役を演じてみたいけれど(笑)」。『マリー・アントワネットに別れをつげて』公開中取材・文・写真:鴇田 崇
2012年12月17日『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の冷酷な女暗殺者、ウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』で主人公が立ち寄るパリの雑貨屋の店員と言えばピンとくる人も多いのではないだろうか?いずれの作品でも決して出番が多い役とは言えないが、何とも言えない強烈な印象を観る者の心に刻み込む。レア・セドゥ、27歳。今後、より大きな役柄で世界中の注目を集めることになるであろうフランスの新星である。まもなく公開を迎える主演作『マリー・アントワネットに別れをつげて』では、王妃マリー・アントワネットの朗読係・シドニーを演じている。プロモーションのために来日したのは10月下旬。自身3度目の日本となったが「迷子になって東京の街をさまよいたいんです」と何とも不思議で魅惑的な笑みを浮かべる。ブノワ・ジャコー監督から映画出演のオファーを受けた際、彼女の元には全く異なる物語の2つの脚本が届けられたという。「一つはこの『マリー・アントワネットに別れをつげて』。もうひとつはもっと生々しい物語で、男性に所有される女性を描いた内容でした。『どちらがやりたいか?』と聞かれたので、こっちを選びました。魅力に感じたのはまず、フランス人にとって最も重要な歴史的な出来事であるフランス革命を描いた歴史物だったということ。ヴェルサイユ宮殿で撮影できるということが決まっていたのも大きな魅力でした」。映画では、宮廷使用人である彼女の視点で革命に揺れるフランス王室が描き出される。激動の歴史はもちろんのこと、圧倒的なカリスマを誇る王妃マリー・アントワネットに対するシドニーの心の揺れ、微妙な心情がドラマの大きな見どころである。「マリー・アントワネットは“主役”だけどシドニーは物語の“センター”に位置する役。王妃の感情の流れを、観客はシドニーを通して見るという物語の動線が興味深く新鮮でした。シドニーはスターやアイドルを見つめるような憧れと熱狂、羨望を持って王妃を見てるんです。その思いは物語と共に変化していくというよりも、大きくなっていくと言った方がいいかもしれない。革命という濃縮された3日間があって、その時期に重ね合せるかのようにシドニーは感情を昂ぶらせていき、最後は王妃のために命をも捧げるような決断に至るんです」。原作小説のシドニーはもっと年上だったが、レアのキャスティングが決定すると監督は設定を変更。年齢以外にも彼女に合わせてシドニーのキャラクターを変更していったという。「ブノワ・ジャコー監督は“若さ”というものに惹きつけられていて、これまでのどの作品でもそれを主題に置いて追いかけ続けてきた監督です。きっとこれからもそうね(笑)。シドニーを若くしたことで若者がアイドルに対して持つような憧れであったり、若さゆえのシドニーの無垢でナイーヴな部分をより鮮明に描けたと思うわ」。だが物語の中心人物でありながら、シドニーは決してセリフが多いとは言えない。セリフや行動よりもちょっとした仕種や表情で微妙な感情の揺れを表現することを求められた。「私自身、言葉に出して『私はこういう人間なの』と主張するのではなく、言葉に出さずに『空気を演じる』ことが好きなんです。そうやって演じることで空気の層ができて複雑性が生まれる。観る人が『こうかな?それともこうだろうか?』と様々な側面を見出すことができるようになると思うんです。確かにシドニーはあまり言葉を発しないけど、彼女は常に自分自身と会話を重ねていく人。それを表現できたかなと思います」。まさに“空気”、“オーラ”こそが彼女を言い表す上で鍵となる要素である。冒頭で挙げた『ミッション:インポッシブル』、『ミッドナイト・イン・パリ』の2作品についても、あの2つのキャラクターを演じたのが同じ人物?と思うほど役柄ごとに全く異なる空気をまとっている。本作のシドニー然り。そして目の前でインタビューを受ける彼女はそのいずれともまた全く異なるのだ。そんなこちらの言葉に「それは私が女優としてそうありたいと考える姿ですね」と照れくさそうに微笑む。さらに、かつてウディ・アレンが監督・主演を務めた『カメレオンマン』(’83)の主人公の姿が彼女が考える理想の女優の在り方だとも明かしてくれた。「ウディ・アレンが演じた主人公は、心理学者と話をすると自分も心理学者になるし、黒人と話せば肌の色まで変えて黒人のようになってしまうという男性。私もまさにそんな“カメレオン”のような女優になって、演出家の意図によって変化していきたいんです。そのために確固たるヒューマニティが必要だと思ってます」。ちなみに、彼女の祖父はフランスでも名の知れた大手映画会社の会長である。女優としての高く明確な理想からも、彼女にとって女優という仕事は幼い頃からの夢であり“必然”だったのかと思いきや、彼女が女優を志すことになったのには意外なエピソードが…。とある恋が彼女を女優の道に誘うことになったのだとか。「学校を卒業したときに、今後何をしようか迷ってたんです。私は学校の勉強は、好きでも得意でもなかったので(苦笑)。そんなときにある俳優と出会い、彼に恋をしたの。彼は私の家の比較的近いところに住んでいたし、彼が出演する舞台を見に行って顔を合わせることも多かったのに、いつも彼は『キミとは何度も会ってるよね?でも名前は何だっけ?』と言われて毎回、私は彼に自分の名前を言わなきゃいけなかったんです。だからいつか有名になって私の名前を尋ねなくてもいいようになってやろうと思って女優になったの。その俳優?フランスでは少しは名前は知られてるわ。でも、名前は言えないわ(笑)!」。この男優のつれない態度のおかげでレア・セドゥという稀有な輝きを持つ才能が映画界に足を踏み入れたのだから、映画界にとってはその俳優に感謝したいところだ。「迷子になりたい」と語る彼女がこの先どこへたどり着くのか――?今後も目が離せない。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:マリー・アントワネットに別れをつげて 2012年12月15日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開© 2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.ミッドナイト・イン・パリ 2012年5月26日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開Photo by Roger Arpajou -(C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.
2012年12月12日マリー・アントワネットの映画、と聞くと「また?」と思う人がいることでしょう。これまであらゆる形で描かれてきた、あまりにも劇的な彼女の人生。オーストリアのマリア・テレジアを母に持ち、後にルイ16世となるフランス王太子と14歳で結婚。18歳で王妃に。フランス革命の原因は、彼女の浪費にあるとも言われ、革命により断頭台に立ったマリー・アントワネット。その数奇な運命は、幾度も映画化されました。ところが、まだこんな視点から描くことが可能だったとは!と驚かされるのが、本作『マリー・アントワネットに別れを告げて』です。原作となっているのは、マリー・アントワネットに朗読係の女性がいたという史実にヒントを得て執筆された物語。フランスで最も権威ある文学賞であるフェミナ賞に輝いたベストセラー小説の映画化なのです。さらに、これまでの作品では、煌びやかなベルサイユでの日々が中心となっていることが多かったのですが、今回はバスティーユ陥落からの3日間を描いていて、宮殿内の混乱した様子、そしてカオスの中で明らかになる王妃の知られざる素顔を大胆に、ミステリアスにストーリー化しているのがユニークなところです。特に、本作を特別なものにしているのは、私たちがこれまで思いもよらなかった王妃の本音。王妃の寵愛を受け、瞬く間に重要人物へと上り詰めた“田舎娘”ポリニャック夫人への恋心が切なくも美しく描かれているのです。これを目撃していたのが、王妃にただならぬ憧れを抱いていた朗読係のシドニーだったというわけ。お気に入りのシドニーに、王妃はひとりの少女のように頬を赤らめながら「彼女は私に気に入られようとは思わないの。そんな自由なところが好き」とポリニャック夫人への恋心を語るのです。恋心に似た、もしかすると、ほぼそれと同様の好意を王妃に抱いていたシドニーは、王妃の気持ちに寄り添うのですが、それが後々、シドニーにとって絶望的なエンディングを招くことになろうとは。暴徒が迫りくる状況で、王妃はシドニーにとある提案をするのですが、それは王妃に好意を寄せる彼女にはあまりに残酷すぎるもので…。語られ尽くした感のあるマリー・アントワネットの物語に、斬新な解釈で挑んだ本作が、ベルリンを始めとする各国の映画祭で人々を虜にしたというのも納得です。フランス映画界の重鎮であるブノワ・ジャコー監督による熟練のストーリーテリングも魅力ですが、私が興味を持ったのはドレスの扱い。通常、マリー・アントワネットの映画では、絢爛豪華な衣装は必須。もちろん、本作にも数多く登場するのですが、実は今回はそこにあまり目が行きませんでした。混乱を極め、緊張の高まったベルサイユが舞台と言うこともありますが、実は最も煌めいているのが、王妃がポリニャック夫人に寄せる寵愛と、朗読係が憧れと共に王妃に向ける愛情だからかもしれません。煌めく恋心を前にすれば、どんな豪華な衣装にも勝ち目はなし。そんな表現を映像化したジャコー監督のストーリーテラーとしての力量、さすがです。私が唯一はっきり覚えているドレスと言えば、ポリニャック夫人が着ていた鮮やかな緑のドレス。金糸で花の刺繍があしらわれた、光沢のある美しい素材で仕立てられた目も覚めるようなドレスです。ベルサイユ内の空気が沈み始め、多くの人がモノトーンの衣類を身に着け始めたときに、ポリニャック夫人だけは「緑は希望の色だから」とマリー・アントワネットのためにこのドレスを身に着けて、王妃の前に現れるのです。実はこのドレスが、物語の終盤に朗読係の運命を左右することになるキーアイテム。王妃の恋心の強さ、それ以外のものは眼中にないという王妃の本音の象徴とも言えます。登場人物の気持ちを、単なるモノに投影させ、それを単なるモノから恋の象徴へと昇華させる手腕は実にお見事。意外性のあるドレスの扱いを見ていると、注目されるべきは物語そのもの、登場人物たちが抱く感情であるべきで、真のクリエーターには様々な技を通してそれができるのだと、つくづく感じさせられました。とはいえ、本作には主役級の存在感を持ったモノがもうひとつ登場しています。それは、歴史の舞台となったベルサイユ宮殿。今回は、何と実際の宮殿で、しかも通常では入場禁止となっている多くの場所でも撮影が許可されたのだとか。暗く沈むムードの中、逃げまどい、絶望する人々を静かに見つめ続け、最後まで残酷なほどに豪華さを失わなかった宮殿は、真の歴史の証人であり、ある意味ではもう一人の主役。そんな宮殿が、自らの懐で撮影されたマリー・アントワネットの物語を、フランス革命当時の223年前と変わらぬ様子でやはり静かに見守っていたのだと思うと、不思議な気持ちが。実際に史実を目撃していたベルサイユ宮殿で描かれる運命の3日間。この切なくも美しい歴史エンタテインメントをあなたはどう観るでしょうか。(text:June Makiguchi)■関連作品:マリー・アントワネットに別れをつげて 2012年12月15日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開© 2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE
2012年11月28日開催中の第25回東京国際映画祭に特別招待作品として出品されている『マリー・アントワネットに別れをつげて』の主演のレア・セドゥとブノワ・ジャコー監督が10月22日(月)の公式上映前に舞台挨拶に臨んだ。フランス革命の最中、かの王妃マリー・アントワネットの朗読係を務め、彼女からある人物の身代わりになるように命じられるひとりの女性の運命を描き出す。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、『ミッドナイト・イン・パリ』などで印象的な役柄を演じてきたレアは、別作品の撮影のために髪をバッサリと切ってキュートなショートカットで登場。満員の観客を前に「東京は大好きな街。こうして自分が出ている作品を携えてみなさんにお目にかかれて嬉しいです」と笑顔で語った。来日後も取材続きのハードスケジュールとなりそうだが「行きたいところがあったんだけど、名前を忘れてしまいました(笑)。迷子になったかのように東京の街をブラブラしてみたいです」と語った。本作はヴェルサイユ宮殿での撮影も敢行しているが、監督は「映画を観たらみなさん、『撮影はさぞ難しかっただろう』と思うでしょうがとっても簡単でした。簡単すぎて難しくなったくらいです」と独特の言い回しで語る。レアは「私たちだけで宮殿を“占領”し、普段は入れないところまであちこち行けたのは楽しかったです」と撮影をふり返った。これまで、現代劇への出演が多かったレアだが、歴史作品への出演について「こういうコスチューム劇に出演してみたかったので気に入ってます。(革命による)王政の崩壊はフランス人にとってターニングポイントとなる出来事。それを演じられて面白かったです」と語る。監督は「率直に言うならば、レアに魅了されてこの作品へのオファーを出しました(笑)。彼女をご覧になればお分かりでしょ?」と語り、客席から温かい拍手が沸き起こった。『マリー・アントワネットに別れを告げて』は12月15日(土)より公開。第25回東京国際映画祭は10月28日(日)までTOHOシネマズ六本木ほかにて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:ミッドナイト・イン・パリ 2012年5月26日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開Photo by Roger Arpajou -(C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.マリー・アントワネットに別れをつげて 2012年12月15日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開© 2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
2012年10月22日