新井浩文、“水抜き”&ササミで肉体改造!『百円の恋』で“超ダメンズ”ボクサーに
新井さんはプロボクサーにみせるための肉体改造に3か月の月日を費やし、2日間水すら摂らない“水抜き”生活や食事を鶏のササミに変更するなど、本物のボクサー並みの本格的なメニューを経て撮影に挑戦。試合シーンの相手役を務めた、プロボクサーで元日本チャンピオンの和宇慶勇二も「本番のときに新井さんから『本気でいっていいですか?』って聞かれて。とは言いつつも怪我させちゃいけないって意識していたんですけど、試合が始まってみると、(パンチを)もらったら倒れるなって思いました(笑)」と太鼓判を押すほど、身体共にボクサーへと変化を遂げていた様子だ。
また、劇中には新井さんが餃子とビールを貪り食べるシーンもあるが、実際にその場面は新井さんの減量明けでもあったそう。「あれは本当にガチで食べてるんですよ。それまでササミ生活だったのが、本当にあの撮影が普通の食事の解禁だったんです。本当に美味しかった」と撮影時をふり返る新井さん。そのシーンは、「本当にガッツいてる様子が撮りたかった」という武正晴監督も大満足の仕上がりとなったようだ。
女と男の挫折と再生という普遍的なテーマに挑みながらも、人間の弱さと強さをまっすぐに描いた本作。