ダニエル・ラドクリフにツノが生える!? ホラー界の貴公子原作『ホーンズ』公開
今度は、頭に不思議な力を宿す角が生えてくる男という、斬新すぎるキャラクターに挑み、世界中を騒然とさせている。
原作は、日本でも高い人気を誇る、ホラー界の貴公子と呼ばれるジョー・ヒルの長編小説「ホーンズ 角」(小学館文庫)。1997年、スティーヴン・キングの息子という素性を隠し、“ジョー・ヒル”というペンネームで執筆活動を開始した彼は、数々の短編作品で評価を得て、2007年2月には第1長編『ハートシェイプト・ボックス』を発表。4月1日には「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー・リストに名を連ねるほどにもなった、親譲りの才能の持ち主だ。同年には、「バラエティ」紙による暴露記事の後、自身の素性を認めている。
ダニエルは、そんな本作について「はじめに脚本を読んで、出演をすぐに決めたよ。角を頭につけることについては、初めはうまくいくか心配だったけど、実際につけてみたら、とてもかっこよくて気に入ったんだ」とご機嫌。
「この作品は、いままで想像もしていなかったようなシーンがたくさん存在したし、僕の演じた役も、角の不思議な力によって人々の本音が聞こえてしまうというファンタジックなキャラクターは、俳優としても挑戦しがいのある役柄だったね」