松坂桃李、盲目のピアニスト・辻井伸行の“生演奏”に感動!
本作で映画デビューを飾ることとなる、天才フルート奏者を演じたmiwaさんは「佐渡さんは、実は大学でフルート科を卒業されていたのですが、フルートをやっていたんだよね?と言われて。実際やったことはなかったので、最高の褒め言葉だなと思いました」と撮影当時のエピソードを語った。
また、撮影にあたり佐渡さんによる指導を受け、謎の指揮者“天道”を演じきった西田さんが、劇中演奏曲であるベートーヴェン「運命」の指揮を会場で生披露することに!
松坂さんが劇中のセリフを用いて「あなたの棒です」と隠し持っていた指揮棒を手渡し、張り詰めた空気が漂う中、弦楽四重奏(ヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロ)を前にした西田さんが両手を振り上げ見事な“マエストロ”姿を披露し、会場からは歓喜の拍手が巻き起こった。
松坂さんは「思わず自分が(ヴァイオリンを)弾きそうになりました」と興奮気味に語り、miwaさんは「背筋がピンとなりますね。(撮影時の)あの緊張感を思い出しました。フルートを構えたくなりましたね」と、久しぶりに目にした西田さんのマエストロっぷりに感激の様子だった。またこの日はスペシャルゲストとして、エンディングテーマ「マエストロ!」