ゆうばり映画祭各賞発表! 大森一樹審査委員長が松居大悟監督作に言及「衝撃受けた」
審査委員長の大森一樹監督は、この松居監督の『私たちのハァハァ』について特に言及し「デジタル時代の青春映画はこうなるのかとガツンと衝撃を受けた」と語った。
昨年より新設された「インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション」部門は、石井克人監督、韓国のアン・ジェフン監督、女優の菜葉菜が審査員を務めたが、タイ映画『今月のあの日』(ジラッサヤー・ウォンスティン監督)が受賞。急遽、審査員の進言で設けられた「審査員特別賞」が吉池巨成監督による『拝啓アトム』に贈られたほか、優秀美術賞には『ハードル』(パク・ソンジン監督)、『Green Glows』(白田明日香監督)、『恵まれたマシーン V』(ジョシー・マリス監督)の3作が輝いた。
今年は1990年の第1回から数えて25年目にあたり、25回目の開催(※途中、夕張市の財政破綻を受けて休止年が1年あり)となり、7会場で計84作品が上映された。オープニングの19日(木)から22日(日)までの4日間で一度も雪や雨が降ることもなく天候にも恵まれ、22日夕方の時点で12,439人を動員。2008年の映画祭再開(第18回)以降、最高となった前年と比べても同じくらい、もしくはそれを超える動員になりそうとのこと。