主演・西島秀俊、共演に斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和などの豪華俳優陣が集結した、大森立嗣監督オリジナル作品『グッバイ・クルエル・ワールド』が今秋公開となる。その完成を受け4月26日、都内で行われたマスコミ向け舞台挨拶に大森監督が登壇、メインキャストがビデオレターでメッセージを寄せた。本作は監督・大森立嗣、脚本・高田亮がオリジナルで描く豪華俳優陣によるエキサイティングでポップな銃撃戦クライム・エンタテインメント。西島、斎藤、玉城、宮川、三浦が演じるのは、全員互いに素性を明かさない強盗組織の一員だ。彼らは、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功。それぞれの生活に戻るメンバーだったが、ヤクザ組織に追われる日々が待っていた。さらに宮沢氷魚演じるラブホテル従業員、大森南朋演じる刑事たちを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。舞台挨拶では、元ヤクザで今は家族との平穏な暮らしを望む安西幹也を演じる西島が「大森監督作品での俳優部の皆さんが生き生きとしている様子を見て興味があった」と以前からオファーを待ち望んでいた様子。本作については「若手からベテランまで、それぞれの世代の俳優による群像劇だったので楽しみでした」と充実した表情だった。政治家や上流層へ反旗を翻し、裏仕事を仕切る浜田を演じる三浦も「ヤクザものでも任侠ものでもないが、それらを上回るくらいのバイオレンス。今まで見たことのないような映画になりました」とアピール。ラブホテルの従業員で事件に大きく巻き込まれていく矢野を演じる宮沢は「これまで演じたことのないようなタイプのキャラクターでしたが、作品の内容的にも自分が出たいと思える挑戦的な作品でした」と話す。ヤミ金業者からの借金の取り立てに追い詰められている美流を演じる玉城も「今の時代に合っているストーリー。セリフに自分の心が持っていかれそうになったのは初めて」と役柄に共鳴。彼氏として美流を全力で擁護する武藤役の宮川大輔は「共演者の方々の名前を見たときに光栄すぎて『すげー!』となりました」と抜擢を喜んでいた。『日日是好日』や『MOTHER マザー』、『星の子』などの深い人間ドラマを手掛けてきた大森監督は「これまでとは違う群像劇をやってみようかという流れで企画が進んだ。アクションだったり、アメ車だったり、ピストルだったり、自分がカッコいいと思ってきたものが詰まったバイオレンス作品が撮りたいと思った」と自身初のクライムサスペンスに着手した経緯を語る。脚本は「昔からの知り合いで戦友」という『さよなら渓谷』以来約9年ぶりに手を組む高田亮に託したのだった。初タッグとなる西島について大森監督は「西島さんはバイオレンス映画に出たいと仰っていたし、自分で作品やキャラクターに線引きをしている感じがない。撮影では自分を超えていこうという気配すら感じた」と絶賛。その西島を筆頭に斎藤、宮沢、玉城、宮川、大森、三浦ら世代の違うバラエティに富んだ豪華キャスティングの狙いを「それぞれの年代でカッコいい人が見たいと思った。それぞれのキャラクターには居場所がなく、そんな人たちがいがみ合っている。ある種、現代の縮図を抜き出したような映画にしたかった」と明かした。オリジナルストーリーであり、元ヤクザ、ハングレ、ダーティーな警官など登場人物のキャラや背景も多岐に渡っている。この壮大なストーリーに大森監督は「調子に乗って色々な俳優に出てもらって……疲れた(笑)」と漏らした場面では思わず会場に笑いも。インパクトあるタイトルについては「残酷な世界にサヨナラという、内容とは逆説的な意味もある。言葉の響きも好き。色々と案を出したりして、オリジナル作品ですからタイトルをつけるのも醍醐味」と喜色満面。最後は「難しく考えず、俳優たちの姿や音楽、物語を含めて素直に楽しんでほしい」とコメントして舞台挨拶を締めた。『グッバイ・クルエル・ワールド』今秋公開
2022年04月26日数々の女優やモデルから指名が絶えない人気フォトグラファー 長山一樹さんと、「YANUK」の初となるコラボレーションが実現しました!画像1トラディショナルなスタイルを愛する長山さんが今回作りたかったのは究極のシャツ。セットアップやジャケットのインナーにさらりと上品に着られてそれでいて感度が上がる“ドレスシャンブレーシャツ”と、休日にさらっと羽織って散歩がしたくなる、そしてサッとカメラを構えてもストレスがない“フォトグラファーシャツ”の2デザイン。ウィメンズがざくっとオーバーサイズで着ても様になるユニセックスの要素を持った新しい解釈のシャツ。今回、長山さんとゆかりのある話題の方々によるスタイルのある着こなしにも注目です。【PhotoCham】画像2画像3ラフ感とシルエットにこだわったフォトグラファーシャツ。素材はデニムの産地である岡山県井原市で仕上げたシャンブレーを使用。カジュアル感のあるナチュラルなムラの糸を、ロープ染色で仕上げた淡いインディゴと未漂白のエクリュカラーで洗練されたムードに仕上げました。カジュアルな着用感をイメージし、ポケットを無くしたミニマル仕様。そのぶん大胆にドロップしたショルダーラインや大きく取られた身巾がドレープを生み出し、独創的なアウトラインを生み出しています。これだけのビッグサイズながら、生地の張り感が不思議と相まって、女性が着ても違和感がなく、美しいラインを描く秀逸なパターンメイキングとなっています。画像4画像5下前端に長山さんの名前とヤヌークのY刺繍をイメージした『NGYYYYM』刺繍が施されています。裾をアウトした際にのぞく左ガゼットにはYKの刺繍を。ボタンは天然貝(高瀬貝)を贅沢に使用。【Dre Cham】画像6スペシャルな生地で仕立てたドレスシャンブレーシャツ。原材料には高級綿であるエジプシャンコットン「GIZA86(超長綿)」を使用し、極細に仕上げた100番双糸で高密度に織り上げました。タテ糸の染色はデニムの産地である広島県福山市の老舗工場でロープ染色でインディゴに染め上げ、それをシャツ地の産地西脇で織り上げたハイブリッド素材。まさにドレスシャンブレーの名にふさわしい贅沢な一枚です。画像7画像8襟の形状は特にこだわり、通常では珍しい縦長のネックラインが特徴で、その効果で上までボタンを留めてもビジネスライクにならずに抜け感が演出出来る絶妙なラインを再現しました。また女性が襟を抜いて着ても様になるという、ユニセックスにデザインされた秀逸なディテールが繊細なムードを醸し出してくれます。【商品概要】発売日 :2022年3月31日(木)販売先 :YANUK ONLINE STORE / YANUK 直営店展開アイテム:KAZUKI NAGAYAMA × YANUK Special CollaborationPhotoCham / No.57322562 Col. SAX 税込¥27,500 / M-XLPhotoCham / No.57322563 Col. ECR 税込¥27,500 / M-XLDreCham / No.57322561 / Col. SAX 税込¥27,500 / M-XL画像9■Photographer 長山一樹守本勝英氏に師事。現在ファッションや広告、ミュージシャン等の写真で、第一線で活躍。2018年には自身初の写真展「ON THE CORNER NYC」を渋谷ヒカリエにて開催。同年ハッセルブラッド・ジャパン ローカルアンバサダーに就任。2019年発足のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」ではVISUALDIRECTORとして映像と写真を担当。<Instagram>@kazuki_nagayama @mr_ngym (GENTLEMAN LIFE STYLE) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月24日来春放送予定の沢村一樹主演の特集ドラマ「混声の森」の制作開始が決定した。東京近郊にある私立女子校グループ・若草学院。前理事長時代より功績を上げ、専務理事にのし上がった石田謙一は、その柔らかい物腰とは裏腹に、前理事長の娘婿で元官僚の大島圭蔵理事長の椅子を奪うという野心があった。大島のスキャンダルを暴き、新学長招聘を画策、理事長失脚を図るが、彼自身もまた、ある情事や家庭での秘密を抱えていた。学園経営権をめぐる激しい攻防の果て、ついに緊急理事会が開かれるが、思わぬ影が忍び寄る――。本作は、東京と京都を舞台にした、松本清張の同名傑作ヒューマンサスペンスのドラマ化。今回は現代に置き換えて、映像化する。主演の沢村一樹が、理事長の椅子を奪うという野心を持つ石田謙一、大島圭蔵理事長を船越英一郎が演じることが決定。演出は、『超高速!参勤交代』『釣りバカ日誌』シリーズの本木克英が務め、12月から来年2月にかけて撮影が行われる予定だ。「混声の森」は2022年春、BS4Kにて前・後編放送予定。※後日、BSプレミアムでも放送予定(cinemacafe.net)
2021年11月28日大森靖子が、全国ツアー『自由字架ツアー2021』をライブ配信アプリ「ミクチャ」で生配信することを発表した。『自由字架ツアー2021』は大森靖子が踊りにriko、そしてピアノにsugarbeansを加えた3名による“自由字架編成”にて全国13カ所を回るライブツアーで、「ミクチャ」では11月28日19時より東京・草月ホールにて開催される東京公演の模様をお届けする。大森靖子は今回の生配信について「大森、sugarbeans、rikoの魅せ方に加え、カメラマンの二宮の高鳴りも感じていただけるワンカメ配信です。お楽しみください。」とコメントしている。配信チケットは本日11月12日より販売がスタートしており、購入者には1週間限定でアーカイブ視聴が付属。また、配信限定の特典付きチケットも販売され、購入者には舞台での姿はもちろんオフショットなど100枚以上の写真を掲載したデジタルフォトブックが特典として付いてくる。<配信情報>大森靖子『自由字架ツアー2021』2021年11月28日(日)開場(配信開始)18:30 / 開演(ライブ開始)19:00特設サイト【チケット料金】配信チケット:3,000円(税込)デジタルフォトブック付きチケット:5,000円(税込)【発売期間】11月12日(金) 12:00〜12月5日(日) 20:00まで【アーカイブ期間】11月28日(日) 公演終了3時間後〜12月5日(日) 23:59まで※チケット販売URLはチケット販売時間よりオープンいたします。※チケットの購入詳細は特設サイトを参照ください。【チケットリンク】ミクチャ:チケットぴあ:関連リンク大森靖子 公式サイト大森靖子 Twitter大森靖子 Instagram
2021年11月12日お笑いコンビ・さまぁ~ずの大竹一樹と三村マサカズが13日、都内で行われた「サッポロ The DRAFTY」新CM発表会に出席した。サッポロビールは、微アルコールビールテイストの新商品「サッポロ The DRAFTY」を9月14日から発売スタート。それに伴い、新CM「0.7%低すぎないか篇」を発売日より放映が開始され、イメージキャラクターに起用されたさまぁ~ずの大竹一樹と三村マサカズが、「アルコール度数0.7%ってさすがに低すぎないか?」といったビール好きが感じるであろう疑問を代弁してコントのような軽妙な掛け合いを繰り広げる。三村は「ビールを飲んでいるみたいな感じですね。言ってはいけないことが色々あってモゴモゴしちゃいますが、いいですよ」と絶賛し、大竹も「改めて飲むと美味しいですよ。ノンアルコールはたくさんありますが、ビールの味がしないのもあるんで。これは良いですよ。ビールですね」と感想を。イベント中にはCM撮影のメイキング映像が流れ、CMについて振り返り、大竹が「この撮影の時は本物を飲みました。飲みながらの撮影でしたよ」と明かし、三村も「普通に撮影できました」とアルコール飲料とはいえ撮影には問題がなかった様子だった。「同商品をどんなシーンで飲みたい?」という質問に三村が「今も飲んで思ったんですが、私が勧めるのは1日の最後の締め! 多分皆さんビールから晩酌が始まり、色んなお酒を飲んで最後はシュワシュワモードにしたくなっちゃうと思います。それに戻る時に通常のビールというよりこちらの方が身体に良いんじゃないかと。正直(通常のビールか)分からないですし、これでぐっすり眠れますよ」と同商品をオススメだとか。三村に同意見の大竹は「夕飯時」と答えて「事情というか夕飯時にビールを飲まないんですよ。小さい子どもがいて大騒ぎ。1人で調子に乗って飲むわけにいかないのでこれなら良いです」とコメント。続けて妻や子どもには弱いエピソードとして大竹が「洗い物処理の時もあるし、寝静まった後に1人で飲んでいます。(妻の中村仁美から)お家は休むところじゃないって言われてますから」と明かしていた。
2021年09月13日映画『マスカレード・ナイト』(9月17日公開)の完成披露試写会が7日に都内で行われ、木村拓哉、長澤まさみ、中村アン、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸、石橋凌、渡部篤郎、鈴木雅之監督が登場した。同作は、累計445万部を突破した東野圭吾の「マスカレード」シリーズの実写化作。2019年に第1作『マスカレード・ホテル』が映画化され興収46.4億円の大ヒットとなり、続編の実写化が決定した。捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村)がホテルマンに扮して、優秀なホテルウーマン・山岸尚美(長澤まさみ)のもとで潜入捜査を行う。黒のロングドレスで現れた長澤だが、スカートから膝が覗くデザインで、美脚がチラリ。挨拶では「大変な中、来てくださって本当にありがとうございます。えっとまたホテル・コルテシアで事件が起こってしまうということで、尚美としてはたまったものではありません。ですが、そこにまた新田刑事がやってくることによって、どういう風にしていくのか楽しみに観ていただけたら」と語った。座長・木村について長澤が絶賛し、「全員がそう思ってると思います、沢村さん、そうですよね」と尋ねると、沢村は「ごめん、ちょっと膝しか見てなくて聞いてなかったんだけど」ととぼけ、長澤は「何やってるんですか!」とツッコミ。作品についても「沢村さんが今回本当に大変なお客様なんですよね」と長澤が明かすと、木村が「膝ばっかり見てる?」と続ける。長澤は「本当に大変でした。お客様が絶対ですから、お客様のために尽くすことがホテルマンとしての喜びですから、それに応えていくわけなんですけど、まあ問題を起こしてくるんですよね」と沢村の役について明かす。沢村は「ネタバレになってしまうので、あまり多くは語れないんですけど、でもせっかくお越しいただいたんだから犯人聞いて帰ります?」と観客に語りかけ、木村からも「絶対やめてください。それだけはダメです」と釘を刺されていた。
2021年09月07日作家・古内一絵の「風の向こうへ駆け抜けろ」が、平手友梨奈主演でドラマ化されることが決定。連続テレビ小説「なつぞら」の大森寿美男が脚本を手掛ける。新人女性騎手・芦原瑞穂(平手友梨奈)は、養老牧場を営んでいた父を震災後に亡くした。その後、プロデビューするものの、成績は上がらず苦しんでいた。そんな瑞穂を迎え入れたのは、地方競馬の鈴田競馬場の緑川厩舎。そこは、ボロボロの厩舎でやる気のない調教師・緑川光司(中村蒼)と、頑固で融通の利かないベテラン厩務員たちと馬には優しいが人には心を閉ざした失声症の若い厩務員がいた――。本作は、新人女性騎手・芦原瑞穂のひたむきな情熱が、人生を諦めていた人々の心に火をつけ、廃業寸前の厩舎が桜花賞に挑む物語。その騎手・芦原瑞穂を演じるのは、「ドラゴン桜」や『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』への出演が話題となった平手さん。「初めてNHKのドラマに参加させて頂きます。また、女性騎手という役も初めて務めさせて頂きます。馬に対する想いを強く持っている芦原瑞穂という役と向き合っていきたいと思います」と撮影へ意気込み、「競馬に詳しい方も、そうでない方も楽しんで頂ける作品になったら嬉しいです」とコメントしている。平手さんのほかにも、調教師・緑川光司を中村蒼が演じ、板垣李光人、降谷建志、奥野壮、石井正則、高橋侃、剛力彩芽、池内博之、玉山鉄二、小沢仁志、大地康雄、奥田瑛二らも出演する。土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」は12月18日(土)、25日(土)21時~NHKにて前・後編で放送。(cinemacafe.net)
2021年08月24日6月スタートフジテレビ系月9ドラマは、波瑠主演の完全オリジナル青春群像医療ドラマ「ナイト・ドクター」を放送。この度、本作に沢村一樹が出演することが新たに分かった。本作は、夜間救急専門のチーム“ナイト・ドクター”結成のために集められた医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら唯一無二の絆を紡いでいく物語。救急医・朝倉美月(波瑠さん)が、働き方改革のメスが入った柏桜会あさひ海浜病院を舞台に、同じく救急医の成瀬暁人(田中圭)、深澤新(岸優太)、桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎紗絵)と共に、“365日24時間、どんな患者も断らない”ナイト・ドクターとして奮闘する。そんなくせ者ぞろいのナイト・ドクターたちをまとめる指導医・本郷亨を演じるのが、今回出演が発表された沢村さん。本郷は、ニューヨークで夜間勤務専門の救急医をしており、ナイト・ドクター結成のために日本へと無理やり呼び戻された現役ナイト・ドクター。日本初のナイト・ドクターを育成する指導医をしぶしぶ引き受ける本郷は、並外れた技術を持つ一方、偏屈で毒舌。ナイト・ドクターたちを皮肉交じりに厳しく指導し、部下に慕われようとする気が一切無い。さらに日勤の医師ともたびたびぶつかり、ナイト・ドクターはいきなり存続の危機に陥る。今回の台本を読み「テンポよく読めて、次のページをめくるのが楽しみになる本でした。そういう作品ってなかなか出会わないんです。読んでいてワクワクするし、どうなるんだろう?おもしろい!と次が読みたくなる作品でした。視聴者の方には、共感していただく部分や考えさせられる部分が良いバランスでちりばめられていると思います」と感想を語った沢村さんは、「本郷先生、かっこいいんですよ(笑)。若い医師に比べて何十倍という“人の生き死に”を見てきているので、それが体にも心にも染みついている男です」と役柄についてコメント。そして「月曜9時からのドラマなので、1週間が始まって、次の日から頑張るぞと思える作品にしたいです」と言い、「自分がいつ患者になるか分からない世の中です。当たり前だと思っている普段の生活や、周りにいる人たちの大切さだったり、今までとちがう目線で日常のさまざまなことを改めて見ることができる。この作品がそのきっかけになれば良いなと思います」と意気込んでいる。「ナイト・ドクター」は6月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年05月17日お笑いコンビ・さまぁ~ずの大竹一樹が16日、公式YouTubeチャンネル『さまぁ~ずチャンネル』で、息子を叱ったエピソードを明かした。「【小木が突然やって来た!】小木の毒&チルでホンネでトークし過ぎた! YouTubeとテレビとお金と思い出・コラボしない理由」と題した動画内で、“YouTubeしゃべり”について語った大竹。YouTube動画でよく見られる独特のしゃべり方は、「昔の営業のしゃべり方」だと言い、「うちの子供も、しゃべり方を真似してやるわけよ。さあ! というわけで今日は~って。お前それやめろと。学園祭じゃないんだと」と注意したことを明かした。3人の子供を育てる親として、“YouTubeしゃべり”に苦言を呈した大竹だが、「それはやりやすいから。素人も入りやすいから」「昔のテレビの感じをYouTubeに」と分析。「確かに多いですね」と同調したおぎやはぎの小木博明も、「だいたいが、ド素人のドッキリじゃないですか。やってることが。あれが嫌で」「YouTuberはすぐドッキリするんだから」と、テレビの二番煎じになりがちなYouTube動画に対し、嘆きの表情を浮かべていた。
2021年04月21日沢村一樹がスゴ腕外科医を演じる本格医療ドラマ「DOCTORS~最強の名医~」の最新作となる「DOCTORS~最強の名医~ 2021新春スペシャル」が1月10日(日)に放送される。普段は患者に笑顔で優しく接するスゴ腕の外科医だが、自分が信じる医療のためなら目的・手段を選ばない非情な一面も持ち合わせている医師・相良浩介を沢村さんが演じる本作。相良と高嶋政伸演じる“腕は確かなのだけど人間性にやや問題アリ”な外科医でいまや病院長となった卓ちゃんこと森山卓が対立しながらも、患者を救う医療のために尽力していくという構図のなかで、魅力的なキャラクターたちが織りなす本格的な医療ドラマが展開してきた。今回も沢村さんと高嶋さんはじめ比嘉愛未、黒川智花、宮地雅子ら堂上総合病院看護師チームに、正名僕蔵、敦士らチーム森山の外科医たち。松坂慶子、小野武彦、伊藤蘭、野際陽子らお馴染みのメンバーが集結。堂上総合病院の創立100周年を翌年に控え、院長の森山卓は広告会社と記念式典についての協議を進めていた。国会議員に都知事、果ては人気芸人まで呼んで盛大に催そうとする森山に事務長の桃井正一(小野さん)は渋い顔。案の定、東京よつば銀行の融資課課長・花村玲子(石田ひかり)からも式典のための融資を断られてしまう。実は森山は2年前、周囲の反対を押し切って温泉を掘ろうとして失敗。多額の損失を出して病院は2期連続の赤字経営となっていた。病院の“体質改善”=経営改革に取り組む森山だが、的外れな方向に進んでいく森山の“体質改善”に、相良浩介(沢村一樹)や皆川和枝(伊藤蘭)は面倒が起こりそうな予感を抱く。そんな矢先、堂上総合病院に玲子が救急搬送されてくる。階段から転落、右足の腓骨を骨折した玲子はひとまず入院するが、「背中が痛い」という訴えに違和感を覚えた相良が検査をした結果、膵頭部に腫瘍が見つかる。玲子を助け恩を売って記念式典のための融資を優遇してもらおうと考える森山だったが、事の重大さに動揺した玲子は「セカンドオピニオン」を求め、転院を希望する…。さらに東京よつば銀行でも、急に休暇の延長を申し入れた玲子の様子に支店長の三田沢和久(吉田鋼太郎)が疑問を抱き、玲子の存在を疎ましく思う融資課係長の平賀洋二(橋本じゅん)が森山から玲子の本当の病名を聞き出してしまう。平賀に病状を聞いた三田沢から治療に専念するよう命じられ絶望する玲子に、相良が手を差し伸べるのだが、玲子を堂上総合病院で引き受けることに森山が突然、猛反対して…というのが今回の物語。「DOCTORS~最強の名医~ 2021新春スペシャル」は1月10日(日)21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2021年01月10日スウェーデン発のスニーカーセレクトショップ「スニーカーズエンスタッフ(Sneakersnstuff、SNS)」と、倉石一樹(KZK)がコラボレーションした「キネンビ(Kinenbi)」コレクションが発売される。「キネンビ」コレクションでは、記念日や祝賀会で見られる日本とスウェーデンの伝統的な花からインスピレーションを得たアートワークをフィーチャー。本コレクションで展開されるのは、アディダス オリジナルス スーパースター(adidas Originals SST)の50周年を記念して制作された限定モデル(1種)と、パーカー、カーディガン、パンツなどを含む全5型のアパレルアイテム。まずは、シューズからチェックしていきたい。「adidas Consortium Superstar 80s x SNS」(1万6,000円)アディダス オリジナルスと倉石氏による前作のコラボレーションに続く、ビーガンレザーを使用したSNS限定の「adidas Consortium Superstar 80s x SNS」。このシューズのアッパーの素材には、ベルクロが用いられている。そこにシグネチャーであるフラワーパッチを飾ってカスタマイズできる特別な仕様になっている。続いてアパレルアイテムをご紹介。全体に今回のコレクションのシグネチャーモチーフである花々がプリントされた、日本製オーガニックコットン使用の「フィッシュテールパーカー」をはじめ、背中にサザンカの花が施された、サスティナブルモヘア使用の「ニットカーディガン」、胸元の花柄のプリントが特徴の着心地の良い「オーガニックコットンTシャツ」、日本製オーガニックコットンを使用した「ワークウェアパンツ」と「リサイクルコットンビーニー」の5型をラインアップ。SNS Kinenbi Fishtail Parka x Kazuki(7万5,000円)SNS Kinenbi Knitted Cardigan(1万7,000円)SNS Kinenbi SS Tee(7,300円)SNS Kinenbi Pants(1万7,000円)SNS Kinenbi Beanie(4,100円)SNSと倉石一樹(KZK)による「キネンビ(Kinenbi)」コレクションは、SNSのオンラインストア(sneakersnstuff.com)と、ストックホルム、ベルリン、パリ、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、東京のSNS直営店にて、12月28日より販売。なお、同コレクションの「フィッシュテイルパーカー(SNS Kinenbi Fishtail Parka x Kazuki)」ならびに、「SNS x adidas Originals SST」は、SNSアプリにて、12月21日から12月27日までの期間中で抽選を行い、12月28日に販売となる。SNSアプリのダウンロードは記事末の枠内に記載のURLから。SNSアプリ ダウンロードリンクURL: apps/details?id=com. sneakersnstuff.supply&hl=en_US sneakersnstuff/id1448711979【お問合せ】Sneakersnstuff TokyoTEL:03-6868-8801(営業時間 12:00〜18:00、不定休)URL:その他のコラボスニーカーの記事はこちらから
2020年12月24日大森南朋多部未華子主演のドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)が、社会的ブームを巻き起こしている。「初回の見逃し配信は、1週間で220万回再生と同局の記録を更新。また、初回の世帯視聴率は14・2%で、8話までの平均視聴率は14・4%と、2014年からスタートした火曜ドラマ枠で、あの『逃げるは恥だが役に立つ』や『恋はつづくよどこまでも』を上回り、歴代最高記録となっています」(テレビ誌編集者)原作は、電子書籍サイトで連載されているウェブ漫画。知名度の高い作品ではなかったこともあり、放送前の期待度は決して高くはなかった。ダークホース的な存在ながら、たちまち人気に火がついたのは、“スーパー家政夫”を演じる大森南朋の存在が大きい。「多部さん演じる仕事はできるが、家事が苦手なヒロインを優しく包み込むような大森さんの演技に、SNS上では“癒される!”という声が殺到しています。ハードボイルドな役柄を演じることが多かっただけに、これまでのイメージとのギャップも人気の理由ですね」(同・テレビ誌編集者)■「ナギサ」は大森ではなかった最終回を前に早くも“ナギサさんロス”の声が上がっているが、実は別の俳優が演じる可能性もあったという。「大森さんのほか、遠藤憲一さんもキャストの最終候補に挙がっていたんです。ドラマ版では子犬のような可愛らしい表情で完璧に家事を行う“ザ・癒し系”のナギサさんですが、原作ではもう少し仏頂面でおじさん度が高めのキャラクターとして描かれています。そのため、原作の雰囲気に近い遠藤さんとかなり迷ったと聞きました」(芸能プロ関係者)遠藤といえば強面の風貌ながら、昨年放送されたドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』(テレビ朝日系)では妖精のおじさん役を演じるなど、キュートな演技にも定評がある。「プロデューサーは、よりギャップの出る俳優に演じてほしいという狙いがあったようで、これまで可愛い役とは無縁だった大森さんに決めたとか。その狙いが見事にハマったのだから、さすがですよね」(同・芸能プロ関係者)ナギサ役の候補に遠藤が挙がっていたことについて、TBSに問い合わせたが、「番組の制作過程については従来お答えしておりません」とのことだった。今では大森以外考えられないナギサさんだが、撮影現場でも役柄のような周囲の癒しとなる存在だったとか。「多部さんがNGを出したときも、大森さんがからかうなどアットホームな雰囲気の中で撮影が進められました。笑顔が絶えない空気感が作品に反映されたことも、ヒットした理由かもしれませんね」(制作会社関係者)続編があるなら、ナギサさんのライバルとして遠藤が登場するという展開で決まり!?
2020年09月01日俳優の大森南朋(おおもり・なお)さんが、2020年8月26日にインスタグラムを更新。ダンディな『髭面ショット』を披露し、ファンを喜ばせています。大森南朋のギャップに「キュン…」2020年8月現在、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)でスーパー家政婦・鴫野ナギサ(以下、ナギサさん)役を演じている大森南朋さん。 この投稿をInstagramで見る 【公式】TBS系列火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(@watanagi_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 7月月21日午前12時10分PDT次回で最終回を迎える同作をPRし、役のビジュアルとは正反対のちょいワルおやじ風ショットを公開しています。 この投稿をInstagramで見る 8話ご覧頂いた方々 ありがとうございました。 来週は最終回です。 お楽しみに。 #私の家政夫ナギサさん #大森南朋 大森南朋 月に吠える。 (@tsukinihoeru.6960.naoomori)がシェアした投稿 - 2020年 8月月26日午前2時02分PDT投稿を見たファンは「めっちゃダンディでかっこいい」「ナギサさんとのギャップが最高!」とメロメロに。また、「最終回なんて悲しすぎる」「終わってほしくない」と早くも『ナギサさんロス』を訴える声を寄せています。・メガネ姿もとっても素敵!惚れ直してしまった。・めちゃくちゃドキドキしました!役とのギャップがたまらない。・ナギサさんのことが大好きなので、終わってほしくないです。女優の多部未華子(たべ・みかこ)さんが主演を務める同作は、製薬会社のMRとして働くキャリアウーマン・相原メイが、あることをきっかけにスーパー家政夫・ナギサさんを雇うことから始まるコメディー。劇中で大森南朋さんはエプロン姿で家事を完璧にこなすという役柄を好演し、今までに見せたことのない姿が話題になっていました。 この投稿をInstagramで見る #わたナギ 本日よりInstagram始動です 現場からメイちゃんとナギサさんの2shotをお届け✨ 皆さん、フォローよろしくお願いします❣ さらに…本日より公式サイトもオープン!☺️ 可愛いポスター写真、追加キャストも解禁です チェックしてくださいね♪ #Instagramはじめました #公式Twitterではお2人の動画も見れるかも?? #撮影中スタッフから漏れる可愛い〜!の声 #私の家政夫ナギサさん #多部未華子 #大森南朋 #tbs #火曜よる10時 【公式】TBS系列火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」 (@watanagi_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 3月月18日午前7時29分PDT この投稿をInstagramで見る #ナギごはん 企画開催 . #わたナギ では、美味しそうなナギサさんの料理が沢山出てきます☺️ メイちゃんのためのお夕食など本当に美味しそうなのですが……、 . 皆さんが#おうち時間 で作った#おうちごはん 朝ごはん、お昼ごはん、晩ごはん、おやつ…♡などなど 皆さんの自慢のお料理を教えていただけませんか? . 【 #ナギごはん 】のハッシュタグをつけて投稿していただきたいです! . また、皆さんの投稿を、公式ストーリーズにて紹介させていただければと思っています❣ 気軽にぜひご参加ください . ナギサさんも参考にさせていただくかも…? . #写真はとある日のナギごはんのシーン #ナギごはんもきちんと紹介するので #しばしお待ちくださいませ♡ #皆さんのお料理見たいです! . #私の家政夫ナギサさん #多部未華子 #大森南朋 #瀬戸康史 #tbs 【公式】TBS系列火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」 (@watanagi_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 5月月11日午前12時49分PDT放送後は「本当に癒される…」「展開が気になりすぎて眠れない」といった反響が殺到。果たして最終回はどんな結末を迎えるのでしょうか。大森南朋さんの活躍とともに注目ですね!大森南朋の妻・小野ゆり子ってどんな人?父と兄の活躍ぶりに驚き[文・構成/grape編集部]
2020年08月28日左から大森南朋、西島秀俊、眞島秀和放送中のドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)で、家政夫役を演じる大森南朋に癒される女性が続出している。8月13日からは『おじさんはカワイイものがお好き。』(日本テレビ系)がスタートするなど、昨今“かわおじ”系作品が増加中だ。背景には、新時代の価値観も関係しているようで……。■かわいいおじさんが芸能界を制する!?8月11日に放送されたTBS系ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(以下、『わたナギ』)の第6話の視聴率が番組最高となる16・0%を記録。回を追うごとに視聴率をアップさせている。「原作は電子書籍配信サイト『コミックシーモア』で連載中のウェブ漫画。製薬会社で働く、家事と恋が苦手なキャリアウーマンが家政夫を雇ったことで振り回されるというストーリーのラブコメディーです」(テレビ誌ライター)コメディーに定評のある多部未華子の演技力はもちろん、映画『アウトレイジ 最終章』などハードボイルドな役のイメージが強い大森南朋が、キュンとするかわいい家政夫を演じているのも人気の秘密。「放送後、SNS上には《大森さんに癒される》といった意見が殺到するなど、ナギサさんのキャラクターが女性にウケています。プロデューサーは“硬派なイメージとのギャップを見てみたかった”と大森さんを起用。ほどよいおじさん感を出すために衣装などを試行錯誤したと語っていましたが、その狙いが見事ハマっていますよね」(同・テレビ誌ライター)ドラマに詳しいフリーライターの田幸和歌子さんも、人気の理由をこう分析する。「結果ばかりが求められがちな現代において、頑張っている“過程”に気づいて、いたわってくれる、ナギサさんのような存在を世の女性が求めているという証拠なのかも。また大森さんのワンコっぽいキラキラした目で見つめる演技や丸っこいルックス、手を触れられたときにビクッとしてしまう乙女な反応、誠実さなども魅力的ですよね」8月13日にスタートしたドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』(日本テレビ系)では、主演の眞島秀和がカワイイものが好きなことを隠して生きるイケオジ役を演じ、そのダンディーなルックスとのギャップで早くも話題を集めている。昨年春には、西島秀俊と内野聖陽がカップル役を演じ、ほのぼのとした2人の食卓を描いた『きのう何食べた?』(テレビ東京系)が放送されるなど、ここ最近、“かわいいおじさん”が登場するドラマが増えているように思える。その理由とは?「’90~’00年代は、テレビ局などのメディアが発信するカッコいい男性やライフスタイルが、ドラマでも描かれがちでした。しかしSNSが普及した結果、イケメンだけでなく、どこか哀愁を感じさせるおじさんも視聴者の需要があるということを制作サイドがキャッチできるようになりました。このことが大きいと思います」(エンタメ事情に詳しいライターの大塚ナギサさん)10月スタートのドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)では元極道の専業主夫を玉木宏が演じるなど、家事をする男性キャラクターも増加中。こういった背景には、時代の空気感が影響しているようだ。■家事を軽視する男性は時代遅れ「女性の社会進出が進み、女性のお仕事モノがドラマで多数描かれるようになったことで、女性にとっても家事より仕事が大事という図式ができてきたことも背景にあると思います。一方で、家事を仕事より下に見たり、いまだに“家事=女性がやるもの”という固定概念も根強く残っています。『わたナギ』は、そんな風潮に疑問を投げかけるジェンダー的視点で描かれているので、共感する女性が多いのでしょう」(田幸さん)実際、惣菜コーナーでポテトサラダを購入しようとした主婦が、通りすがりの高齢の男性に「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」と言われ驚いたという話をSNSに投稿したところ、“ポテサラ論争”に発展したのは記憶に新しいところ。「その後も冷凍餃子を夕食に出した主婦が夫に“手抜き”と言われたという投稿や、日テレ系の朝の情報番組『スッキリ』では“手抜きだと思う料理は?”という街頭インタビューで“から揚げ。ジャンクフードは手抜きですよ”と答えた男性が物議を醸しました。今や家事を軽視する男性は時代遅れというのがネットでの共通認識です」(ネットニュース編集者)ドラマだけでなくバラエティーでも、その傾向は進んでいるようだ。「バカリズムさん、中丸雄一さん、カズレーザーさんという家事初心者がゼロから学ぶテレ朝系の『家事ヤロウ!!!』は、バラエティー番組でインスタグラムのフォロワー数ナンバーワンを誇っています。またコロナ禍で巣ごもり時間が増え、芸能人が家事の話をバラエティーでする機会が増えたこともあり、『わたナギ』のナギサさんのように家事をやってくれる男性が支持される一因になっているのでしょう」(田幸さん)『日経エンタテインメント!』が毎年調査している関心度の高いタレントを調査する『タレントパワーランキング』では、サンドウィッチマンが2連覇。かつて嫌われタレントの代表的存在だった出川哲朗も芸人部門で、昨年の10位から4位にランクアップした。『ずん』の飯尾和樹は、ドラマ『わたナギ』にレギュラー出演するほか、4社のcmに起用されるなど遅咲きのブレイク。平成生まれの“お笑い第7世代”が台頭する中において、癒し系おじさんが健闘中だ。前出の大塚さんは、SNSの負の部分が影響していると指摘する。「『テラスハウス』に出演していた木村花さんが命を絶った原因がSNSでの誹謗中傷だといわれるなど、年々ネットがギスギスしてきています。そんな時代だからこそ、テレビぐらいはホッコリしたいという視聴者が増えた結果、コンビ仲のよいサンドウィッチマンや、天然でイジられポイントが多いのにニコニコしている出川さんや飯尾さんのような癒し系おじさん芸人に人気が集まっているのでは」今後、ますます需要が高まりそうなかわいいおじさん。ドラマでは強面キャラの個性派&実力派俳優たちの“かわおじ”が増えるのでは?と田幸さんは予想する。「遠藤憲一さんを筆頭に、“Vシネマ・任侠映画”系のおじさん俳優は、強面なルックスでかわいいものを愛でるだけでギャップが生まれ、かわいさが倍増します。それだけに強面俳優たちの“かわおじ化”は増えていきそうです。また、ずっとカッコいい路線だった木村拓哉さんも最近、中年の悲哀をにじませるようになっただけに、“かわおじ”を全力で演じたら絶対魅力的になると思うので、ぜひ見てみたいですね」令和の時代は、かわいいおじさんが芸能界を制する!?
2020年08月20日大森隆志(63)「元気ですよ。太ったけれど。お腹がスゴイんだ(笑)」以前と変わらぬ人懐っこい笑顔で答えるのは大森隆志。『サザンオールスターズ』の元ギタリストである。’01年にサザンを脱退しているが、バンド結成のキッカケとなったのは、大森の存在だった。■プロになる気はなかった桑田「地元が同じドラムの松田弘とは、高校1年のときから一緒にバンドをやっていました。プロになるには東京に行かなくてはダメだということで、青山学院大学に進学するために上京。そうしたら、教室で楽器を演奏する音が聴こえてきて、それに合わせて日本語で歌っているはずなのに、歌詞がサッパリわからない、強烈な個性の歌声も聴こえてきて。“コイツをボーカルにしてバンドを組みたい”と思った。それが桑田佳祐でした。で、“一緒にバンドやろうよ”って誘ったの」青学で『ベターデイズ』という音楽サークルに入り、そこでバンド活動を始めた。「俺が“プロを目指して頑張ろうよ”って言うと、桑田が“いいよ、お前に任せるわ”って。俺がバンドを仕切ることになり、ドラムは弘を連れてきたけど、キーボードをどうするか?そこで桑田が“スゲーいい女の子がいる、男みたいな泥くさい演奏だから”って言って、連れてきたのが原由子でした。ベースの関口和之と、パーカッションの“毛ガニ”こと野沢秀行は後で入りました」プロ志向の強い大森が、バンド活動を引っ張る形に。「ヤマハ主催の音楽コンテストに応募しました。これがサザンのすべての始まりです。予選を勝ち抜いて、決勝で桑田が『ベストボーカル賞』を受賞。バンドも入賞したんです。参加していたのは『カシオペア』や『シャネルズ』や円広志さんなど、すごいメンバーでしたよ。でも、桑田たちはプロになる気はなかったですね。説得しに茅ヶ崎の桑田の家に泊まりにいくと、お父さんからは“佳祐は自衛隊に入れるからダメだ”って言われましたから(笑)」■なじめなかった“芸能界”の空気それでも、’78年6月にデビューすると『勝手にシンドバッド』がいきなりヒット。「3曲目の『いとしのエリー』のころは、ライブが終わった後に『ザ・ベストテン』の中継が入り、それから『オールナイトニッポン』の収録。帰って朝5時に寝て、すぐ6時に起きてサイパンへCM撮影。日本に帰ったら、そのまま会場でコンサートというアイドル並みのスケジュールに。でも、初任給は5万円でした。『いとしのエリー』がヒットして、やっと11万円。“それはないよな”と、みんなで言い合って、どんどん上げてもらいましたけど(笑)」『ザ・ベストテン』の常連になったが、出演するときは、なぜかコスプレ姿。「コミックバンドの扱いでした。みんな“こんなはずじゃなかった”と思っていましたよ。ただ、お茶の間のことを考えれば、見てるほうは楽しければいい。だから“それでいいじゃん、頑張ろうね”って、励まし合っていました。’82年の『チャコの海岸物語』くらいまでは。桑田はいかりや長介さんから“お前、面白いな、ドリフに入らないか?”って言われたみたい。桑田も“いやぁ~、マイッタよ”って(笑)」デビュー前から学生バンドとしてインディーズ活動を続けていた彼らは、いざ飛び込んだ芸能界の空気にも、なかなかなじめなかったようだ。「初めて『夜のヒットスタジオ』に出たとき、楽屋が1つしかない大部屋だったんです。そこで和田アキ子さんが俺たちを見て“彼らは何?見学に来た人たち?”ってマネージャーに言っているのが聞こえてきた。俺らはライブハウス育ちだし、学生みたいな風貌だったから“ザ・芸能界”を違った目で見ていました」ロックバンドも活躍していたが、サザンはその中でも異色の存在だった。「ベストテンに初めて出たとき、楽屋に入ったら『ゴダイゴ』がいた。すごく貫禄があっておっかないんですよ。大先輩だし、ビクビクでした。ミッキー吉野さんはGS時代からいる人ですもん。同世代だけど『世良公則&ツイスト』はカッコよかったね。向こうは正統派ロックバンドで、こっちは衣装がジョギングパンツ(笑)。桑田が宙づりにされて歌ったり、檻の中で歌ったりさ。世良クンにはそれがなかったでしょ」■「サザンをまたやらなきゃダメだ」サザンはヒット曲を連発するが、’86年にいったん活動休止。「最大の危機でしたね。原坊が出産して休んでいて、桑田は『KUWATA BAND』を1年限定で結成。素晴らしいバンドだったけれど、ズルズルとのびてしまっていた。俺が“サザンのファンが待っている”って桑田に言ったの。それで’88年に復活ライブができたんだけど、解散状態だったサザンをまたやらなきゃダメだって、俺がメンバーを説得して歩いたんです」サザンを復活させた大森だが’01年、自らが脱退。’06年には覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反で逮捕されてしまう。「人にすすめられやってしまった。わきが甘かったんです。軽い気持ちでやってしまった。もちろん自分でやったことは自分で責任を取るしかない」勾留期間は66日間に及んだ。「捕まった日は、留置場の中で自殺しようかと思いました。好きなギターは弾けないし……。執行猶予の判決が出て、“おめでとうございます、自分みたいな若い刑事が捕まえてすみません”と言って、花束をもらいました」それ以来、薬物に手をのばしたことはない。「弁護士に“抜き打ち検査をしてほしい”とお願いしたことを、裁判官に伝えました。みなさんに対するせめてものつぐないというか、誠実に生きていこうという気持ちです。14年たちますが、今でも弁護士から急に電話がきて、病院に連れていかれます」■「サザンは自分が生きてきた証」’07年から音楽活動を再開。ライブも行っているが、サザンのメンバーと会うことは少なくなった。「幼なじみの弘とは連絡をとり合っていますよ。桑田は、辞めてすぐのころは夏にウナギを贈ったりしていましたが……。桑田のお父さんの葬式で会って以来、顔を見ていませんが、彼も大きな病気をしたのに、すごく頑張っていると思います。最大のエールを送りたいですね」デビュー42周年を迎え、サザンは6月25日に無観客配信ライブを行った。コロナ禍で停滞していた音楽シーンに“復活の兆し”を見せた。「俺は今でも“サザン愛”がいちばん強い人間だと自負しています。自分がバンドやりたくて、上京して集めたメンバーだし、学生時代から苦楽をともにしてきた。メンバーが現役で、還暦すぎても全員が音楽を続けている……こんなバンドないですよ。最初2~3人のお客さんしかいなかったのが、武道館や東京ドームでライブをするようになった。サザンでデビューできたことは誇りに思っているし、自分が生きてきた証です」大森も、新しいアルバムのレコーディングを始めた。「生涯ギタリストですよ。サザンのみんなに会ったら、お互いに頑張って生きてきたねって、ねぎらいたいね」桑田たちとまた一緒に音楽をやりたいという気持ちは持ち続けている。「元気なうちにね、やってもいいんじゃないの」そう話すと、照れたような笑顔を見せた。
2020年08月08日大森靖子が7月22日(水)に生配信ライブ「秘密の接触SSS vol.1」を開催することを発表した。「秘密の接触SSS vol.1」は、大森靖子が届けるハンドメイドな6大企画「大森靖子2020️ハンドメイドホーム6️」にて、シン・ガイアズとのライブ配信を計画中!と告知していたもの。来年に開催延期となったバンド編成でのツアー「SEIKO OOMORI UGLY DREAM TOUR 2020」に参加予定だったファンも、大森靖子のライブならではのパワーを感じ取ってほしい。なお、本ライブ配信では大森靖子から新たな発表もあるとのことだ。また、TOWER RECORDS CAFE 表参道店では大森靖子メジャーデビュー5周年を記念したコラボカフェ「大森靖子 × TOWER RECORDS CAFE」も開催中。このコラボカフェでは、ベストアルバム『大森靖子』にて収録曲からイメージしたメニューが登場。さらに、TOWER RECORDS CAFE表参道店内では昨年自身初開催した「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR “ハンドメイドシンガイア”」の放送や写真の展示、来場&注文特典、ナナちゃんスタンプを貯めて応募するスタンプカード企画など、魅力満載の内容となっている。<ライブ配信情報>タイトル「秘密の接触SSS vol.1」7月22日(水) 20:00~チケット代:2,500円(税込)▼チケットの購入はこちらから<大森靖子 × TOWER RECORDS CAFE>
2020年07月09日橋本愛、大森靖子、蒼波純、稲葉友が出演した松居大悟監督による2015年の劇場公開作『ワンダフルワールドエンド』がオンラインシアター”STAY HOME MINI-THEATER”にて限定上映されることが決定。橋本さんらキャストや監督が登場するゲストトークも行われる。最新作『#ハンド全力』や初の小説「またね家族」の刊行など多方面で活躍中の松井監督。本作は、松居監督が手掛けたMusic Video(橋本愛、ミスiD2014グランプリの蒼波純、稲葉友が共演・大森靖子の楽曲「ミッドナイト清純異性交遊」「君と映画」)を再編集し、追加撮影したエピソードを交えて2人の少女の物語を紡ぎ出した異色作。第65回ベルリン国際映画祭にも出品されるなど国内外で注目を集めた。今回のオンライン上映は早送り・巻き戻しなし・アーカイブなしの上映を全4回、1,500円(税込)で行い、興行収入から必要経費を差し引いた金額をミニシアターエイド基金に追加寄付する。各回に併映されるアフタートーク(収録版)には橋本さんや松居監督が参加している。なお、STAY HOME MINI-THEATERでは、このほかにも佐藤玲&笠松将W主演の新作『ドンテンタウン』『テロルンとルンルン』など話題作の先行上映など、オンライン上映とリアル劇場の共存を目指して企画上映を続行中。松居大悟監督コメント明日には、1秒後には、消えてしまうんじゃないかという輝きを持った人たちと映画を作って、5年経った今も全員が同じように表現の世界にいることは、とても価値のあることだと思います。だからこそ、今はもう一踏ん張りして、劇場にも生き残ってほしいと心から思います。そういう上映です。この作品は、ツイキャスやスタンプなどを用いたSNS映画の走りのようなもので、今でこそそんな映像は増えましたが、走りだす瑞々しさも楽しんでもらえたらと思います。どうやって作ったのか思い出せませんが、きっと彼女たちに導かれたんだと思います。5年後も50年後もまた会えますように、どうぞ楽しんでください。―――松居大悟(映画監督・ゴジゲン主宰)(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダフルワールドエンド 2014年10月23日、渋谷シネクイントにて公開© 2014 avex music creative inc.
2020年07月07日●道重さゆみとの緊張のコラボ「息を止めていた」歌手でもシンガーソングライターでもなく、“超歌手”。2019年にメジャーデビューから5周年を迎えた大森靖子は、世の中の声なき声を、パワフルな言葉ですくいあげ、常にフルスロットルで歌い続けてきた。そして、自分が愛してやまないもの、リスペクトするものへの愛も炸裂させてきた。それが実を結んだのが、自身初となるベストアルバム『大森靖子』(2月12日リリース)にも収録されている道重さゆみとの「絶対彼女 feat. 道重さゆみ」や、初恋の人だという峯田和伸と共作した「Re: Re: Love 大森靖子 feat. 峯田和伸」などのコラボ曲だ。彼女の情熱が多くのグルーヴを生み出していく。そんな大森の今に迫った。――まずは、道重さゆみさんのファンになったきっかけから聞かせてください。中学校の時に、ずっとインターネットでかわいい女の子を探していたんです。その頃はまだ、学校にはいないようなかわいい子が、自分の情報を開示してくれること自体が珍しくて。芸能人ではしょこたんや眞鍋かをりさんなどグラビアの方が人気でした。そんな中、ハロー!プロジェクトで一番早かったのが道重さんで、自分から「ブログをやりたい」と、事務所に直談判をして始めたと聞いて、「すごい! ありがとう」と思いました。また、自分のこういうところを知ってほしいと書いてくれるのは、「愛していいよ」と言ってくれているような感覚だったので、すごく好きになりました。――ジャケット撮影のメイキング映像も拝見しましたが、とても楽しそうでした。緊張したというか、呼吸の音を道重さんに聞かせたら申し訳ないと思って、息を止めていたら本当に意識が遠のいてきてヤバイと思ったので、そこから息をしました(笑)。――撮影しながらおしゃべりとかはされたのですか?さすがに固まっているオタクみたいな顔にはなっちゃダメだと思ったので、逆に隣にいるのが道重さんだということをなるべく忘れようと思いました。だから自分のスタッフの二宮の顔をずっと見ていて。結局「二宮、二宮」と考えていた記憶しかないから、本当に時間を無駄にしました(苦笑)――道重さんのどういう点が好きですか?不器用なところも全部さらしけしてくれるので、何か信頼できる感じがします。例えば、完璧主義すぎるところとか。私は適当人間なので、思うようにならなくても、まあいいやとなりますが、道重さんは、絶対にこうしたいというものがある。LINEの返信率も100%で、絶対に自分で終わらせるタイプだし、すごく真面目な人だなと思います。――道重さんから、刺激を受けた点なども聞かせてください。歌に対するプロ意識の高さは本当にすごいです。自分がこう歌いたいという意識が声にすごくこもっているので、自分も学ぶものが多いです。ここで切るみたいなタイミングまで全部計算して歌っているので。私は、毎回の即興性みたいなものを大事にしてきたんですが、そういうこだわりもいいなと思いますし、見習うところがたくさんあります。●「高校の時に好きになった」峯田和伸ともコラボ――「Re: Re: Love 大森靖子 feat. 峯田和伸」についても聞かせてください。峯田さんを好きになったきっかけは?中学校の時にクラスの男子がコピバン(コピーバンド)していたり、今でいうカーストの高い人たちがいいねと言ったりしていました。私は、峯田さんが出ている『アイデン&ティティ』を観て面白いなと。また、当時、タワーレコードの冊子に銀杏BOYZとして出演しているフェスの写真を見て、カッコイイと思いました。それは客席に上裸で、拡声器を持って叫んでる写真でしたが、そこから銀杏BOYZってどういう感じだろう? と思い、銀杏BOYZの掲示板に上がっていた音源を聴いたのがきっかけです。――今回、実際に会ってコラボレートした感想も聞かせてください。高校の時に好きになった峯田さんと、1mmも変わってなかったです。すごく優しくて純粋でバカで、男の子の世界を無理に死守していて、格好つけてるところが格好悪くて。本当に最高だなって思いました。会えば会うほど好きになります。それは道重さんも同じです。――テレビ東京のドラマ『来世ではちゃんとします』の主題歌にもなりました。自分と峯田さんのお話が、誰かの恋愛の話、人生の話にマッチして、またちょっと歪んだ何かが生まれたりすることがあるんだなと、うれしくなりました。――道重さんや峯田さんとのコラボレーションも、大森さんの情熱から生まれたものだと思います。まさに有言実行で、夢を叶えている印象を受けますが。口にしたら、誰かが叶えてくれるというのはあります。というか、もし自分だったら、道重さんや峯田さんになんて、恐れ多くてオファーできないです。自分はまだタイバンしていい人間にはなれてないから。それはインディーズの頃からそうで、今思えば、そういう自分を周りが面白がってくれたことが一番大きいです。――メジャーデビューのきっかけも、周りの方が大森さんを発見してくれたから、ということでしょうか?そうです。自分がまだ、地下のライブハウスで弾き語りをやっていた時、今のアップフロントプロモーションの社長の西口(猛)さんとか、いまアップアップガールズ(仮)のマネージャーの山田(昌治)さんたちが動いてくれて、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)に無理やり出してくれたことが大きかったです。周りが、まだ未熟な自分を「これ、面白くなるんじゃない」と、どんと上げ続けてくれたなと。もちろんそれに対して、自分は応えてきたという自信と自負はありますが。でも、逆に私にはそれしかないかもしれないです。■プロフィール大森靖子(おおもり・せいこ)超歌手。1987年9月18日生まれ、愛媛県出身。学生時代に弾き語りを始め、ライブハウスでの音楽活動で注目を浴び、2014年にエイベックスからメジャーデビュー。2019年に道重さゆみとコラボしたシングル「絶対彼女 feat. 道重さゆみ」や、峯田和伸(銀杏BOYZ)とコラボしたシングル「Re: Re: Love 大森靖子feat.峯田和伸」をリリース。2019年から2020年にかけて「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」と題した全国ツアーを開催し、2020年2月12日に初のベストアルバム『大森靖子』をリリースした。
2020年02月16日“超歌手”という特異なカテゴリーを打ち出し、心の叫びを歌にしてきた大森靖子。昨年でメジャーデビュー5周年を迎え、今月12日に初のベストアルバム『大森靖子』もリリースした。そんな彼女は、ロックバンド・凛として時雨のドラマー、ピエール中野の妻であり、子どもを持つ母親でもある。これまでプライベートについて多くのことを語ってこなかった大森だが、彼女にとって結婚は、創作活動にどんな影響を与えたのか? 大森に単独インタビューを敢行した。○■公表後の意外な反応「いつの間に離婚?」2人が結婚していることは、1月25日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『有吉反省会』に出演したピエールの口から明かされたが、大森は「私は結婚していることを普通に公表していたけど、ピエールが初めて私の名前を出したので、ニュースになったんです」と言う。「いつの間に離婚したんですか?」という声もあったそう。「5年前に結婚しているのに、まるで最近、結婚したみたいだなと。中には、結婚して、離婚して、再婚したことが発表された、みたいに思った人もいたみたい。つまり1回離婚したと思われたようで、すごくややこしかったです。どうやらシングルマザーのシンガーソングライターみたいな感じに受け取られていたみたいで」○■「結婚くらいでは人間変わらない」2人が結婚したのは大森が27歳のときだが、大森自身は「結婚してわかったのは結婚くらいでは人間変わらないってことです。変わっちゃマズいですよ」と笑う。「結婚するまで27年も生きてきたのに、それがいきなり結婚して“妻”という別の生き物に変わるとしたら、27年が無意味になっちゃう。だって、これまでの27年があったからこそ、結婚してくれたはずだから、それを捨ててはダメだなと」大森は1児の母でもあるが「子どもが生まれると“母親”という生き物になったりもします。でも、夫はずっと添い遂げるかもしれないけど、子どもはいずれ自立していくでしょ。そしたらもう1回、母親じゃない生き物になるのかと。それって結婚によって、別のタイプの依存が生まれているだけなので、変わるほうが危ない感じがするんです」と持論を述べる。続けて、「私は、結婚すると単にいろいろな仕事が増えるだけかなと。例えば就職するときも、自分の日常にプラスして、仕事というやることが増えます。それと同じだと思う。時代に合ってる合ってないの問題じゃなく、変わっちゃうからこそ、起きている問題もたくさんあるんじゃないかなと。自分は、そのバランスをすごく取ろうとしてきたのかなと思います」と語る。とはいえ大森は、結婚した後も、バイタリティーあふれる音楽活動をギアチェンジしたりせず、フルマックスでやっている印象を受ける。そのバランスを取る秘訣とは?「そんなに苦労とは感じていなくて、単純に音楽が好きでやっているだけです。私はもっともっと上手くなりたいし、そう思うのなら、全力でやらないと、限界を超えていかないといけない。たぶん音楽は、やればやるほど奥が深くて、果てなんてないものだからやり続けるしかない。もちろん、体調がついていかないなと思う時もあるけど、自分は楽しいことをやっている気持ちしかないです」○■ピエールから大森へ「救ってくれてありがとう」音楽活動だけではなく、人と人との向き合い方にも真摯な大森。ベストアルバム『大森靖子』の特設サイトには交流のある著名人から寄せられたコメントが掲載されているが、一つ一つに感謝の言葉を述べている律儀さに驚く。「あんなにいっぱいいただけるとは思ってなくて、ちょっと追い付いてないのですが。さすがに、自分で自分の首を絞めています(苦笑)。もう少し皆さんは要領良くやれると思うんですが、パパーッとやることができないんです。元々ウルトラスーパー天才みたいな人だったらいいけど、私は手数を打たないと伝わらないタイプなので」その中には、夫であるピエールからのコメントもある。「こんなにもギリギリの状態でエネルギーを放出し続け、自分を犠牲にしてまで、誰かを救っている人は他に見たことがない。大森靖子がいなければ、僕はとっくに人生を諦め、何かに溺れ、きっと死んでいた。救ってくれてありがとう」という感謝の言葉を見ただけで、夫婦の深い絆がうかがえる。また、これに対して大森が「思考パターン、得意なこと、全てわたしと真逆で、わたしに出来ることは出来ない、わたしが出来ないことは出来る、の穴埋めが2人で綺麗にできるところが、一緒に居て完璧だなっていつも思います」と答えている点にもほっこりする。○■公私ともに最高のバランス「本当に全く逆」「本当に全く逆なんです。私がめっちゃできることが全部できない。例えば、家具を組み立てるとか、料理をするとか、ものを作る系を私はできるけど向こうはできない。でも、家事でいえば掃除、洗濯は向こうができる。すごくバランスが良いんです」仕事面でもピエールのサポートは大きいそうで、まさに公私ともにお互いの欠けているところを補い合う最高のバランスのようだ。「私は、アングラサブカルクソ野郎なので、本来は表に出るような人間ではないんです。でも、『こうやればいいよ』と考えてくれるので、彼の意見を聞いて、助けてもらっている部分はあると思います」最後に、結婚して良かった瞬間を尋ねると、「子どもがいつも『ママかわいいよ』と、朝起きたら言ってくれるんです。今日もかわいくてよかったと思います(笑)。パワーになりますね」と母の顔を見せた。■プロフィール大森靖子(おおもり・せいこ)超歌手。1987年9月18日生まれ、愛媛県出身。学生時代に弾き語りを始め、ライブハウスでの音楽活動で注目を浴び、2014年にエイベックスからメジャーデビュー。2019年に道重さゆみとコラボしたシングル「絶対彼女 feat. 道重さゆみ」や、峯田和伸(銀杏BOYZ)とコラボしたシングル「Re: Re: Love 大森靖子feat.峯田和伸」をリリース。2019年から2020年にかけて「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」と題した全国ツアーを開催し、2020年2月12日に初のベストアルバム『大森靖子』をリリースした。
2020年02月15日最初に“激情派”という特異なジャンルで表現され、火傷しそうなくらいに熱い想いと、声にならないマイノリティの慟哭を歌にしてきたアーティストの大森靖子。いや、彼女に言わせれば、歌手でもシンガーソングライターでもなく、“超歌手”というカテゴリーだそうだ。ライブハウスで音楽活動をはじめ、メジャーデビューしてから早5年となったが、揺るぎない情熱とアグレッシブな姿勢は、インディーズ時代から全く変わらないどころか、加速している印象さえ受ける。そんな大森を直撃し、フルスロットルな超歌手人生を振り返ってもらった。――この5年間を振り返ってみて、いかがでしたか?自分としては5年間でできるフルマックスな分量をやってきたつもりなので、もうこれ以上はできなかったなと思っています。曲を作る時も、同じような曲はいらないと思っていたから、次に作る曲は常に違うものを作る、というようなスタンスでやってきた5年間だったので、情報は過多だったような気がします。――2月12日に自身初となるベストアルバム『大森靖子』をリリース。「ごはん盤」「おかず盤」「デザート盤」と題した3形態となっていますが、このユニークなネーミングも大森さんらしいですね。私が大森靖子なので“大盛り”というところに引っ掛けて、ごはん、おかず、デザートにしました。よく牛丼屋さんで「大盛り」と言っているのを聞くと、いつもハッとしてしまいます(笑)。44曲にそれぞれの楽曲をイメージした食べ物のジャケットもついています。ベスト盤は、今までやってきた思いを全部入れようとしたら、フルマックスの44曲になっちゃいました。――そもそも歌手になられたきっかけとは?たぶんどこかでずっとなりたいと思っていたんですが、幼稚園や小学生の時に「歌手」や「アイドル」になりたいって書いたら、人気の職業すぎて否定されるじゃないですか。「シンガーソングライター」なら“穴”だし、そこまで“キラッと感”が出ないと思って、小6の時にそう書いたら、「私の夢をパクらないで」と怒られて卒業文集を破られちゃったんです。結局、その時は将来の夢について「普通の人」と書き直しました。――でも、かなり昔から歌手を目指し続けたわけですね。中学の時は、女性のJポップの曲をよく聴いていて、カラオケにも通っていました。小室哲哉さんやつんく♂さんを好きになり、信者みたいになっていきました。その時は歌うのが気持ち良くて、ずっとカラオケができればいいやと思っていたんですが、やっぱり音楽に携わる仕事がしたくて。また、東京に行きたいとも思いました。――なぜ東京に行きたいと思ったのですか?私は愛媛県出身なんですが、優しい人たちばかりの町なので、ちょっとでも尖っている気持ちがあると逆に過ごしにくいと感じていたんです。それで、東京へ出るために大学に行こうと。音楽の仕事にも携わりたかったから、音楽のジャケットを描けるような仕事に就くために、美術大学に進学しました。――ライブ活動を始められたのは確か学生時代からですよね。美大に進んだのですが、もっと「創造するぞ!」と意識の高い人たちばかりがいるんだろうと思っていたら、そうじゃない人もいて、結局は学校よりも家のほうが集中して作品を描けると思い、引きこもっちゃいました。その間に、銀杏BOYZなどのライブを観にライブハウスに入り浸るようになり、そこで好きな人ができて。その人が組んでいるバンドでメンバーが休んだりすると、代理でステージに立つようになり、そこから私の音楽人生が始まりました。――そのまま、大学に行きながらライブをやっていったわけですね。私は大学時代から音楽を始めたので、当時は親に下宿代を払ってもらっていました。でも、自分の周りで音楽をやっていたミュージシャンは、音楽で生計を立てられているわけじゃないので、バイトをしながらやっている人が多くて、私にはそれがすごくカッコ良く見えたんです。だから、わざわざ貧乏っぽいごはんを食べたりする生活をしていました。――そこから、音楽をやっていったなかで、何か転機はありましたか?自分が大学を卒業する年に、私にギターを教えてくれた師匠のような存在の方が亡くなったんです。大阪在住のシンガーソングライターのおじちゃんで、お酒を飲みすぎて肝硬変になってしまいました。その1カ月後に東日本大震災があって、自分の大学の卒業式もなくなりました。そこから1カ月くらいは怒涛の日々で、音楽に対しても自粛ムードがあったし、大学も終わりました。でも、自分が音楽活動をしていかないと、亡くなった師匠の美学みたいなものがなかったも同然になるかもしれないと思ったんです。――だから、師匠の思いをつないでいこうとされたのでしょうか?はい。師匠は肝硬変で亡くなったけど、その悲しみが、震災によって消されていくみたいな気持ちになってしまって。1つの生命と、何千人の命を比べるという意味ではないけど、一緒にしてしまうのが嫌だなとすごく思いました。その時、私は1つの生命をちゃんと大事にできるような活動をしていきたいと思ったし、これからもずっとその気持ちを大事にして、歌っていこうという気持ちになりました。――まさに、それが今の大森さんのスタイルになったということですね。大森さんは、とても言葉の力が強いですが、語彙力はどんなふうに磨いているのですか?コミュ力と同じで、自分には語彙力なんてないとしか思えないです。だからこそ、伝わるまで探し続け、言い続けるんです。あまり難しい言葉を使わないようにしないと、高校生や中学生に伝わらなかったりするので、語彙を増やしすぎちゃいけないとも思っています。同じ言葉でも、組み合わせで全然意味が変わるから、そういうのを大事にしたり、固定概念を外して、種類の違う言葉同士を隣に寄せて新しい意味を生むとか、そういう違和感も大事にしています。――メジャーデビューされてからも、大森さんは全く守りに入らず、攻め続けている印象を受けますが、ご自身はいかがですか?守りに入ることは一切ないです。それにメジャーになったからできなくなることなんてないですね。使えるお金も増えるし、動いてくれる人たちも増えますし。何よりも、私は「こうしたい」というイメージの共有がちゃんとできていると思っているから。自分は、けっこう細かいところまでチェックしています。――精力的に創作活動を続けてらっしゃいますが、これまでにスランプに陥ったことはありますか? たとえば才能があっても、アウトプットしすぎて枯渇したりすることは?ないです。たとえば才能が枯渇するわけがないです。なぜなら、ずっと作り続けていれば、その分、良くなり続けるはずだから。練習すれば練習するほど、できるようになるに決まっているし。もし、それができないのなら、それをやり続けるという才能がないか、もともとそこまでやりたいことじゃなかっただけのことかと。――2019年から2020年にかけて全国ツアー「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」も開催されましたが、いかがでしたか?47都道府県ツアーを回って思ったことは、この人たちの欲求って都市に反映されていないということです。だから私が、この人たちの都市にならなければと思っていて。“アグリドリームツアー”としているのは、その人たちの汚れたとされる夢を、肯定するという意味です。みんなの夢を肯定して拾い上げ、歌っていくことで、新しい理想の都市をつくっていく。これからもそういう気持ちでライブがやれればいいなと思っています。――最後に、今後の目標を聞かせてください。とにかく歌が上手くなりたいです。もっと伝わる歌い方がしたいし、もっといろんな人を気持ちよくさせるような歌を歌いたい。いい曲を作れるようになりたい。それだけです。■プロフィール大森靖子(おおもり・せいこ)超歌手。1987年9月18日生まれ、愛媛県出身。学生時代に弾き語りを始め、ライブハウスでの音楽活動で注目を浴び、2014年にエイベックスからメジャーデビュー。2019年に道重さゆみとコラボしたシングル「絶対彼女 feat. 道重さゆみ」や、峯田和伸(銀杏BOYZ)とコラボしたシングル「Re: Re: Love 大森靖子feat.峯田和伸」をリリース。2019年から2020年にかけて「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」と題した全国ツアーを開催し、2020年2月12日に初のベストアルバム『大森靖子』をリリースした。
2020年02月14日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」の11月21日(木)今夜のオンエアに、女優の長澤まさみ、俳優の木村拓哉、沢村一樹らがゲスト出演。また原口あきまさ、ホリ、山本高広、ミラクルひかるらによるモノマネ芸人ユニット「変人」も登場する。東宝「シンデレラ」オーディションのグランプリに輝き芸能界入り、『モテキ』や『海街diary』で日本アカデミー賞に輝き、今年に入っても『マスカレード・ホテル』『キングダム』『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』と3本もの映画が公開されいずれも大ヒットしている長澤さん。今回は長澤さんとともに、原口さん、ホリさん、山本さん、ミラクルさんらのものまねユニット「変人」も登場。長澤さんの“謎生活”を大公開。毎晩動画を見ている人気YouTuber「M」との初対面や、愛してやまない(秘)アイテムのプレゼン。さらに材料の90%が昆虫で作られているという“コオロギラーメン”も初体験。色々な役柄で様々な顔を見せる長澤さんの素の表情をお見逃しなく。そして放送中の日曜劇場「グランメゾン東京」で主演を務める木村さんと、共演の沢村さんが先月の放送に続き登場、2人はパリで作ったシャツをドラマの撮影現場に届ける。また「変人」の4人は「A-studio」や「踊る大捜査線」「W出川」など、爆笑コラボものまねを大連発する。今夜のゲスト、長澤さんの出演する舞台「神の子」が12月15日(日)~30日(月)までの間、下北沢の本多劇場にて上演、その後2020年1月7日(火)~9日(木)まで愛知・ウインクあいち、1月13日(月・祝)に福岡国際会議場で、16日(木)には広島・JMSアステールプラザ 大ホールで、18日(土)~19日(日)には大坂・サンケイホールブリーゼで、23日(木)には長野・サントミューゼで、25日(土)~26日(日)には静岡・浜松市浜北文化センターでもそれぞれ上演される。出演は大森南朋、長澤さん、江口のりこ、田中哲司ほか。木村さんと沢村さんが出演する日曜劇場「グランメゾン東京」は毎週日曜21時~TBS系で好評放送中。「櫻井・有吉THE夜会」は11月21日(木)今夜22時~TBS系でオンエア。(笠緒)
2019年11月21日俳優・沢村一樹の息子・野村大貴が、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」のグランプリに輝き18日、東京・Royal Garden Cafe AOYAMAで行われた新メンズノンノモデル発表式に出席した。1986年の創刊以来、田辺誠一、谷原章介、東出昌大、坂口健太郎などを輩出し、人気俳優への登竜門として注目を集める集英社のメンズファッション誌『メンズノンノ』。このたび、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」で2,300通以上の応募の中からグランプリ、準グランプリ、ラボ シリーズ賞に選出された3人がお披露目された。グランプリに輝いた野村大貴(のむらたいき)は、2000年10月4日生まれの19歳で、東京在住、身長187cm。「『僕かぁ』とは思ったんですけど、『なぜ僕なんだろう』という感じではありません。このために頑張りました。グランプリに恥じない活躍を見せたいです」と意気込みを語った。発表会には、メンズノンノモデルで俳優としても活躍している成田凌、清原翔、宮沢氷魚、鈴木仁も登場。野村は「本当にいらっしゃるのかという感じです」と憧れのまなざしを向け、「触れてみたいです」と希望すると、成田が近寄りハイタッチ。野村は「夢が叶いました」と笑顔を見せた。また、父である沢村から何か言葉をもらったか聞かれると、「父は芸能界を勧めるわけでもなかったんですけど、やりたいことをやりなさいと応援はしてくれています」と答えた。なお、準グランプリは、埼玉在住の16歳・水沢林太郎(みずさわりんたろう/2003年2月5日生まれ/181cm)、ラボ シリーズ賞は、東京在住の20歳・豊田裕大(とよだゆうだい/1999年4月10日生まれ/179cm)に決定した。
2019年11月18日大森靖子が13日、新木場Studio Coastで「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」を開催する。独特な歌詞世界と感情を爆発させるパフォーマンスで個性を放つ大森靖子。現在もメジャーデビュー5周年を記念して「超歌手5周年ハンドメイドミラクル5!」と題した5つの大きな企画を行うなど、充実した活動を続けている。その彼女が今年の6月にスタートさせた自身最大規模の全国ツアーが「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」。2パターンのバンドが準備されるなど、ユニークな演出で各地を盛り上げてきた。今夜は5カ月に渡ったツアーの振替公演を除いた千秋楽。本日のバンドメンバーはギター・畠山健嗣、あーちゃん、キーボード・sugarbeans、Hyper・サクライケンタ、ベース・えらめぐみ、ドラムス・ピエール中野となっている。なおゲストとして峯田和伸(銀杏BOYZ) とrikoの参加も発表されている。どんなステージが展開されるのか、期待が高まるばかりだ。■公演情報「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR"ハンドメイドシンガイア"」日時:11月13日(水)開場18:00/開演19:00場所:新木場STUDIO COAST
2019年11月13日来年1月期の月9ドラマは、沢村一樹、横山裕、本田翼が出演する「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」を放送することが決定した。あらゆるビッグデータから予測された犯罪を未然に阻止する“未然犯罪捜査班”(通称・ミハン)の活躍を描く刑事ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」。2018年夏ドラマとして放送された本作は、平均視聴率10.6%を獲得。今回、前作と同一タイトルで月9にスケールアップして帰って来ることに。そして前作同様、沢村さんが主演、横山さん、本田さんも集結。しかし、「絶対零度~未解決事件特命捜査~」をはじめとするシリーズに出演してきた上戸彩は、今回出演しないという。ミハンのリーダー・井沢範人役の沢村さんは「いつかまた“ミハンチーム”で集まれたら良いな、集まりたいなという思いと、ひょっとしたら続編があるかもという期待を持っていたので、今回の決定は本当にうれしいです」と続編決定に喜び、「前作を上回るアクション、スケールで、お届けしたいと思います!ご期待下さい!」とメッセージ。特殊捜査班から捜査一課を経て、ミハンのメンバー入りをした横山さん演じる山内徹は、引き続きミハンのメンバーとして捜査に当たるが、今回は新たな辞令が下っており、“警察が警察を取り締まる”監察官としての立場に。違法捜査をチェックする…というのは表向きの理由で、本当は井沢を監視するように命じられているのだという。そんな山内役の横山さんは「今回は新しい仲間がミハンに加わると聞いていますし、僕自身にも新たな任務ができるようですので、期待してください。そしてこの作品は、アクションシーンも見所の一つなので、今回は一体どんな激しいアクションシーンが出てくるのか、僕も今から楽しみです!」と期待している。そしてかつては生活安全課の女性警官だったが、異動でミハンメンバーとなった小田切唯役の本田さんも「新たなミハンメンバーの登場や新事実の発覚など、前作からさらに複雑で面白い物語になっているので私自身も楽しみです」と撮影が待ち遠しいと言い、「前回は暑い夏、今回は寒い冬と厳しい季節での撮影ですが、小田切として潜入捜査やアクションにも引き続き挑戦させていただきますのでよろしくお願いします」とコメントしている。日本全国の防犯カメラ映像、メール、電話、SNSの通信履歴など、あらゆるビッグデータを解析して割り出された“未来の犯罪者”を潜入・追跡捜査し、犯罪を未然に防ぐ特命班「ミハン」。今作は、大規模なテロがいままさに起きようとしている数か月後の未来から物語がスタート。何者かによって複数の場所に警戒最大レベルの爆発物が仕掛けられ、官邸からは非常事態宣言が発動。SATや爆発物処理班が出動する中、ミハンの山内と小田切も捜査に参加。小田切が爆発物の捜索をする中で入った部屋には、拳銃を手にした男性が立ち尽くし、目の前には銃殺された女性が横たわっていた。涙を浮かべ立ち尽くしている男性は、なんと井沢で…というストーリー。現在時制では毎話新たな事件に挑み、未然に犯罪を防いでいくミハンの捜査員たち。しかし、いずれ来たるべき未来に向かって物語は次第にリンクしていく――。「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」は2020年1月6日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年10月26日●座長・田中圭が現場の熱を仕組むモテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描き、異例のヒットとなった、ドラマ『おっさんずラブ』。単発ドラマ、ドラマシリーズからまさかの映画化となり、『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が23日より公開された。劇場版では、新たに沢村一樹演じる天空不動産の狸穴迅、志尊淳演じる新入社員の山田正義(ジャスティス)が加わり”五角関係”が勃発。今回は、新メンバーとなった沢村&志尊にインタビューし、撮影の思い出や人気作に加わる意気込みなどについて話を聞いた。○■キャスト同士を競わせるーー『おっさんずラブ』映画化で新たに加わったお二人ですが、オファーを受けての感想をぜひ教えてください。沢村:僕は楽しみだったんですけど、撮影が始まってから熱のすごさを感じて、そこからはプレッシャーがありました。周囲でも、マネージャーや奥さんが『おっさんずラブ』ファンで、「~だお」と使うし、どれだけ面白いか説明される(笑)。見ている方たちの”好き度"が濃い作品ですよね。志尊:僕は逆で、入る前のプレッシャーの方が強かったです。人気作ですし不安でもあったんですが、撮影に入ってみたら、すごく楽しかった。キャスト同士でもお互いに切磋琢磨し合うことができました。圭くんが「志尊、明日花火大会のシーンだな。大丈夫か」とか、「今日、遣都との2人のシーンを撮ってきたけど、まじやばかった。すげえいいよ」とか、おっしゃるんですよ。もし自分とのシーンのあとに何も言われなかったらどうしよう、と思ったんですが、「志尊と撮ってきたよ」という話もしてくださって。さらに(金子)大地が触発されて「俺、明日蝶子さんのとこ行ってきますわ!」みたいな(笑)。みんなで高め合える環境を作ってくださいました。沢村:座長がそういう風に仕組んでるんだよね。志尊:特に、僕と大地を競わせる(笑)。「大地、志尊に言いたいことがあるんだよな。『絶対負けねえ』って言ってたよな」とか(笑)。僕は、すごく燃えるんですよね。圭くんが意図的にやっていたのか、ただ楽しくてやっていたのかはわからないですけど(笑)。沢村:「中途半端な気持ちで来ていないだろうな」と、火をつけるのがうまいんだと思います。僕に対して座長感を出すことはなかったですけど、素の田中圭なのか、”はるたん”なのか、境目がわからない感じでした。見たことがない自然さで、体ごとボンとぶつかってくる芝居をする。僕はエリートの役だったので、ぶつかられても崩せない自分がもどかしくて。考えながらやってたけど、難しかったなあ。田中圭くんは、相手のスイッチを入れるのがうまいんだと思います。志尊:圭くんは、初日に僕がいろいろ悩んでいるのを察して「何してる? 飯行こう」と言ってくださって、瑠東監督と3人で食事会をしました。「何でも受け入れるから、志尊の好きなようにやってこい」と言ってくださって、「よし!やるぞ」と思えましたし、帰り際にさらっと「心配してないから」と言われてすごく安心しました。「自由にやっていいんだ」という気持ちになれたので、圭くんとの2人のお芝居が楽しくてしょうがなかったです。ーーお二人は映画版を見て、キュンとしたシーンはありましたか?沢村:僕は、サウナシーンではるたんと部長がいるのを見た瞬間の牧の顔。すごい表情するな、と思いました。『ん? こいつら、何かあったのかな?』というのが、一瞬でわかる。あえて言うならそこですね。志尊:僕がすごくかわいらしいなと思ったのは、記憶喪失になった部長がはるたんに2度目の恋をしたときの、鋼太郎さんの瞳。僕と対峙している時の部長と、はるたんを見る時の部長にギャップがあって、愛おしくて、部長にキュンとしてしまいました。目が変わるんですよ。沢村:あれ、いいよね(笑) 俺もやりたかったな。見てくださる方には、ジャスティスとはるたんの花火のシーンも印象的なシーンなんじゃない?志尊:ジャスティス的には、花火のシーンに想いを捧げてます!●春田の胸筋を触っていると思っていたら、牧だったーー沢村さんと志尊さんががっつり一緒だったシーンというと、サウナシーンが印象的だったのですが、撮影はどのような雰囲気だったんでしょうか?沢村:あそこは、動き自体はあまりちゃんと決めていないんです。志尊:僕は外にいたので、全然中の様子がわからなかったんです。僕は最初にサウナにいて、1回出て、みんなが入っている中に戻ってくるという流れだったんですが、もう、中がめっちゃ暑くなってるんですよ!(笑) 温度が5度くらい上がってる。セットがガタガタ揺れているんです。崩れるんじゃないかってくらい!沢村:狸穴としては、急にバトルが始まるから事情がわからないんですよね。部長と牧の感情がすごくぶつかるから、鳥肌が立ちました。2人とも、こちらが「本気で喧嘩してるんじゃねーよ!」と思うくらいのテンションで。林遣都くんがまず、殻をぶち破ろうとするんですよ。鋼太郎さんはお手の物だから、「やるのか!」とそこからぶつかり合いになって、めちゃくちゃ面白かったです。ーー林さんが飛び出していくというのが、意外でした。沢村:「役に入っちゃったんだね」という感じでした。憑依型なんだと思いますよ。でもきっと、最初にスイッチを入れたのは、田中圭くんです。レギュラーシーズンのときに、スイッチを押してあげたんじゃないかな。ーーサウナシーンでの、お二人の間での思い出はありますか?沢村:俺の胸をずっと触ってたよね。志尊:僕、あのシーンでの居方がわからなくて!(笑) 能天気に途中から入ってくるから、とにかく「胸筋すげえ!」で盛り上がろうとしていました。本編では短くなっているんですが、撮影時は2~3分近くずっともみくちゃになってるんですよ。そのときに「春田さん胸筋すごいですね~」ってずっと春田さんの胸筋触ってたら、春田さんじゃなくて牧の胸筋だったんですよ! 遣都くんに「ジャスティス!! なんだよ!」とはねのけられて、「あ、ごめんなさい!」となって(笑)。だから今度は沢村さんに「すっごい胸筋ですね~!」といきました。ずっといろんな人の胸を揉んでいました(笑)。沢村:僕はそれに対するリアクションが難しかった。そこで「あら……」となるのか、「なんだよ!」となるのかで、キャラクターも変わりますからね(笑)。○■3人は円になった関係性ーー田中圭さんは、舞台挨拶で「違う現場でも『おっさんずラブ』のような現場を目指したい」とおっしゃってたんですが、それだけ熱い空気だったんですか?沢村:これを全部の現場でやるのは難しいんじゃないかなあ。なんか、『アベンジャーズ』なんですよ。でも、すごくコアがあって、目指すべきだとは思います。志尊:皆さんのベクトルが同じですし、技術さんも含めて若いスタッフさんが多かったんですよね。皆さんが作品を愛していて、それぞれのこだわりをもっていて、熱量や一丸となる大きさがすごかった。沢村:また、鋼太郎さんが圭くんの後ろを支えているから、「怒られるまで自由にやる」ということはあったと思います。志尊:絶対あったと思います! それで、遣都くんが暴れるのを圭くんが抑える。沢村:で、鋼太郎さんがやんちゃすると、今度は遣都くんが抑える。志尊:円になってる(笑)。沢村:三すくみ(笑)。視聴者の方も、それを見て、気持ちが良かったんじゃないかな。好きになったり憎しみ合ったり、昨日の敵に塩を送ったり、日本人が大好きな時代劇の要素も詰まっている。その周りに眞島(秀和)くんとかも見守っていて、すごくバランスが良かったんでしょうね。ーー5人の中で「この2人の演技バトルが面白かった」という組み合わせを教えてください。沢村:やっぱり牧と部長のバトルですね。あと自分が好きだったのは、うどん屋の裏での、部長とジャスティスのバトル。部長の攻撃はアドリブだったんですよね。本当に痛かったでしょ?志尊:痛かったし、突然で驚きました(笑)。後半、セリフ言うの怖くなりましたもん。沢村:田中圭くんが笑ってたところ、本編でも使われてたよね。志尊:でも、使ってないところの圭くんは、声が出ないほどもっと笑ってました(笑)。ただ圭くんが「鋼太郎さんは相手を信頼していないと、絶対にそういうアドリブをしないから」と言ってくださって、すごく嬉しかったです。ーー志尊さんは、サウナシーンもうどん屋のシーンも、その場で「つなげなきゃ」ということが多かったんですね。志尊:けっこうありました(笑)。沢村:ありがたいことだよね。「ついて来られない」と思ったらやらないでしょう。志尊:すごくありがたいです。ジャスティスの新しい表情を出すことができました。沢村:いい表情してたよ。■沢村一樹1967年7月10日生まれ。鹿児島県出身。1996年に俳優デビューし、以降様々な作品で活躍。『浅見光彦シリーズ』(00~12)では12年間主役の浅見光彦役を演じた。ドラマ・映画だけでなく、NHKのコント番組『サラリーマンNEO』では「セクスィー部長」として人気を博した。主な出演映画として、『ごくせん THE MOVIE』(09)、『十三人の刺客』(10)、『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』(11)、『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』(11)、『遺体 明日への十日間』(13)などがある。■志尊淳1995年3月5日生まれ。東京都出身。2011年に俳優デビューし、2014年には『烈車戦隊トッキュウジャー』のトッキュウ1号役で主演。その後も、数々の作品に出演し、2018年には『女子的生活』のトランスジェンダー役が評価され、第11回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」主演男優賞、平成30年度文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門放送個人賞を受賞した。7月スタートのドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系・毎週火曜22:00~)に出演中。映画『HiGH&LOW THE WORST』などの公開、舞台NODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』への出演を控えている。
2019年08月29日村上春樹作家活動40周年となる今年、公開が決定している『ドリーミング村上春樹』。ちょうど40年前(1979年)の本日7月23日、村上氏が小説「風の歌を聴け」(講談社)で鮮烈な作家デビューを飾ったことを記念し、本作の予告編が解禁された。デンマーク出身、今年6月より群馬県桐生市に在住する翻訳家のメッテ・ホルム。1995年に「ノルウェイの森」と出会って以来、「海辺のカフカ」「1Q84」「騎士団長殺し」など、20年以上にわたり村上春樹の作品をデンマーク語に翻訳してきた。村上春樹の作品はこれまで世界50言語以上に翻訳されてきたが、そのほとんどが英語からの翻訳、メッテのように“日本語から直接翻訳”することは珍しかった。本作は2016 年、村上春樹がアンデルセン文学賞を受賞し、デンマークを訪れて王立図書館でメッテと対談する瞬間と、同時期にメッテが村上春樹のデビュー小説「風の歌を聴け」の翻訳に挑む貴重な姿を捉えていく――。本作では映画のカメラとは別に、村上春樹の短編小説「かえるくん、東京を救う」(短編集「神の子どもたちはみな踊る」に集録)の“かえるくん”の視点で追うメッテ・ホルムの姿も捉えており、この度解禁となった予告編にも“かえるくん”が登場する。監督のニテーシュ・アンジャーンは、村上春樹の「1Q84」の世界観を例えに、人が誰かを愛し、誰かに愛された瞬間に世界が変わって見えるという。映画では、メッテが村上春樹の翻訳に没頭すると“かえるくん”が現れ、村上春樹との対談が近づいた瞬間に2つの満月が現れることに。本作品で使用されているビジュアル・エフェクトは、デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー『ハウス・ジャック・ビルト』や、ニコラス・ウィンディング・レフン『ネオン・デーモン』のビジュアル・エフェクトを制作した北欧最新のVFXチーム「TGBVFX」が手掛けている。また、本作の公開を記念し、公開劇場である新宿武蔵野館で、村上春樹原作の初めての映画化となった『風の歌を聴け』35mm版(大森一樹監督作品)の一夜限りの特別上映会の開催が決定。当日はメッテ・ホルム本人とスペシャルゲストを招いた上映後イベントも実施される。『ドリーミング村上春樹』は10月19日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月23日最高視聴率25.5%を記録した韓国の大ヒットドラマを大森南朋主演、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、仲村トオルら強力キャストでリメイクする7月スタートの木曜ドラマ「サインー柚木貴志の事件ー」。その主題歌を、「東方神起」が担当することがわかった。どこまでも“真実”と“正義”に忠実に…遺体の声なき声に耳を傾け続ける法医学者たちが、不都合な“事実”を隠ぺいする権力社会に立ち向かっていく、法医学サスペンスとなる本作。飯田爽(テレビ朝日プロデューサー)によれば、「『サイン』は毎回、終盤にひと展開あるつくりを意識しており、ラストにかけてのクライマックスを東方神起さんならではのエネルギッシュな楽曲が盛り上げてくれることを期待して、オファーをさせて頂きました」とのこと。その楽曲となる「ミラーズ」は、スリリングなアップナンバー。歌唱力抜群の「東方神起」ならではのエモーショナルな歌声で、よりハードで聴きごたえある楽曲に。海外での評価も高いハイブリッドなロックバンド「BACK-ON」Hi‐yunkが作曲・編曲、中国でも活躍する新鋭シンガーソングライター・中村月子が作詞を担当した。曲を聴いた飯田プロデューサーは、「ゾクゾクするカッコよさでした! 引き込まるようなリズムと曲調が、ドラマ『サイン』の緊迫感とこの上なくマッチすると思います。キーの高い歌声も特徴的で、神秘的な印象を受けました」と熱いコメントを寄せている。「東方神起」ユンホ今回、主題歌を担当させて頂き、大変光栄に思っております。「ミラーズ」はまた新たなチャレンジを盛り込めた楽曲になっているかと思ってます。ドラマと合わさった時にどの様になるのかとても楽しみにしております。「東方神起」チャンミンドラマ「サイン」主題歌でご一緒することができ、嬉しく思ってます。「ミラーズ」は勢いのあるスリリングな楽曲なので、ドラマの展開ともとても合うと思います。ぜひドラマと一緒に僕たちの新曲も楽しんで頂ければ嬉しいです。「サインー法医学者柚木貴志の事件ー」は7月4日より毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年06月18日キャンディーズ解散から41年、これまで女優として活躍してきた伊藤蘭さん(64)が、5月29日にアルバム『My Bouquet』をリリース。ソロ歌手としてデビューした。’78年、後楽園球場の解散コンサートは、女性シンガーで初めてスタジアムで行われたものだった。その後、役者として復帰し、水谷豊さん(66)との結婚後、35歳で出産。育児と仕事の両立に悩みながらもPTA活動も体験した。「何もしないで後悔するより、やってみて苦労するほうが楽しい」とチャレンジすることで自分を成長させてきた。「“年齢の壁”は笑って乗り越えたい」と6月11、12日には東京で、14日には大阪で「ファースト・ソロ・コンサート」にも挑む――。「ソロのお話は、以前からちょこちょこ言われていたんです。でも、ちゃんと受け止められず、軽く受け流していました。去年の春、もう一度言われて、決めました。あと何十年も元気でやっていられるかわからない。元気もあるし、エネルギーもある、いまのうちに尻込みせず、勇気を出して挑んでみようかなという気持ちになりました。娘もしっかり育ちました。主人も変わらず、エネルギッシュに仕事をしている。ですから、タイミング的にも、よかったんです」夫の水谷さん(66)は、俳優業だけでなく、現在公開中の映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』で脚本・監督を務めている。娘の趣里さん(28)は、主演映画『生きてるだけで、愛。』で、今年3月、日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた。「夫からも、娘からも刺激を受けて、私も触発されました。家族それぞれが向かっているものを持っていて、3人が集まったとき、それぞれの話ができるというのは、喜びが3倍になるんです。60代になったからといって、落ち着くモードに入るのは早いかな。オファーがあるとき、それに応えられる私でいたいと思って、ソロデビューを決意しました」蘭さんは’55年1月13日、東京で生まれた。渡辺プロダクションに入ったのは、’69年。14歳のころだ。「もともとね、フォーリーブスに会いたいと思って、そのバックで踊るスクールメイツに応募したんです。最初は母に反対されたんですが、翌年、また、渡辺プロダクションが経営する東京音楽学院を受けて、通いだしたのが、この世界に入るきっかけです」3年後には、NHKの『歌謡グランドショー』のオーディションに合格。同時に受かった田中好子さん、藤村美樹さんと組んで、トリオを結成する。そのとき、NHKスタッフが命名したグループ名が「キャンディーズ」だった。’73年9月、『あなたに夢中』で歌手デビュー。しばらくはヒットに恵まれなかったが、デビュー前からザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』にレギュラーとして出演し、お茶の間では大人気。スターダムにのし上がったのは、センターを田中さんから蘭さんに交代した5曲目『年下の男の子』(’75年)の大ヒットからだった。「いまでこそアイドルというカテゴライズはありますが、あの当時は、なかったんですね。『私たちはアイドルです』という認識では活動していなかったと思います。3人の意識としては、歌手でした。歌があるから、バラエティもやっていい。でも、真ん中は歌で、歌に戻るんだという意識でした」ところが、絶頂期にあった’77年7月17日、キャンディーズは突然、解散を発表する。「普通の女のコに戻りたい」日比谷野外音楽堂でのライブで、蘭さんが泣きながら放ったこの言葉は、流行語にもなった。解散に踏み切った3人の決意に、ファンも涙ながらに呼応した。大学生を中心に結成されていた全キャン連(全国キャンディーズ連盟)を中心に解散の日に向けてファンが盛り上がりを作っていった。’78年3月にはシングル『微笑がえし』が、キャンディーズ史上初めてオリコン1位を獲得する。解散コンサート当日は、途中経過をNHKニュースが生で放送し、後日、TBSで録画放送されると、単独歌手のコンサートでは最高の視聴率32.3%を記録。その記録はいまだ破られていない。「当時の熱ですか?ふっと1人になったとき、いまひとつ、実感として湧かないので、わからないんです。どこかで、あの(解散の)渦に巻き込まれ切れていない自分があったのかもしれない。なんとなく、別世界という……。あのころは、解散というゴールがあって、そこで終わるという最大の目的に向かって、みなさんに盛り上げていただきながら、がむしゃらに走っていました。スタッフと合宿もしましたし、解散コンサートを一緒に作り上げていく感じがありました。4月4日に向かって、全国各地の大きな会場を回って。50曲以上、歌いました。その集大成が後楽園。あの日、私は、この光景を忘れないよう、目に焼き付けるように歌いました。いまでも、目を閉じると、あの光景が浮かんでくるんですよ」キャンディーズ解散後、蘭さんは芝居の世界に足を踏み入れた。実は中学時代は演劇部の部長を務め、東京都大会で2位に入るほど、演劇に打ち込んでいたのだ。’80年、大森一樹監督の出世作であるATG製作の『ヒポクラテスたち』で、女優デビュー。’81年には、野田秀樹さん率いる夢の遊眠社に参加。ジャージ姿で稽古に励み、舞台『少年狩り』などに出演。その後は、山田洋次さん、倉本聰さん、市川森一さんなど、名だたる監督や脚本家の作品に出演。女優としての地歩を築いた。’89年、水谷豊さんと結婚。翌年には長女・趣里さんを出産して、35歳で母親になった。「子どもが生後5カ月くらいのころから、2時間ドラマはやっていましたが、子育てがおろそかにならないように、バランスを取りながら、仕事をさせていただいていました」両立が大変になってきたころ、蘭さんを支えたのは、青年座の女優・初井言榮さん(90年没・享年61)の言葉だった。「蘭ちゃん、女性はね、本当に我慢して、我慢したときに、内側から素敵な薄桃色の優しさがにじむものなのよ」いまの我慢は後の自分に生きてくる――。この言葉が、蘭さんの心にずっと残っている。「20代のころ、ドラマで共演したときに、言われたんですね。フェミニストの方からすると『えっ?』と思う発言かもしれないけれど、たしかにそういうことってあるなぁと私は思うんです。いろんな角度から、我慢ということを考えることは、必要ではないか。自分が何かを主張したいとき、それをやみくもに主張するのではなく、ちょっと我慢することで、表現の仕方や言い方が変わる。そこが大事なのではないか、と。我慢を重ねることで、表現のバリエーションも増えるし、人間としても豊かになっていくような気がします」蘭さん自身、仕事と子育てを両立させていたこの時期は、葛藤を抱えながら自分と向き合っていた。「振り返れば、子どもに寂しい思いをさせたんじゃないか。もっと寄り添えたんじゃないかと思うこともありましたね。仕事も子育ても、どちらもないがしろにはできない。ひとつのことに専念している方、打ち込める方に比べれば、心身ともに分散してしまいます。あのころは、『仕事も、育児も、どちらもちゃんとやるしかない』と、自分に言い聞かせていました。PTAもやりましたよ。娘が小学生のときに安全対策委員を(笑)。何もしないより、やってみて苦労するほうがいいですよね。お母さん同士のお付き合いで学ぶこともありました。それが楽しくもあり、私を人としても、母親としても、成長させてくれたんです。いまに至る大事な過程だったなと思います」アルバム『My Bouquet』には、そんな蘭さんの人生のスピリットがこめられている。11曲中3曲で、蘭さん自ら作詞も担当した。妻の挑戦を夫である水谷さんはどう思っているのだろう?「今回は、特に相談らしい相談はしていなくて、自分でやると決めてから、『どう?』と、伝えたら『いいんじゃない?』と。音が完成するまで、聴くのを待ってもらっていたんですが、最後には『いいかげん、早く聴かせなさい!』って(笑)。マスタリングが終わったものを聴いてもらったら、3~4回、聴いてくれていましたね。『1曲1曲がバラエティに富んでいて、飽きないね。聴き入っちゃうね』と、言ってくれました」【伊藤蘭さん衣装】ワンピース、カーディガン:HANAE MORI
2019年06月03日AKB48・茂木忍と大森美優のダブル主演映画『カーテンコール』(19年公開予定)がクランクアップを迎え、2人がコメントを寄せた。今年3月28日から31日まで新宿村LIVEにて上演された舞台『カーテンコール』を映画化。舞台版『カーテンコール』の脚本と演出を手掛けた諸江亮氏が映像作品として再構成し、監督を務める。秋の全国演劇大会で優勝を目指す春山高校演劇部は、合宿に向かう途中のバスで大事故に遭ってしまい、幽霊になってしまった5人の部員と残された部員で優勝を目指していく。幽霊になってしまう結奈を演じる茂木は、「クランクアップいたしました! 茂木忍です! 今回、とても緊張していたのですが、最後まで笑顔の溢れた現場でとても楽しかったです! 個人的には、ゆうれい部員たちが遺影の中で話しているシーンに注目してもらいたいです!」と呼びかけ、「実は特殊な撮影方法だったのですが、、、それはまたの機会にお教えします! 笑」と予告。一方、5人の部員の死に戸惑いながら、彼女たちの意思を受け継ごうとする蘭役を演じる大森は、「クランクアップの瞬間は、とにかく笑顔でした! なぜかというと、無事に終わったからです(笑) 作品を作るって簡単な事では無いし、一人じゃ何もできないんだなと実感しました。私が演じる蘭ちゃんの、内に秘めた演劇や仲間達への気持ちにも、注目しながら観て頂けたら嬉しく思います!」と作品に込めた思いを語っていた。
2019年05月28日テレビ朝日・木曜ドラマ枠で、骨太な法医学サスペンス「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」が7月よりスタートすることが決定。大森南朋が民放連続ドラマ単独初主演を務め、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、仲村トオルといった豪華キャストが共演する。本作は、テレビ朝日のロングランシリーズ「法医学教室の事件ファイル」や昨年のヒットドラマ「アンナチュラル」などでも取り扱われる人気の高いジャンル・法医学を軸に、“真の正義とは何か”を問うノンストップの群像サスペンス。原作は韓国の大ヒットドラマ「サイン」(2011年)。様々な事件の真相を追い求める無骨な天才法医官と新人女性法医官が、“真実”を隠ぺいしようとする絶対的権力に立ち向かっていく姿を描いた同作は、韓国で初めて法医学を扱ったドラマとしても話題に。最高視聴率25.5%を記録し、「大韓民国コンテンツアワード」の放送映像グランプリ分野で大統領賞も受賞した。勝つのは“法医学があぶり出す真実”か、“権力が作り出す嘘の真実”か――大森南朋を主演に迎え、日本版としてよみがえる本作は、法医学を基軸に、絶対的権力を誇示する巨悪を相手取った“真実”をめぐる熾烈な戦いを描く。韓国版は実在の法医学鑑定機関「国立科学捜査研究院」を舞台に、国や権力の息がかかりやすい状況下での攻防戦を描いたが、日本では該当する国家機関がないことから、「日本法医学研究院」なる厚労省・警察庁共管の架空組織を設定。法医学の現場で実際に起こりうる、第三者による解剖結果への“干渉”や“忖度”を国レベルに押し上げ、物語をダイナミックに揺り動かしていく!失敗と挫折、裏切りと陰謀に翻弄されながらも、遺体に残された真実の証(=サイン)と正義を求めて突き進む解剖医と仲間たち…。物語は、あるスターの死亡事件をきっかけに、想像を絶する巨大権力が暗躍し始め、解剖医たちが導き出した“真実”は闇から闇へと葬り去られてしまうことから幕を開ける。全話を通してどこまでも複雑に絡み合う驚愕の物語展開と、誰も予想できない号泣必至の衝撃ラストが、観る者の心に大いなる爪痕を残す――。大森南朋、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、仲村トオル…実力派揃いの群像劇大森さんが演じるのは、愚直なまでに真実と正義を追求する「日本法医学研究院」の解剖医・柚木貴志。同院長・兵藤邦昭の一番弟子で、解剖の腕は超一流。すこぶる口が悪くて偏屈な無頼派だが、表になかなか出さない胸の奥底には温かい心が宿っている。「柚木はすごく真っ直ぐで、自分が信じているものに対して疑いがない人。だからこそ、目の前に立ちはだかる矛盾にあふれた世の中と常に戦っている」と大森さん。「僕自身も柚木の生き方にはわりと共感します」と語る。韓国版を楽しみに見ていたそうで、「今回の日本版では僕なりに一歩超えた“オリジナルの色”を提示できる作品にしたい。俳優・大森南朋、全力で取り組みますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と力強い。松雪さんは、女性初の捜査一課長を目指す野心家の管理官・和泉千聖を演じる。圧倒的な男性社会である警察組織の中で悔しさをバネに、必死に勉強して現在の地位まで這い上がってきた。勝ち気で、芯が強い。柚木貴志とはかつて恋人関係にあり、一時は婚約もしていた。そんな大人の女性に「力強さのある女性像を構築していきたい」と松雪さん。「幸いなことに、男性にも負けない力強さは私自身も持ち合わせております(笑)。自分の中に潜んでいる“ライオン”を引き出して、この役に挑みたいと思います」と頼もしく語る。また、柚木の助手となる新人解剖医・中園景を演じるのは飯豊さん。尊敬する「日本法医学研究院」院長・兵藤邦昭の一番弟子である柚木のもとで、自ら弟子になることを志願し、食らいついていく、打たれ強く天真爛漫な女性。実は、過去に身内がある事件に巻き込まれているという。「柚木さんの姿を見ながら、私自身も景と一緒に大きく成長していきたいです。柚木さんには相当虐げられますが(笑)、今の世の中なかなかそういう先輩もいない気がするので、すごく楽しみ」と語りつつ、「実は私、景のように、先輩に対しても立ち向かっていくような、強い女の子をあまり演じたことがないんです。その点でも今回はすごく楽しみです!」とコメント。一方、高杉さんが演じるのは、生意気だが正義感あふれる千聖の部下の警部補・高橋紀理人。若手ゆえに経験値はまだ浅いが、刑事としての勘が冴えており、仕事は優秀。千聖の迫力に時折ビビりながらも、臆することなくズケズケと物を言い、かなり生意気だが、なぜか憎めない新世代刑事。「10代の頃は犯人役が多くて、刑事役は今回が初めてなんです。実は、刑事役にはすごく憧れがあって…」と高杉さん。「僕が演じる紀理人は純粋に真実を追い求める刑事。一方で、ちょっと軽い部分もありますけど、誰からも好かれるタイプの子なんです。この二面性をうまく切り替えながら、演じていきたい」と語り、“メスライオン”のごとき千聖に対して「タメ口をきいても許されるキャラクターってすごいなって思うんですよ。そうやって生きてこなかった僕にとっては、高度な生き方(笑)」と演じる役柄に憧れがあるよう。そして、そんな彼らの前に立ちはだかるのが、国立大の法医学教授・伊達明義を演じる仲村さん。「真実とは勝者に与えられるものだ」と言い切り、権力側に寄り添う危険な男。自らの保身のためなら、時には解剖結果の改ざんもいとわない。かつて兵藤邦昭と「日本法医学研究院」院長の座を争って負けたが、いまもなおその椅子を虎視眈々と狙っている。仲村さんは「“大きな枠組みの中で世の中をもう少し良き方向へ導く”という正義感、“今存在する大きな問題を解決するのは自分だ”という使命感があるからこそ、強引に事を進める男。あくまで現時点における僕の想像でしかありませんが、そういった要素を香辛料的に散りばめられたらいいな、と思っています」と意気込む。対立する柚木貴志は「大森(南朋)くんですから!予想を超えた感情を刺激してくれるだろうという期待も、ものすごくあります」と語っている。大人のベテラン実力派俳優陣と、旬で勢いのある若手俳優陣が力を合わせ、見応えある法医学サスペンスを織りなす本作。万全のキャスティングでさらなる熱を帯びる“それぞれの信念と思惑が入り乱れる圧巻の群像劇”に、期待していて。「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」は7月、毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年05月28日