長谷川博己の熱唱に喝采!『ラブ&ピース』北京国際映画祭レッドカーペットイベント
「血が出ない!」「誰も死なない!」「エロくない!」という、いままでの“園子温ワールド”のイメージとは一線を画す本作。しかしながら、園監督らしい超展開はそのままに、今回初の特撮を用いた演出と、崩壊する東京の街に巨大化した“LOVE”=愛の怪獣が東京の街に現れ、観たこともない感動と涙を誘う極上のエンタテイメント作品となっている。
北京国際映画祭は、今年は90か国以上から930本の映画がエントリーされ、そのうち15本の映画がコンペティション部門に選出。日本映画が北京国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されるのは本作が初の快挙となる。これまで、『ヒミズ』『冷たい熱帯魚』など、ヴェネチア映画祭ほか海外映画祭で高い評価を受け続けてきた園監督だが、本作は、第59回ベルリン国際映画祭カリガリ賞・国際批評家連盟賞を受賞した『愛のむきだし』以来となる、直球で愛を描いた待望のオリジナル作品ということもあり、会見には大勢の記者が来場した。
長谷川さんは「できあがった作品を映画祭で観てもらえて、とても喜んでいます」と挨拶。会場には、中国の女性ファンが多かったようで、「長谷川さん、ようこそいらっしゃいました!」