ベン・ウィショー、美しすぎるまどろみラブシーン解禁『追憶と、踊りながら』
同作品で、時代を現代に移してウィショーが演じた王子ハムレットは、その華奢な体型の全身からエモーションをたぎらせ、「A crazy prince for our times(我々の時代の狂えるプリンス)」と一般紙の一面を飾るなど、アツい注目を集めた。その舞台を見たティクヴァ監督が『パフューム』の主演に抜擢、それ以降、舞台、テレビ、映画と、インディーズからメジャーまで役の大小も問わず、あらゆる挑戦を続けている。
本作のホン・カウ監督も来日の際、「彼の演技には、強さ、弱さ、真摯さ、人物の真実がいつもあり、心から尊敬できる俳優だと思っていたけど、今回一緒に仕事をして、想像以上に彼が素晴らしい俳優で、作品のためにすべてを献身してくれることに感動した。役への向き合い方、役をつくり上げるプロセスがとてもオープンで、自分ひとりの演技だけでなく作品全体をどんどんと磨き上げてくれる真の俳優だ」と語っていた。
そして、監督がお気に入りのシーンとして挙げたのは、ベン演じるリチャードとその同性の恋人カイのラブシーン。本作『追憶と、踊りながら』は、リチャードとその恋人カイの母親である中国系女性ジュン(チェン・ペイペイ)