2015年7月28日 13:00
【特別映像】本人夫婦も太鼓判!『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』
ブライアンの人生で気付いた」というように、2人がお互い支え合い歩んできたことがうかがえる。メリンダの「この映画は彼の音楽のように誰かを愛している人のための映画よ」という言葉にオーバーラップするように、ブライアンとメリンダが様々な困難に立ち向かいながら愛を育む本編シーンが映し出されていく。
本作のタイトルにもなっている「ラブ・アンド・マーシー」(愛と慈悲)は、ブライアンが初めてソロとして発表したアルバムの冒頭を飾る曲名。映画にはブライアン自身が歌うこの曲も思わぬ形で登場する。
メリンダにも認められたビル・ポーラッド監督は、日本の観客に向け「ブライアンという人間を理解してほしいね。最初は有名人であること、彼の音楽の才能に引きつけられるが、最後は人間としての彼に感情移入してほしい。日常生活で出会う人とどのように接するべきか、どのように相手を扱うべきか、いかに優しくなるかを学ぶことができるよ。ブライアンのような人を受け入れることができれば、ちょっと変わった人にも素敵な人生のストーリーがあるんだと考えられる。
それはすばらしいことだよね」とメッセージを贈る。
ブライアンが、その人生で感じてきた光と闇に触れることで、彼の曲を愛する人も初めて知ることになる人も、彼が生み出した珠光の楽曲に改めて耳を傾けたくなるはずだ。