くらし情報『【インタビュー】宮藤官九郎 as 川口たろう 大根仁監督の現場で感じた“リアリティ”』

2015年10月1日 20:30

【インタビュー】宮藤官九郎 as 川口たろう 大根仁監督の現場で感じた“リアリティ”

という。

「昔読んでた『まんが道』(※藤子不二雄の自伝漫画)にGペンとかケント紙とか漫画を描くための道具が出てくるんですけど、元々、うちの実家は文房具屋でそういうものが全部あったんです。漫画を描きたいという憧れはすごくありました。実際、僕も一時期、漫画を描こうとしてて、でもわりと早い時期に自分より才能がある人間がいることに気づいてやめたんだけど(笑)、そういう意味で漫画家とか絵が上手い人間にコンプレックスも持ってますねぇ。『まんが道』で、藤子不二雄が上京したと思ったらすぐに手塚治虫の手伝いに呼ばれたり、編集者たちが順番に原稿を待っていたりというのを読んでいて、演じる上で全くわからない世界という感じでもなかったですね」。

自らも脚本家で、監督を務めることもある宮藤さんだが「僕らの仕事で言うと、脚本を書くというのは漫画で言うネームであり、実際の撮影はペン入れに近いのかな…?」とも。

そして宮藤さん自身、「モテキ」などを通じて、大根監督のことは気になる存在として見ていたという。“役者”の顔を持つことについて「いろんな方の撮影現場を見られるというのは僕の特権」と語る宮藤さん。
偶然だが、宮藤さん自身、先に紹介した「ストップ!ひばりくん」

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