2016年3月11日 21:00
斎藤工、岩井俊二ら各界が絶賛! 園子温監督作『ひそひそ星』
『ひそひそ星』は科学ですらも永遠ではないという究極のSF映画だ。園子温は詩的創造力でこの映画の原型をイメージした。それから30年近い時間が経ち、文明が寂しく終わるビジョンがリアルになった。大声で世の終わりを叫ぶのではなく、ささやくようにアンドロイドがノーフューチャーの宇宙を旅する。とても静かなパンク。
■永井豪(漫画家)
人類の終焉に思い出の品を届けるアンドロイド。美しいモノクロ映像が描く、時が止まったような世界。心に染み入る“名作”の誕生!!
■羽田圭介(作家)
10年前、『紀子の食卓』『気球クラブ、その後』を観た時の衝撃が蘇った。
あの頃よりもっと自由に作られているというエネルギー感と、そして洗練された技巧。タルコフスキーっぽさは表層的なもので、本作は近年公開された中で最も進化し洗練された園子温作品だ。
■和多利浩一(ワタリウム美術館代表)
正反対の要素が混在する映像
未来と懐かしい過去
身近と遥か彼方の星での出来事
そして娯楽とアートの共鳴
驚きの園子温映像でした。『ひそひそ星』は5月14日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。
(cinemacafe.net)
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