2016年6月17日 20:26
元競泳の田中雅美、五輪メダル獲得の裏の友情秘話を告白!
と明かす。マカジキは、家族とはぐれた幼いころのドリーが出会う巨大な魚。「セリフはひと言なんですが、そのひと言が難しい!10回以上もトライさせていただき貴重な経験になりました。さすがピクサー!少しのことでも譲らない」と細部まで大切にする作品作りに感銘を受けたよう。
映画を見て、自身の現役生活の頃の思いと重なる部分もあったようで「ドリーの姿を見て、オリンピックに向かって言った自分を思い出しました。夢にくじけそうなとき、仲間や家族に支えられた。周りの助けがあってこそ到達できたのがオリンピックでした」としみじみ。特に、仲間の存在として、バルセロナ五輪の金メダリストで同級生でもある岩崎恭子さんの名をあげ「シドニーの個人戦で全然ダメだったとき、(現地を訪れた)恭子ちゃんに会った瞬間に泣いちゃったんですが『絶対やれる。
大丈夫』と声をかけてもらいました」とふり返り、リレーでの銅メダル獲得について「仲間がいたから獲れたメダル」と語る。
また、家族の存在についても「最後の五輪となったアテネの直前に、くじけそうになってやめようと思って泣きながら実家に電話したら母は『母親としてはよく頑張ったと言いたいけど、後悔するから最後まで泳ぎ切りなさい』と言って電話を切りました。