2016年8月12日 14:30
『寄生獣』、中国で大規模公開決定 邦画実写作品では異例のスクリーン数
主演・染谷将太、監督・山崎貴のタッグで、2014年11月29日に『寄生獣』、2015年4月25日に『寄生獣 完結篇』として二部作で公開され、トータルで興行収入35.2億を記録した大ヒット作が、このたび、中国で劇場公開されることが決定した。
ある日突然、人間に寄生し、操り、エサとする寄生生物“パラサイト”。寄生されかかり、右手を乗っ取られた高校生の新一は、この右手のパラサイト“ミギー”と奇妙な共存生活を送ることになるが…。
岩明均の原作コミックとアニメシリーズ「寄生獣 セイの格率」が、人気を博している中国。特にアニメは、2014年、若者向けに人気を集めたコンテンツを表彰する「青春的選択年度盛典」のアニメ部門で「最優秀アニメ賞」を受賞。日本発の実写版映画の中国上陸も待ち望まれていたが、このほど日本から1年以上の期間をあけて劇場公開が決定した。
今回の中国公開は、China Film Group(協力:Edko Beijin)の配給によるもので、日本では二部作で公開されたものを、中国向けに1本にまとめた新たなバージョン(上映時間125分)での公開に。中国全土の全スクリーン数は約3万スクリーンとなるが、本作の公開規模は約7,000スクリーン数を予定しており、邦画実写作品のこの大規模公開は異例となる。