2016年8月25日 08:30
【インタビュー】高畑充希、朝ドラヒロインで学んだ、お芝居を“受けて、流す”極意
と力を込めると、「常子が大人になってから話が大きくなったり悩みも増えたりして徐々にヒートアップしているので、すごく楽しいです」と笑顔も見せた。
にこやかになる理由は共演者にもあり、「すごく楽しい方なので、ちゃんとついていきたい」と、「あなたの暮し」編集長で常子の“魂のパートナー”でもある花山伊佐次役の唐沢寿明に絶大な信頼を寄せる。「たぶん、朝ドラ(「純ちゃんの応援歌」1988年放送)をやっていたのでヒロインを気遣ってくださる」と想像しつつ、「わたしが息切れしかけると、アミノ酸やクエン酸をくださるんです。この前も台本3ページ分くらいの演説シーンのときに、ブドウ糖をくださったので隠し持ちながらやりました(笑)」と知られざるエピソードも披露。また、「ものすごく頼っているし、ものすごくご飯に連れて行ってもらっています」と打ち明けると、「(食事の席では)お芝居の話もしますけど、結局なんだかんだ最後はカラオケに行って一緒に熱唱しています」と唐沢さんのパワフルな一面を暴露した。舞台や映画では主演経験があるが、ドラマ主演が初めての高畑さんは、約10か月にわたる撮影期間のゴールが見えてきたいま、“朝ドラヒロイン”という貴重な体験をふり返り、「次から次へと出てくださる凄い方々を受け止めなければいけないと思い込んでいたから、すごく混乱してしまいました」