2016年9月13日 19:30
【予告編】ヴィム・ヴェンダース×豪華俳優が紡ぐ3Dサスペンス『誰のせいでもない』
『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』などの名作や、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』などの大ヒット・ドキュメンタリーで知られる巨匠ヴィム・ヴェンダースの、7年振りの劇映画『誰のせいでもない』が、11月12日(土)より公開される。このほど、ジェームズ・フランコ、シャルロット・ゲンズブール、レイチェル・マクアダムスら、豪華実力派キャストが競演する本作の日本版予告編が解禁となった。
カナダ、ケベック州モントリオール郊外。作家のトマスは恋人サラと暮らしているが、仕事がうまくいかず、その関係はぎこちない。ある大雪の日、車を走らせていたトマスは、目の前に飛び出してきた何かに驚き、急ブレーキをかける。そこには車の前で虚ろに座り込んでいる幼い少年がいた。幸い怪我もなく、ほっとしたトマスが彼を家まで送ると、母ケイトは息子の姿を見て半狂乱になる…。この誰のせいでもない1つの事故が、トマス、恋人のサラ、編集者のアン、そして少年の母ケイト、1人の男と3人の女の人生を変えてしまう――。
昨年のベルリン国際映画祭において、金熊名誉賞を受賞したヴェンダース監督が、7 年ぶりに手がけた待望の新作劇映画となる本作。