くらし情報『【特別映像】ジェームズ・フランコ、ヴィム・ヴェンダースが3Dで描く『誰のせいでもない』を語る』

2016年11月4日 19:45

【特別映像】ジェームズ・フランコ、ヴィム・ヴェンダースが3Dで描く『誰のせいでもない』を語る

「人物の心の深い奥こそ3Dで語るにふさわしい」と語るヴェンダース監督が、俳優たちの表情や内面を、ロードムービーの名手らしく風景のランドスケープのように、かつ緊張感たっぷりに映し出している。

今回到着したインタビュー動画からは、フランコが、ヴェンダースが作りあげようとする世界に対して入念な準備をした上で、ヴェンダースと現場で丁寧に作り上げていった様子が伺える。出演作は監督で決めるという彼は、ヴェンダースの作品だからこそ本作への出演を決め、かつ映画が描く物語にも関心があったと出演理由を語る。脚本を読み、ほかの多くの映画と比べて「原因と結果の描写が繊細」で「物語の展開が重要ではなく登場人物の人生を紹介するような作品」だと感じながら、監督が求めるトマス像をイメージして撮影に臨んだことを明かす。

その結果、フランコは初日から監督の要求をすぐに理解し、また監督もフランコの演技について修正しなかったという。「彼の提案は全て気に入った」とフランコが言うように、彼の要求にはたいてい納得し、お互い理解できた上で撮影が進み、とてもテイク数が少ない現場だったとふり返っている。自身も映画監督でもあるフランコだからこそ、脚本からヴェンダースの意図を的確にすくい上げることができたのかもしれない。

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