【シネマVOYAGE】ラングドン教授と芸術の旅へ…魅力的な『インフェルノ』ロケ地
『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』、そしてシリーズ3作目となる『インフェルノ』――世界遺産や世界的観光名所を舞台に、主人公であるハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)が謎を解いていくこのミステリーシリーズは、観たあとに映画をなぞるような、芸術に触れる旅をしたくなります。
1作目の『ダ・ヴィンチ・コード』のときは定番ですがパリのルーヴル美術館に行きたくなり、ラングドンが宿泊していたホテル・リッツ・パリに泊まってみたくなり、映画で知ったスコットランドのエジンバラにあるロスリン礼拝堂にも興味が湧きました。2作目の『天使と悪魔』は、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会、ナヴォーナ広場、サンタンジェロ城、サン・ピエトロ大聖堂、パンテオン…とにかくローマ観光をしたくなります(※バチカンや教会内部はセットで撮影)。ローマは『天使と悪魔』だけでなく、往年の名作『ローマの休日』をはじめ数多くの作品のロケ地になっているので、ふらっと街を歩くだけで、ここも!あそこも!と映画のワンシーンに出逢える、夢のような街です。
3作目となる『インフェルノ』もやっぱり旅心をくすぐる映画でした。全体の70%がロケーション撮影で、そのロケ地は――フィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブール、ブダペスト。今回も魅力的!70%ロケ撮影ということで挙げるとキリがないですが、現地ツアーにどんなものがあるのか調べていて、これは!と参加したくなったのは、フィレンツェにあるヴェッキオ宮殿の館内ガイドツアー。隠し扉や秘密の通路を見学するツアーです。
なぜか数日の記憶を失っているラングドンが、自分のポケットに入っていた小さなカプセルに記されたメッセージを解読し、医師のシエナ(フェリシティ・ジョーンズ)と一緒にヴェッキオ宮殿へ。手がかりとなる絵画を探して宮殿の五百人広間にたどり着くシーンがありますが、何者かに追われている2人は隠し扉や秘密の通路、屋根裏を通って追っ手から逃げます。その“雰囲気”を味わえるツアーがあるんですね。次にイタリアに行くときはこのツアーに参加してみたいと思います。現在、ヴェッキオ宮殿のほとんどは博物館として公開され、1872年からは市役所としての役割も果たしているそうです。
『インフェルノ』のキーワードは、詩人のダンテ。彼の叙事詩「神曲」の<地獄篇(インフェルノ)>をモチーフにボッティチェリが描いた「地獄の見取り図」が、物語の始まりです。ダンテのデスマスクが展示されているのもヴェッキオ宮殿ですが、撮影はブダペストの民族博物館で行われました。
そしてブダペストと言えばドナウ川!ドナウ川沿岸の街並や景観も世界遺産ですから、優雅なドナウ川クルーズもいいなぁと旅の計画は膨らむばかりです。(text:Rie Shintani)
(text:Rie Shintani)
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