【特別映像】オオカミに恋した女子が今度は“女装美男子”に!?『アイヒマンを追え!』
『ワイルド わたしの中の獣』で衝撃のヒロインを演じているリリトは、いま日本でも注目度上昇中。解禁された本編映像では、自身が関わった刑法175条の裁判の傍聴に来ていたリリト演じるヴィクトリアが登場、“彼”が歌うバーへと、若き検事カール・アンガーマン(ロナルト・ツェアフェルト)が密かに足を踏み入れるシーンからスタートする。「私の好きなように遊びたいの。名前を伏せて」「誰にもバレないから」と妖しげに歌うヴィクトリア。そして「すばらしい歌だった」と楽屋を訪ねたアンガーマンは、彼に惹かれていたにも関わらず、「分からない、残念だけど帰らなきゃ、いい歌だった」と言い残し、逃げ帰ってしまう――。
今回、女装美男役に女性を起用した理由について、ラース・クラウメ監督は「もともとリリト演じるヴィクトリアの役は男性を考えていました。美しい男性俳優の候補が何名もいたのですが、どうしてもハイヒールを履いたときに格好がつかなかったということと、同性愛が許されない時代に、刑法175条で裁かれるという場の法廷にいるということは、見た目が女性としてパーフェクトでなければならない、どうしても男性では男性らしさが出てしまったためでした。