噂の米国防総省トップ来日中の『虐殺器官』公開に中村悠一&櫻井孝宏も感慨と驚き!
”の異名を持つマティス長官が来日中!このタイミングでの公開に中村さんは「日本でこういうことやってるとバレないといいですね」と語り、櫻井さんも「公開延期とかありましたが、始まってみたら、よかったと思えるタイミングですね」と語った。
見終わった後、様々なことを考えさせられる本作だが、一言で表すなら?との問いに櫻井さんは「本音」と回答。「シリアスなワードで表現しちゃいそうだけど、わりと“本音”とかだったりすると思う。頭の中で思っても、言わないことってあると思いますが、そういう本音が見える。それはもしかしたら、伊藤計劃先生の本音なのかも」と分析する。
一方、中村さんは「最初に原作を読んで思ったのは『死』でした。死ぬことに対する思い、死生観…。映画でもいろんな人が死ぬけどそれぞれに死に方があります。
僕は近しい人間を失ったことがなく、死がまだ遠くに他人事としてボンヤリとあるけど、クラヴィスは任務で死と向き合っている。マイナスな意味ばかりではない、死に対する考え方が描かれていると思う」と語っていた。
『虐殺器官』は公開中。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
屍者の帝国 2015年10月2日より全国にて公開
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