【インタビュー】小野大輔×鈴村健一 ファン待望のヤマト続編…テーマは「愛」
、「人と関わり合っている」、「歴史がある」っていうことを象徴しているような気が…僕はしました。すごく、生きている感じがしましたね。
鈴村:そうだね。僕らもまだ幻の正体はわからないから、想像するしかないんだけど…ヤマトはやっぱり、なにかを救う物語だと思うから。『2199』は「地球を救う」という大きな使命があったけど、『2202』に関しては、「自らを救う」というようなイメージがあるのかなあという気がしていて。
小野:そうか…なるほど。
鈴村:幻に出てきた人は…島は亡くなったお父さんでしたけど、自分の暮らしや、日常につながっている人たちなんですよね。そのことを考えると…今回も強い敵が現れて地球が危なくなるのであれば、大義名分として「地球を救う」というのがあるかもしれませんが、じゃあなんのためにそれを行なうのか?と紐解いていくと、「自分を救うために生きている」というのが本質だと思うんですよね。
だから、今回見えた幻には、そういうものが表現されているのかなあ?って勝手に思いましたが、その正体は僕にもわかりません(笑)。
小野:それを追い求めていくって、なんだかロマンがありますよね。「自分とはなにか?」