くらし情報『グレタ・ガーウィグ、パンキッシュな役作りのモデルはデヴィッド・ボウイ?』

2017年5月21日 11:00

グレタ・ガーウィグ、パンキッシュな役作りのモデルはデヴィッド・ボウイ?

15歳の少年ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)に、初めてのロックやフェミニズム、恋の教訓を教えるカッコイイ姉貴である一方、子宮頸がんと診断され、ニューヨークから戻ってきた挫折感を抱えている複雑な女性だ。

自身もアートや音楽が好きでニューヨークに上京し、演劇界に飛び込んだグレタは、「カリフォルニア出身者がニューヨークのアートシーンに加わりたいと思う気持ちはよく分かるの。私がそうだったから。でも、アビーは、彼女の持つスピリット、闇、エッジィさが収まる場所がカリフォルニアにはないと感じて脱出したのに、病気で挫折し、戻らなければならなくなった。それはとてもつらいことだったと思う」と深い共感を語り、撮影では演じながら泣いてしまったこともあったという。

ミルズ監督とグレタは、アビーというキャラクターに影響を与えたであろう人物についても話し合った。たとえば、セクシーで中性的な魅力を持つ「トーキング・ヘッズ」のベーシスト、ティナ・ウェイマス、「ブロンディ」のシンガーでロック界のピンナップガール、デボラ・ハリー。また、写真家シンディ・シャーマン、フェミニストの芸術家バーバラ・クルーガー、パンク詩人で歌手のパティ・スミスもグレタが自主的に参考にした。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.