2017年5月31日 09:00
P・アルモドバル絶賛のカンヌグランプリ『BPM』年内公開へ
と撮影当時を振り返る場面も。ACT UPのメンバーだった監督は、当時、エイズ治療薬を提供しないフランスの製薬会社を巡って、ミッテラン政権と闘った経験がある。「この時代を生きるヒーローを描きたかったんだ。10年間もこの感染症に耐えなければいけならず、世間に被害者として見られ、急に“病んでいるホモセクシュアル”として見なされながらも、何人もの命を救う行動を起こしたことは、英雄的だったと思う」と語っている。
審査員長のアルモドバルも涙で絶賛を贈る、若者たちの愛と人生を描いた本作。日本上陸を楽しみにしていて。
『BPM (Beats Per Minute)』は2017年、全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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