【モアナを知ろう第4弾】一般非公開!ディズニー・アニメーションを支える資料館「ARL」へ潜入
ウォルト・ディズニーがプロデュースした映画『ジャングル・ブック』を幼少期に観て感銘を受け、自然とディズニー・アニメーションの仕事に携わるようになったとフォックス氏は語ってくれた。本人は絵を描くことが得意ではないらしいのだが、この場所でフォックス氏は製作者たちへ“クリエイティビティ”のI.手助けとII.再提供をしているという。それはどんなことだろうか?
![フォックス・カーニー/「アニメーション・リソース・ライブラリー」](/imgs/zoom/296467.jpg)
「クリエイティビティというものはあります。誰もがとてもクリエイティブで、問題を乗り越えて仕事をすることが出来る。彼らは、一緒に仕事をし、協力しながら、映画を作るのです。ここは、ある意味、仕事をよりやりやすく出来るように、手助けするんです」「それからまた、(製作中の)彼らの映画から離れる手助けをします。誰かほかの人のアートを見て、心を明晰にするんです」。
つまり、製作に必要なアイディアを、それに近い形で提案するだけでなく、思いもよらぬところでアイディアを思いついてしまうような“発見”の機会も与えているのだ。
こうして生まれた作品には無形ではあるが、この資料館から得た何層にも重なったクリエイティビティが詰まっている。それについてフォックス氏は、「なんてこった。