『童貞。をプロデュース』上映中止騒動の経緯が明らかに
8月25日、池袋シネマ・ロサで行われた『童貞。をプロデュース』10周年記念レイトショー上映後の舞台挨拶にて、出演者の1人である加賀賢三が、観客に対して挑発的な発言を発し、松江哲明監督に対して下半身を露にして暴力行為に及び、大騒動となったが、本日8月31日(木)、本年記念上映中について経緯と報告が正式発表された。
ことの発端は、2017年8月25日、池袋シネマ・ロサで行われた本作品上映後の舞台挨拶。出演者の1人である加賀氏が、2005年の本編撮影時に「松江監督や製作スタッフによって、性的なシーンへの出演を強要させられた」と主張し、そのような強要を受けたことに対する恨みや怒りから、松江監督に対して、下半身を露にして暴力行為に及び、結果、松江監督は全治1週間を要する怪我を負ったという。
そして、その一部始終を、観客として劇場内にいた第三者が無断で撮影し、当該第三者が映像をインターネット上で拡散。一連の事態を受け、松江監督、配給会社および劇場としては、平穏に本作品の上映を継続するため加賀氏に対し協議を申し入れたそうだが、加賀氏は協議に応じなかったという。
池袋シネマ・ロサでの『童貞。をプロデュース』は本日2日目から最終日までの上映を中止することになりました。