「目が笑ってない!」岡田准一に煽られ、東出昌大が“東出スマイル”披露し観客騒然!
に包まれた。
原田監督も大ヒットに安堵の表情で、本作を「アメリカのアカデミー賞(※外国語映画賞)に持っていきたい!」と意気軒高。「今月に(日本からの候補作の)選考があるけど、僕は嫌われてるから選ばれないけど、『関ヶ原』は…」と語った。
この日は、三成から数えて15代目の子孫にあたる石田秀雄氏が祝福に駆け付けたが、石田さんは映画について「大画面から飛び出してくるようだった」と絶賛。岡田さんの三成、そして東出さんが演じた小早川秀秋についても「これまで三成は冷徹な小役人、秀秋は凡庸な裏切り者というとらえ方でしたが、それを見事に払拭していた。これをスタートに再評価が始まると思う」と称賛していた。
東出さんから、石田家の子々孫々に伝わっていることについて質問が飛ぶと、石田さんは「三成のDNAが濃くて、正義感がもろに出てしまう。真理を言っても必ずしも人はついてこないと三成を反面教師にしています」と明かす。また、原作で三成は戦場で腹痛に苦しんだという描写があるが、石田さんは「過敏性胃腸炎は、父も私も息子にもあり、石田家では“三成腹”と呼んでいます」とこちらも子々孫々に受け継がれていると明かす。