衝撃走った安室奈美恵の引退宣言…海外スターの引退事情は?
と発言、またしても大騒ぎになったが、これもメディアの早合点だった。
クロエ・グレース・モレッツも昨年9月、「自分を見つめ直したい」と予定していたすべての映画出演をキャンセルしたが、これも「スローダウンしてもいいって気づいたから」という「Hollywood Reporter」誌上の本人コメントの通り、あくまでも休業だ。
■はっきり表明せず、スクリーンから遠ざかるケース
若い頃から大活躍してきたスターたちはアラフォーを迎えると、一旦歩みを止めたくなるようだ。
キャメロン・ディアスは2014年の『ANNIE/アニー』を最後に女優業から遠ざかっている。今年6月、友人のグウィネス・パルトロウが開催したイベントで、グウィネスの司会のもと、ミランダ・カーやニコール・リッチーらと座談会に参加したキャメロンは20年以上演じ続けてきて「自分が誰なのかわからなく」なり、本来の自分を取り戻そうと感じたことが、休業の理由だと明かした。
トビー・マグワイアも近年はプロデューサー業中心で、映画出演は2014年の『完全なるチェックメイト』が最後。
■老境を迎えて一線を退く
2003年以降は映画に出演せず、06年にアメリカ映画協会生涯功労賞を贈られたときに「隠居は楽しすぎる」