2017年11月29日 13:00
2018年度オスカーに最も近い!?『Call Me By Your Name』ゴッサム賞でW受賞
『コードネーム U.N.C.L.E.』『フリーファイヤー』などのアーミー・ハマーと新進俳優ティモシー・シャラメが主演を務め、男性同士のひと夏のラブストーリーを描く『Call Me By Your Name』(原題)が、昨年『ムーンライト』も制した「ゴッサム賞」の作品賞を獲得、さらにティモシー・シャラメが同ブレイクスルー俳優賞を受賞した。
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。眩しすぎる太陽の中で、激しく恋に落ちる2人、しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づき…。
今年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、9月のトロント国際映画祭で観客賞次点などを獲得していた本作。監督は『ミラノ、愛に生きる』『胸騒ぎのシチリア』のルカ・グァダニーノ。
11月24日より全米公開開始となり、すでに『それでも夜は明ける』(’15)、『ムーンライト』(’16)などの昨今のアカデミー賞作品賞受賞作の興行成績を上回り(初週末スクリーンアベレージ比較)