スピルバーグ監督、リメイク版『ウエスト・サイド物語』のキャストを募集中
長らくリメイクに期待の視線が注がれている『ウエスト・サイド物語』がついに製作へと動き出したようだ。現在、監督のスティーヴン・スピルバーグが主要キャストを探しているという。
キャスティング・ディレクターのマーシ・リロフのツイッターに掲載されているオーディションのお知らせによれば、現在募集しているのはトニー、マリア、アニータ、ベルナルドの4人の主要キャスト。応募条件は年齢が15歳から25歳で、歌が歌えること。ダンスの経験があればプラスになるとのことだ。キャストの人種は大元の同名ミュージカルに忠実に、トニーは白人、マリア、アニータ、ベルナルドはラテン系であることが求められている。
スピルバーグ監督は同作のリメイクにあたって「ミュージカル」にするかどうかは明言していなかったが、この応募条件を見る限りミュージカルになることが想定される。
「The Hollywood Reporter」によるとスピルバーグ監督は何十年も『ウエスト・サイド物語』のリメイクを夢見ており、リメイク権を手に入れてからすでに17年が経過。
脚本はトニー賞受賞者で『リンカーン』の脚本を手掛けたトニー・クシュナーに決定している。
(Hiromi Kaku)
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