【インタビュー】アン・ハサウェイ、憧れはケイト様のキャラクター!「でも、現実を直視しなきゃ」
どの役柄もみんな、大好きです。それに、みんなそれぞれがその役どころで素晴らしい実力を発揮していました」と、各々がハマリ役だったことにも触れるアン。「ただ、リアーナが演じた役柄は演じていなかったと思います。だって誰も、私のことをコンピューターのハッカーとは思わないでしょう?その役柄を思い浮かべて、まず私のことは想像しないと思うんです。だけど、リアーナも想像しませんよね」。
では、最も自分に近いキャラクターはいる?と尋ねると、少し考え込みながら「どの女性も、自分には近くないですね。ケイト・ブランシェットが演じたルーのキャラクターみたいだったら、という願望はありますが、現実を直視しなきゃ。私はそんな感じではないですし。
あれほどクールだったらよかったんですが(笑)。どのキャラクターも、自分に近いとは言えません、まだね!」
アンは加えて、「私がこの作品のキャストになれたことを愛する理由の1つは、この映画が、世の中のナンセンスな虚構に沿うものでなく、それらの神話は真実ではないと示していく姿勢があるから」と言う。その1つに「若さは価値あるもの」という“神話”がある。「若くいることがベターとか、逆に年を重ねるほうがベターだとか、そんなことでなくて、自分自身でいること。