レイフ・ファインズ監督、伝説のバレエダンサー描く『ホワイト・クロウ』邦題決定
さらに、ヌレエフの師匠役でレイフ自身も出演する。
■ストーリー
時は1961年。パリへ向かう飛行機の中。ルドルフ・ヌレエフ(オレグ・イヴェンコ)はまだ伝説のダンサーでもなければ、尊大な人間にもなっていなかった。世界に名だたるキーロフ・バレエ(現マリインスキー・バレエ)の一員として、海外公演のために彼は生まれて初めて祖国ソ連を出る。
若きヌレエフはパリの生活に魅せられ、この魅惑の街で得られる文化、芸術、音楽のすべてを貪欲に吸収しようとしていた。だが、その一挙一動はKGBの職員に監視されていた。やがてフランス人女性クララ・サン(アデル・エグザルホプロス)と親密になるが、その一連の行動により政府からの疑惑の目はますます強まり、その後、ヌレエフは信じがたい要求をつきつけられ、苦渋の決断を迫られることに。
それは、収容所に連行され、踊りを続けることすらままならない未来を暗示するものだった。1961年6月16日パリ、ル・ブルジェ空港。他の団員たちがロンドンへ旅立つ中、KGBと共に空港に残されたヌレエフが下した決断とは――。
『ホワイト・クロウ伝説のダンサー』は5月、TOHOシネマズ シャンテ、シネクイント、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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