吉岡里帆、視力を失った元警察官に! 韓国映画原作『見えない目撃者』
原作の魅力に日本ならではのリアリティや社会性を大胆に付与しながら、「猟奇殺人」「女子高生誘拐」「身近な恐怖」など強い戦慄を覚えるシーンも表現の限界まで挑んでいる。
そんな本作で主演する吉岡さんが演じるのは、事故で最愛の弟を亡くし、さらに視力を失い、警察官への道までも絶たれた浜中なつめ。「きみが心に棲みついた」「健康で文化的な最低限度の生活」『パラレルワールド・ラブストーリー』など、近年様々な作品に出演し注目を集める彼女だが、本作では車の接触事故を目撃(感じとり)し、その事故現場で車の中から聞こえた女性の声から誘拐事件と考え、事件解決へと奔走する難しい役どころに挑戦する。
今作は『ハッピーウエディング』(’16)以来の単独主演映画となった吉岡さん。なつめ役については「今まで演じてきた人物の中でも群を抜いて難しい役」と言い、「巷の言葉を借りるなら、平成最後の闘い抜いた作品です!」と断言。
そして「視力を失った元エリート警察官。視界が闇に包まれている中でのアクションやサスペンス要素は想像以上にゾクっとする瞬間が多く、なつめとバディを組む盲導犬の“パル”がひとすじの光でした。この作品を撮るにあたり、警察官、視覚障害者の方、盲導犬トレーナーの方に、多大なるサポートをして頂きました。