【インタビュー】15歳の天才、ミリー・ボビー・ブラウン「私はリアルなティーンエイジャー」
当然の流れよね。確かに、脚本を読んだときは驚いたけど。フィンと2人で“え~っ!!!”となったもの」。
キュートなラブシーンの話をしながら顔をくしゅっとさせる様はあどけないが、言葉の端々にはどこか余裕も感じられる。“成長”か、“天才女優”ゆえか。これまでもミリーは彼女らしい方法で、イレブンに向き合ってきた。
シーズン3のイレブンは「共感しやすかった」
「私はイレブンのように研究所で実験を施され、動物のように扱われてきたわけじゃない。幸いなことにね。
素晴らしい家庭で、愛する両親の下で育った。だから、本当の意味で彼女とつながることはできていないと思う。想像力を駆使し、自分の感情を最大限に生かすしかないの」。
「実際、シーズン1は分からないことだらけだった。イレブンは本当に恐ろしい状況にあったから。けれども面白いことに、理解できないという事実が、赤ちゃんのようなイレブンを演じる上で役立ったの。その点、シーズン3は共感しやすかったわ。彼女自身が成長する中での弱さや脆さが描かれるから。
そういった感情は私にもあるもの。脆さを強さに変えようとする力もね」。
ちなみに、ミリーは様々な役を演じるたびにテーマ曲を設けているそうで、イレブンにもシーズンごとに「頼りにした1曲」