ケイシー・アフレック「彼が示してくれた」“伝説”R・レッドフォードとの共演を語る
と憧れだけでなく、俳優として尊敬の思いも語るケイシー。
実際にレッドフォードと共演してみて、「すごくドキドキした。どのシーンも彼が入ると輝きを増すんだ。本人に魅力があるのはもちろん、優秀で経験豊富な俳優だから、役に説得力がある」と、その存在感やスター性に圧倒されたとふり返る。
また、俳優だけに留まらないレッドフォードの活躍については「出演や監督で良質な映画を生み出し(てき)た。例えば『普通の人々』など(がそのひとつ)だ。それにサンダンス・インスティテュートを設立して、若い映画監督や脚本家、製作者を支援してきた」と映画界に数々の貢献をしてきたことを語る。例えば、あのコーエン兄弟やスティーブン・ソダーバーグ、クエンティン・タランティーノ、近年ではデイミアン・チャゼルなどもサンダンス映画祭で頭角をあらわした。
さらに、自身が演じるジョン・ハント刑事については「過去の犯罪をつなぎ合わせ、答えにたどり着いたんだ。多発した銀行強盗の犯人はフォレストだとね。実際彼に手錠をかけたのはジョンじゃないけど、事件を解くのに大きな役割を果たしたのは事実だ」とハント刑事のキャリアで大きな位置を占める出来事だとコメント。