“お父さん犬”北大路欣也、リチャード・ギアと親友に!青山テルマは熱唱も「緊張」
さらに青山さんが「映画を撮る上で、犬とどうやって仲良くなっていったんですか?」と尋ねると、リチャードは、いかに秋田犬をなつかせるのが難しいか、映画に出演した秋田犬の体をなでるまでに、3日間もの“戦い”を繰り広げたことを熱弁。「詳しく話すと20時間は必要だね」という、奮闘エピソードに会場は耳を傾けた。
そして、犬と言えば、某CMの犬の声のあの人!日本語吹き替え版でリチャード扮するパーカー教授の声を担当した北大路欣也が花束を持って登場し、リチャードに贈呈した。リチャードは北大路さんの肩に手を回して「新しい親友だよ!」と満面の笑みを浮かべた。北大路さんも「最初に映画を観たとき、ピュアで曇りのない完璧な映画だと思いました」と大絶賛。北大路さんがリチャード、そして会場に向かって「サンキュー・ベリー・マッチ!」と言うと、今度はリチャードが日本語で「アリガトウゴザイマス」と返し、会場は大きな笑いに包まれた。
「シンプルな映画ですが、人生と同じでシンプルだからこそ難しい。この映画を観て、ミステリアスでパワフルなものを感じていただければと思います。
そして、泣いてください!」リチャードは力強く会場に呼びかけ、ワールドプレミアは幕を閉じた。