映画業界にはびこる人種差別に向き合う…『風をつかまえた少年』アイサ・マイガのインタビュー映像
でアフリカ系フランス人女優として初めてセザール賞有望若手女優賞にノミネートされる。
その後もミシェル・ゴンドリー監督『ムード・インディゴうたかたの日々』(’13)、Netflix製作の『アフリカン・ドクター』(’16)や『目元が似てる君へ』(’17)などに出演。2018年には、自身を含めた15人のフランスに住む黒人女優の物語を描いたアンソロジーエッセイ「Noire n’est pas mon me(仏:eに’)tier(私の職業は黒人ではない)」をカンヌ国際映画祭開催時に出版し、フランス中で話題を集めた。また、カンヌでは映画祭のレッドカーペットを黒人女優たち15人と共に歩き、仏映画業界にはびこる人種差別を非難した姿は様々なメディアに取り上げられた。こうした活躍に留まらず、ヨーロッパとアメリカの黒人女優を描いたドキュメンタリーの監督も自らつとめるなど、俳優に留まらず多彩な才能を見せている。
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解禁されたインタビュー映像では、アイサが演じた主人公の母親役アグネスについて、「アグネスは、子どもの教育に熱心なの。ウィリアムにはもちろん娘のアニーにもね。