【インタビュー】ティモシー・シャラメ「“ティーンエイジャー”特有の経験、感覚を感じて」
と語る。
4月に日本公開された『ビューティフル・ボーイ』でも深刻な薬物依存の若者を演じていたティモシーは、今回、愛する父親を亡くした悲嘆を抱えながら、ドラッグに手を染めていく役どころとなる。
その麗しさと演技力で瞬く間に世界的人気を獲得したティモシーだが、本作のダニエルのように悩みを抱えたことがあったとか。「自分の肌が気に入らなかったり、ロマンティックな相手や人生の相談相手が必要になったり…ティーンエイジャーの頃に抱えるいろいろな悩みは、自分の経験でもそうだけどとても普遍的なことだと思う」とティモシー。
「今回はそういったロマンティックな相手をマイカ(・モンロー)演じるマッケイラが、そして人生の相談相手をアレックス(・ロー)演じるハンターが担っているけれど、こうした若いころの悩みがこの作品にも大きく関係しているから、自分の中からその感覚を拾いだしたり、周囲の似たような年齢の人たちを観察したりしてダニエルというキャラクターにも活かしていったよ」。また、そのマイカについては、「素晴らしい女優。彼女とのストーリーは、映画の主軸ではないのかもしれないけれど、彼女との共演は化学反応をおこせたと思う。