スタンリー・キューブリックの総てが2つのドキュメンタリーに! 予告編到着
そしてエミリオは、なんとか無事にスタジオまで送り届けた。
後日、そのホークフィルムから「我が社の代表が挨拶したい」と連絡が入る。それがキューブリックとエミリオの出会いだった。レーサーとしての実績を知っていたキューブリックは、自分の専属運転手として雇いたいと申し出、エミリオは快諾。30年に渡る2人の奇妙な友情は、こうして始まるのだった…。
俳優業からスタッフ側へ、レオン・ヴィターリの過酷な日々…『キューブリックに魅せられた男』
一方の『キューブリックに魅せられた男』は、『バリー・リンドン』の出演をきっかけに、キューブリック監督に絶対的な忠誠を誓った若き俳優レオン・ヴィターリが、その後個人的なアシスタントに取りたてられ、無限とも思えるキューブリック監督の雑事に追われていく過酷な日々を、ライアン・オニール、R・リー・アーメイ、マシュー・モディーンら出演者を始めとする多彩な映画人たちの証言と共に描き出す作品。本作は、第70回カンヌ国際映画祭クラシック部門公式セレクション作品になった。
<ストーリー>
レオン・ヴィターリは有望な若手英国俳優。
多感な時期に『2001年宇宙の旅』と『時計じかけのオレンジ』に衝撃を受けた、キューブリック監督の信奉者でもあった。