俳優でタレントのファーストサマーウイカが8日、都内で行われたアサヒスーパードライ生ジョッキ缶『びっくりするほど生』お花見ビアフェストオープニングイベントに登壇。お花見イベントにちなみ、さくら色の鮮やかな着物を披露した。現在、ウイカはNHK大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)で清少納言(ききょう)を演じている。司会から“雅”なイメージが定着したのではと言われ「“雅”といえば…(自分)ってくらいですよね。言い過ぎました」とバラエティーノリは健在。また「きょうの着物はいつもより何枚も少なくて、ザ・和服というかたち。鮮やかなお着物をきせていただくと平安のものであってもお着物であっても華やかで頑張ろう、と思えたり、気持ちが明るくなってうれしいです」と満足げな笑顔をみせた。この日は朝から積雪するなど寒空の下、屋外の会場で行われたがウイカの登壇と同タイミングで太陽が差し込み「持ってるなぁ~!」と施設に響き渡るほどの声で歓喜。「雪見になっちゃうかな、とか、寒い中みなさんをおまたせするのは心苦しいな、と思っていたんですけど、なんかうれしいな、スターっぽいな!」とすっかり上機嫌だった。イベントは10日まで六本木・キャノピースクエアにて開催。全国各都市でも順次、実施していく。
2024年03月08日俳優でタレントのファーストサマーウイカが8日、都内で行われたアサヒスーパードライ生ジョッキ缶『びっくりするほど生』お花見ビアフェストオープニングイベントに登壇した。1月から同商品のCMに出演するウイカだが、現在、清少納言役で注目を集める大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)をちゃっかりPRをする一幕もあった。お花見をテーマにしたイベントということでさくら色の着物で登場したウイカは「きょうの着物はいつもより何枚も少なくて、ザ・和服というかたち。鮮やかなお着物をきせていただくと平安のものであってもお着物であっても華やかで頑張ろう、と思えたり、気持ちが明るくなってうれしいです」と声を弾ませた。さらに同商品で一緒に乾杯したい人を聞かれたウイカはもちろん“清少納言”を挙げ「宣伝してるって思いました?そういう気持ちもゼロではない」とおちゃめに笑いつつ「今、私が演じさせている役。清少納言はなかなかに弁が立つ。口が達者というか、筆が達者なんですけどなかなか辛口。“スーパードライ”なところもあって飲み会で面白いと思う」と商品名を絡めつつ、想像をふくらませる。「平気で悪口も言うと思うけど飲み会では人気者になるんじゃないか。現代にいたらひな壇総なめだと思います」と力説。「かなうなら1000年前にいくか、1000年後にきてもらって、うまいこと生ジョッキ缶をたとえてもらいたいです。次のCMでそういった方向性でいかがでしょうか?」とここでも前のめりにアピール。司会からトークセッションの終了を促されると「今きたばっかり~!…失礼しました(笑)」と終始、盛り上げていた。イベントは10日まで六本木・キャノピースクエアにて開催。全国各都市でも順次、実施していく。
2024年03月08日コリン・ファレルが主演するApple TV+の探偵ドラマ「シュガー」の予告編が公開された。コリンはジョン・シュガーというアメリカの私立探偵を演じている。行方不明者の捜索を得意とするシュガーは、ハリウッドの伝説的なプロデューサー、ジョナサン・シーゲルから最愛の孫娘オリヴィアを捜してほしいとの依頼を受ける。シュガーはオリヴィアになにが起きたのかを突き止めようとするが、同時にシュガー家の秘密も掘り起こしてしまうことに。その秘密には最近のものもあれば、長い間埋もれていたものもあって…。さらに、シュガー自身もなにか秘密を抱えているという描写があり、興味を引く。予告編に対するファンの感想は「コリン・ファレルはこの時代の偉大な俳優の一人。彼にとても似合う役のように見える」「これはすごくおもしろそう」「コリン・ファレルは決してがっかりさせるようなことはしない。『シュガー』でコリンを見るのが本当に楽しみだ」と好評。予告編の最後では、車を走らせるシュガーの隣にバディとみられる犬が座っており、「予告編、最高だよ。コリン・ファレルの隣に犬がいるのを見て、さらにうれしくなったんだ」という声も。「シュガー」は4月5日よりApple TV+で配信開始。(賀来比呂美)
2024年03月06日吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」第6話が2月11日放送。ファーストサマーウイカ演じる清少納言に「キャスティング決めた人ありがとう」「イメージ・ザ・そのもの!!」など絶賛の声が上がっている。平安中期を舞台に世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部を吉高さんが演じ、脚本を「大恋愛~僕を忘れる君と」や「知らなくていいコト」などで知られる大石静が手がける本作。道長に母・ちやはが道兼に殺されたことを告白した紫式部/まひろ役の吉高さんはじめ、兄である道兼の所業を知り、彼を殴りつけた藤原道長には柄本佑。和歌や漢籍に通じる文人であるまひろの父・藤原為時には岸谷五朗。姉とは対照的に勉強が苦手なまひろの弟・藤原惟規には高杉真宙。父・兼家から汚れ仕事を押し付けられている道長の次兄・藤原道兼には玉置玲央。才色ともに優れた道長の長兄・藤原道隆には井浦新。藤原氏の中でも名門中の名門である道長の父・藤原兼家には段田安則。宇多天皇のひ孫である源倫子には黒木華。散楽の一員でまひろと道長をつなぐ役割もする直秀には毎熊克哉。道長の姉で兼家を憎む藤原詮子には吉田羊。また藤原公任には町田啓太。藤原斉信には金田哲。藤原実資には秋山竜次。花山天皇には本郷奏多いったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話ではまひろが道長と距離を取るため、そのライバルの左大臣家で間者を続けることを決断。そんななか、宮中で勢いを増す義懐一派に対抗するため、道隆は若い貴族たちを招いて漢詩の会を催すのだが、そこでまひろはききょう/清少納言と出会う…というストーリーが展開。ファーストサマーウイカ演じる清少納言はまひろとは対照的な性格。漢詩の会で公任の詩をたたえるまひろに、強めの口調で異を唱えるなど、自己主張も強いその姿に「清少納言パイセンはやっぱ現代の感覚で表現すると陽キャつよつよギャル」「ウイカさん演じる清少納言は、私の想像の何倍も強い(勝ち気?)女性」「清少納言って現代に生きてたら絶対にTikTokやってるよな」などの反応が。「清少納言のキャスティング決めた人ありがとう。完全に腑に落ちた」「ファーストサマーウイカさんが清少納言のなんとなくなイメージ・ザ・そのもの!!」などウイカさんの演技にも高い評価が送られている。また「清少納言」だと思ってたけど 「清 少納言」なのね」「清少納言のイントネーションを今まで間違っていたことに気がつきました」「清少納言のイントネーション私もすごく衝撃だった」など、清少納言の“読み方”について触れたコメントも多数SNSに投稿されている。【第7話あらすじ】道長への想いを断ち切れないまひろは没頭できる何かを模索し始め、散楽の台本を作ろうと思い立ち直秀に直談判。まひろの演目は辻で披露され次第に大盛況に。うわさを聞きつけた藤原家の武者たちが辻に駆けつけ大騒動となる。一方、道長や公任ら若者たちは打きゅうに参加、招待されたまひろは倫子たちと見物に行くことになる…。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2024年02月12日マーゴット・ロビーとコリン・ファレルが共演することになった。タイトルは『A Big Bold Beautiful Journey』。監督は『アフター・ヤン』でファレルと組んだ韓国系アメリカ人コゴナダ。脚本は『ザ・メニュー』のセス・リース。見知らぬふたりがあることからつながり、信じられない体験をしていくという物語らしい。撮影はこの春、カリフォルニアで行われる予定。ロビーの最近作は、今年のオスカーに作品部門を含む多数の部門で候補入りしている『バービー』。ファレルの次回作はApple TV+のドラマシリーズ『Sugar』。『バービー』リバイバル上映中(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2024年02月08日「仕事は今頑張らなきゃ、と……」女性たちが気になる身体のこと、健康のこと、生きづらさなどの悩みを語り合うという『トーキョーツキイチMTG』。初回のトークテーマは「卵子凍結」で、初期費用だけでなく凍結した卵子の保管にかかる費用と助成金、実際に行う場合どうすれば良いのかなど、具体的な解説がありました。33歳のファーストサマーウイカさんは「周りで卵子凍結をしたという女性のお話が増えて、そういう年齢なんだと自覚した」と明かします。元CA芸人のCRAZY COCOさんも「話題にはすごくなっている。めちゃめちゃ興味あるけれど、費用がネック」と述べました。妊娠・出産にはどうしても年齢的なリミットがあり、卵子凍結は有効な手段のひとつと考えられていますが、採卵のためには決まった時期に集中的に4~5回病院へ通う必要があるなど、仕事との兼ね合いでスケジュール調整が大変という声も少なくないそう。また、「卵子凍結をしておくことで、かえって出産を先延ばしにしてしまう懸念もある」と説明されると、ウイカさんは「仕事は今頑張らなきゃ、と思ってしまう。でも、子どもはいつか欲しいし……」と、妊娠・出産のタイミングに迷う気持ちがあることを告白。すると、2009年に第一子を、2012年に第二子を出産している長谷川京子さんは、自身の出産について振り返りました。「1人目の時が、(出産予定日の)5~6ヶ月くらい前から(産休を)取ってましたかね。産んだ後もちょこちょこ仕事はありましたけど、半年くらいはお休みを取った」と、第一子のときは、長めに休むようにしていたといいます。しかし、「2人目はなんとなく1人目で勝手がわかってたりしたので、結構早めに出産後、仕事に戻っちゃったんですよ。でもやっぱりそれはそれで、結構、体に負担があった」そう。その実体験から、「どれだけ気持ちが焦ってて、気持ちはもうすごく『仕事! 社会に出たい、早く外に出たい、仕事したい!』って思っていても、しっかり休まなくちゃいけないある程度の期間っていうのはあるんだなって、私は身をもって感じましたね」と振り返っていました。
2023年11月22日米「タイム」誌の「次世代の100人」が発表された。「アーティスト部門」に選ばれたのは「ザ・クラウン」のエマ・コリン(推薦者:ダン・レヴィ)、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のマヤ・ホーク(推薦者:ジェニファー・ケイティン・ロビンソン)、『aftersun/アフターサン』のポール・メスカル(推薦者:コリン・ファレル)、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のステファニー・スー(ナターシャ・リオン)、ら18人。「非凡な人」部門には『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラー(推薦者:リタ・モレノ)、モデルで実業家のヘイリー・ビーバー(推薦者:アシュリー・グラハム)、「ゲーム・オブ・スローンズ」のベラ・ラムジー(推薦者:エマ・ダーシー)ら16人と1組。近年、目覚ましい活躍を見せている顔ぶれに、「納得」の声を上げるファン多数。特に「ゲーム・オブ・スローンズ」で気高いリアナ・モーモントを演じた後、ペドロ・パスカルとの共演ドラマ「THE LAST OF US」で高い評価を受けたベラへの声援が目立つ。一方で、お気に入りのスターが選ばれずに残念がるファンも。「ウェンズデー」で大ブレイクしたジェナ・オルテガ、『イニシェリン島の精霊』のバリー・コーガンらを「選んでほしかった」という声が見られた。(賀来比呂美)
2023年09月14日タレント、歌手、そして俳優とジャンルレスに活躍を続けるファーストサマーウイカ。2019年1月放送のバラエティ番組『女が女に怒る夜』(日本テレビ系)でのバラエティ番組初登場から、まだ5年未満だが、一気に駆け上がった人気者への階段は上る一方。特に俳優としての活動は目覚ましく、来年は大河ドラマ『光る君へ』での清少納言役が控える。スクリーンでは、ジャパニーズホラーの“ヒロイン”と言っていい貞子を世に放った『リング』の中田秀夫監督によるホラー最新作『禁じられた遊び』(9月8日公開/上映中)で、新ホラーヒロインをパーフェクトに演じ切った。ファーストサマーウイカが演じるのは、夫・直人(重岡大毅)と、ひとり息子を残して事故で命を落とした妻・美雪。生前、美雪は、直人とかつての同僚・比呂子(橋本環奈)の仲を勘ぐっていた……。貞子を超える可能性を秘めたヒロインを生み出した、ファーストサマーウイカを直撃。 また、ジャンルを超えて活躍する彼女が、「肩書きは何ですか?」との問いに自身も悩むと明かしつつ、「現時点で定めることに、利があるとも思えない」と率直に語った。○■最初は「私でいいんですか?」と確認した――美雪は主人公ふたりに迫る、『リング』でいえば貞子的ポジションですが、いやあ、素晴らしかったです。良かったです! ジャパニーズホラーの新しいアイコンとして頑張りたいと思いました。ジャパニーズホラーって、恐怖と一緒に、哀しさとか切なさとか、美しさがあるんですよね。そして同じくらい、面白さや人間の滑稽さが感じられる。またそれが緊張と緩和の絶妙なバランスの上にあって、突然恐怖が訪れたりする。その塩梅をあやつる中田監督の凄さを改めて実感しました。でも最初は、「美雪役、私でいいんですか?」と心配で確認させていただいたんです。――そうなんですか?私が怨霊として恐怖を担えるのだろうか、と不安だったのですが、ただ脚本を読んで演じていくうちに、自分と美雪には共通項があるなと感じて。霊に感情移入することってあんまりないと思うんです。普段、ホラー映画を観て感情移入するのは、襲われて逃げまどう側ですよね。それで怖がったり驚いたりする。けれども、すべてが嫉妬心にむしばまれているような美雪の行動原理みたいなものが、私にはよく理解できて、どの登場人物よりも共感できたんです。だんだん最初に感じた心配がなくなっていきました。――最初に出されたコメントの中に「生前の綺麗な美雪でいられる時間はほんの一瞬でした」とありましたが、こちらとしては、美雪がどんどん美しくなっていくように見えました。わあ、嬉しい。あのメイク、盛れるんです(笑)。怨霊メイクって素晴らしいです。基本的に特殊メイクは、すべてメイクさんにやっていただきましたが、顔の部分は自分自身でメイクしました。美雪のメイクは複数ある形態の流れで変わっていくんですが、「この方が怖いかな、こっちのほうが目ヂカラがあるかな」といったことを、全身のメイクに合わせながら自分でも描いていきました。――美雪のビジュアルで、「実はこんなところもこだわってるんです」といったポイントがあれば教えてください。全身に施されたメイクでは、植物のツタがはっていて、体のいたるところから花が咲いています。ものすごく細かく作ってくださっているのですが、それは美雪の趣味がガーデニングだからなんです。もともと直人がお手製のお庭を作ってくれていて、そこで息子の春翔と遊んだり。幸せを絵に描いたようなマイホームだった。これは私の勝手な想像なんですが、そうしてガーデニングを育てながら、嫉妬心や憎しみといった汚い気持ちを、「ダメダメ」と抑えつつ花に水をあげたりしていたのかなと。なので、蘇ったときに、その花たちが全身を覆って、ツタが絡まった状態で蘇ったのかなと考えていました。○■重岡大毅も橋本環奈もイメージ通りの明るい方――ホラーの現場は内容に反して明るいと聞くことが多いですが、本作はいかがでしたか?終始和気あいあいとしていて、演者もスタッフさんも明るく楽しい方ばかりで良い雰囲気の現場でした。ほかのホラーの現場は分かりませんが、真っ暗な中で撮影をしたりしますし、もともと怖いものが好きな方も多いですし、“実際に呼んでしまう”とかも聞きますよね。なので逆に一生懸命、明るくしてるのかもしれません。怖いときって、歌を歌ったりするじゃないですか。本当は、きっとみんな怖かったのかもしれません。楽しいように振る舞って、“来ない”ようにしてるんじゃないですかね(笑)。――最初にお祓(はら)いはされたのでしょうか。お祓いしました。でも、重岡さんは画面越しのリモートでのお祓いをされていました。聞いたことないですよね、リモートお祓い(笑)――そうなんですか! 一番直接お祓いが必要だった気もしますが。でも無事に映画も完成しましたし、令和のジャパニーズホラーは、リモートでのお祓いでも効くみたいです(笑)――重岡さんとは夫婦役でしたね。重岡さんは、息子・春翔役の正垣湊都くんとコミュニケーションを取られていたので、私はそれをインスタントカメラで撮ったりして。あとは、音楽の話とか、格闘技の話とか、楽しくお話させていただきました。ただ、直人というキャラクターはどんどん病んでいく、心身ともに疲弊していくセンシティブな役柄でもあったので、ストイックな一面もあって、さすがだなと思いました。――橋本さんとは、美雪役で嫉妬の怨念を向ける相手として共演しました。橋本環奈さんも、イメージのままの方です。明るくて、裏表がなくていつも笑顔で楽しい! 関西人かな? と思うくらいテンポも速い。“速い”でいうと、環奈ちゃんはバラシ(帰り支度)がめっちゃ速いんです! 「お疲れ様でした〜」ってなった瞬間、もう車に乗り込んでるみたいな(笑)。体感3秒くらい。日本一バラシの速い女優さんなのではと思ってます。めちゃくちゃカッコいい。○■“念の強さ”を「感じ取っていただいたのかな」――オファー時は驚いたとのことでしたが、改めてベストキャスティングだったと思います。おそらくは、“念の強さ”みたいなものを、私から感じ取っていただいたのかなと。今回の美雪の役作りでも、目の力は絶対に殺さないように「生きているときよりも、より生きてやる!」と。「絶対に許さない!」といった目の力を出したいと思って、メイクも芝居も取り組みました。“念の強さ”は、その人自体が持っているベースみたいなものもあると思うんです。たとえば優しい人は、優しい役柄のときにより増幅される気がします。おそらく私は、根に怖さを孕んでると思うんです。――そうなんですか?(苦笑)「売れてやる!」とか、「儲かってやる!」とか。バラエティ番組なのか、ほかの作品なのか分かりませんが、そういう“念の強さ”みたいなものを感じ取っていただいたのかなと。それを増幅させようと臨んで、結果ちゃんと画になって見えたので、安心しました。美雪を見て、怖いし、追いかけられて嫌だなと感じたので(笑)――「売れてやる!」といった念がご自身で強いとのことでしたが、俳優としても音楽もバラエティも、さまざまな場で活躍されています。そのなかで、ご自身としては「これが本業」といった意識というのはあるものなのでしょうか。それがないんです。その時その時で、自分がやりたいことだったり、求めてもらえることが変化しているので。お仕事が来ているときは、そこにニーズがあるんだなと感じますし、認めていただけているんだなと思います。○■ピックする人が何を見たかによって自分の道が決まる――「何を」というより、「求められること」が嬉しいのでしょうか。バラエティ番組に出させていただいて、そこでハネてテレビの世界に入れたのですが、そのときは、ガールズグループのメンバーでした。歌を歌っていたのに、バラエティで受け入れられた。そこに特化した何かを持っていたのかもしれないし、誰かがそこにニーズを見出してくださって。アイドルのオーディションに受かったときも、自分はもともとは役者を目指していたんです。その時々で、ピックする方が何を見ているかによって、自分の道が決まってきてるんですよね。――「役者を目指してきたんだからアイドルは嫌だ」とか、「歌をやっているんだからバラエティなんて嫌だ」と、拒否することはしてこなかった、とか。多分もともと何でも挑戦したい質なんです。どちらかと言うと、ひとつのことができない、というのが近いかもしれません。――好奇心が旺盛なのでは?もちろんベースに好奇心があると思います。でも、たとえば「私はミュージシャンなんで」と言いきれる方というのは、すごいな、素晴らしいなと思うんです。そう言えるアイデンティティを持っているということなので。私にはそれがなくて、それが1番の悩みでもあるんです。――むしろそういう人が多いかもしれません。あなたの肩書きは何ですか? と問われたときに、言えるものがない。言えたらいいなとは思いますが、無理して探すこともないです。人生の最終地点、死ぬ間際に「自分はこういう人間だった……な……(パタリ)」と総括できたらOKじゃない? って。枠組みや肩書きにとらわれずやれたら幸せですね。■ファーストサマーウイカ1990年6月4日生まれ、大阪府出身。2013年に「BiS」のメンバーとしてメジャーデビュー(翌年解散)。その後に結成したBILLIE IDLEとして活動中の2019年頭に初めてバラエティ番組に出演し、コテコテの関西弁キャラクターで一躍人気者となり、現在ではラジオやドラマなど、さまざまなジャンルにわたって活躍している。主な出演作にNHK連続テレビ小説『おちょやん』(20年)、ドラマ『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(21年)、『ファーストペンギン!』(22年)、映画『地獄の花園』(21年)など。24年の大河ドラマ『光る君へ』では清少納言役で出演が決まっている。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2023年09月10日映画『禁じられた遊び』(9月8日公開)の公開初日舞台挨拶が8日に都内で行われ、橋本環奈、重岡大毅、堀田真由、倉悠貴、猪塚健太、長谷川忍、ファーストサマーウイカ、中田秀夫監督が登場した。同作は清水カルマ氏による同名小説の実写化作。映像ディレクター・倉沢比呂子(橋本)は、かつての同僚である伊原直人(重岡)の家で、庭の盛り土に向かい、不可解なおまじないを唱え続ける直人の息子・春翔を目撃する。謎の呪文、トカゲの尻尾、指、白い影、蠢く盛り土、封印された家……そして彼女の身に異常な現象が起こりはじめる。それは、子どもの純粋な願いによって解き放たれた災いだった。○橋本環奈の告白に、ファーストサマーウイカは?肩出しの黒ドレスで登場し、観客を魅了した橋本。同作の舞台挨拶では毎回長谷川が“俳優モード”で挨拶をするが、橋本は「特に感想がない。すぐ過ぎ去ればいいなと思いました」とバッサリ斬り捨てる。長谷川は「おかしいだろ、俺が必死にボケて滑ってるのにお前のことばかりYahoo! ニュースになって! サンドバッグだと思ってんな俺のこと、おじさんのサンドバックだと思ってんな!」とツッコんでいた。また、好きなキャラクターを聞かれると、橋本は怨霊の「美雪」と回答。「あれだけの衝撃を残して、忘れられないですもん。散々追われてるじゃないですか。森の中のシーンとか、一つ一つの動きがすっごい気持ち悪いんですよ。ウイカさんが監督と相談しながらやってるんですけど、相談の最中は『あ、はい〜。そうすか、わかりました〜』みたいな感じで軽いのに、スタートになった時にめちゃめちゃ気持ち悪い美雪の動きをするので。私は美雪というよりウイカさんかもしれないです、好きなキャラ」と告白する。ウイカが「おいしいなあ」と喜ぶと、橋本は「すごかったです。人間ではない動きが再現されてました」とさらに絶賛していた。
2023年09月08日映画『禁じられた遊び』(9月8日公開)の大ヒット祈願イベントが1日に虎ノ門 金刀比羅宮で行われ、橋本環奈、重岡大毅、長谷川忍、ファーストサマーウイカが登場した。同作は清水カルマ氏による同名小説の実写化作。映像ディレクター・倉沢比呂子(橋本)は、かつての同僚である伊原直人(重岡)の家で、庭の盛り土に向かい、不可解なおまじないを唱え続ける直人の息子・春翔を目撃する。謎の呪文、トカゲの尻尾、指、白い影、蠢く盛り土、封印された家……そして彼女の身に異常な現象が起こりはじめる。それは、子どもの純粋な願いによって解き放たれた災いだった。○ファーストサマーウイカ、4カ所で厄払い重岡演じる直人の妻で、怨霊となってしまう美雪を演じたウイカは、「私、大阪、福岡、北海道の3カ所でもう3回厄払いして祈祷してもらってて、今日が4回目なんですよ。もうカッスカスですよ」と苦笑し、重岡も「厄カッスカスって何!?」とツッコむ。ウイカは「たぶん今、日本一お祓いした女優。厄ゼロ、非常にクリーンな状態でございます。新しい役と結ばれたいなと思います」とアピールした。また、制作陣には怨霊・美雪を盛り上げる動きがあるそうで「スタッフの皆さんがオリジナルTシャツを作ってくださったりして、めちゃくちゃ美雪を令和の新ホラーアイコンとしてやってくれるんで、これで定着しなかったら私のせいなんじゃないかなと不安に駆られて、毎晩眠れないんです。プレッシャーで」と告白する。ダメだったら「また厄払いに行けばいい」という重岡に、ウイカは「もしそうなら全国各地を回って、厄を落としながら、観に来なかった人を呪おうと思います」と宣言していた。
2023年09月01日直木賞作家西加奈子×監督ふくだももこ×うらじぬの×ファーストサマーウイカ、この4人の個性が掛け合わさって、すごい映画ができた。タイトルは原作と同じ『炎上する君』。8月4日(金) から、渋谷シネクイント他でロードショーされる。脇を固める役者も、あれ?この人は……と、ドラマ・演劇ツウなら活躍を知る俳優たちばかり。ちなみに、ファーストサマーウイカは来年のNHK大河ドラマ『光る君へ』でなんと清少納言役を演じるそうだ。上映時間は42分。そのわりに濃厚な作品。びんびん圧倒されます。『炎上する君』いきなり、ちょっと目のやりばのないシーンから始まる。場所は高円寺。昼間、高架下の一角で、なぞめいた覆面マスクの女性ふたりが、ぼうぼうの脇毛をみせびらかすように踊り狂う。それにファンとおぼしき若者たちが熱狂している──。なんじゃ、こ、これは。踊っているのは梨田(うらじぬの)と浜中(ファーストサマーウイカ)。唯一無二の親友だ。映画はふたりが、なぜ、こういうことになっちゃったのか、を描いていく。場面は高円寺の銭湯「なみのゆ」に転じる。一番風呂の湯船につかったふたり。彼らの至福の時間だ。おかっぱ頭の梨田、湯の中ですらメガネを外さないおさげ頭の浜中、ふたりは、たんたんと会話をしている。「梨田よ、昨夜の炎上をみたか」。「50代の男性と14歳の少女の真剣な恋愛は本当か、というあれか。笑止! だが、浜中よ……」。女性蔑視やLGBTQに対する偏見の現実を語る。特に外見至上主義、ルッキズムに対しては心を痛めている様子だ。会話は、昔風のいい方をすれば「バンカラ」を気取っている、硬派な大昔の学生風。大まじめにやられるとこれはギャグ。小劇場のお笑いコントをみてるようで、かなりおかしい。ふたりの最近の関心事は、高円寺のあちこちに出没する、足がぼうぼう燃えている男のことである。「足が炎上している男とは、どういうことなのだ。比喩か?」「神か?」「私たちと同様に傷つき、怒っているのか?」「これは、何としても会わなければ」。ふたりは、高円寺中を、探し回ることになる……。監督・脚本はふくだももこ。父親が突然女装し母親になる『おいしい家族』(2019)、30代女性の結婚を描く『ずっと独⾝でいるつもり?』(2021) とコンスタントに作品を発表する監督であり、2016年には小説 『えん』で第40回すばる文学賞を受賞した小説家でもある。ふくだ監督は、「世界中でわたしが一番撮りたいと思っている“うらじぬの”が最も魅力的に映る物語として、敬愛してやまない作家・⻄加奈子のこの作品を選んだ」という。ルッキズムに傷つく親友同士が、 ⾜が燃えている男の噂を聞きつけ探し始める、という⾻格はそのままに、キャラクターの背景やストーリーを大胆に改変している。ふたりのバンカラ言葉は原作と同じだ。梨田は人の機微に敏感だ。容姿をイジられているお笑い芸人、同性が好きなことをただの勘違いだと決めつけられているインディーズバンドの女性ボーカル、そして、炎上する君……、そんな抑圧を受ける人の気持ちを察し、「君たちは全然悪くない!」とエールを送り続けるのが、うらじぬの 演じる梨田だ。その梨田の一途な姿に共感して、君は真の友だ、と行動を共にする浜中。ふたりの、熱血友情シスターフッドムービー。いいねえ。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)LesPros entertainment
2023年07月24日映画『炎上する君』(8月4日公開)の先行上映会が20日に都内で行われ、主演を務めるうらじぬの、ファーストサマーウイカ、主題歌を担当したゆっきゅん、ふくだももこ監督が登壇した。西加奈子氏の同名小説を映像化する同作は、映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」でグランプリを獲得したことにより、制作が決定。女性への抑圧に傷付き、憤る日々を過ごす梨田(うらじ)と浜中(ウイカ)。唯一無二の親友関係である2人は、ひょんなことから脇毛をたくわえ、ダンスをすることで自分たちを解放するようになる。そんな折、高円寺周辺に出没する「炎上する男」という不思議な存在の噂を聞きつけ、2人はその男を探し始める。様々な要因が重なり、公開まで約3年かかったという同作。主演を務めたうらじは「コロナもありまして、ふくださんがベストな状態で撮れるかどうかですとか、西さんの原作が10年以上前の作品だったので、2020年代にそのまま発表することで熱量を伝えることができるか、と考えたときに“もっといいやり方があるのでは”と模索する3年。いまこうして皆さんの前で作品を発表することができたのが嬉しい気持ちでいっぱいでございます」と、公開できる喜びを爆発させた。うらじ演じる梨田の親友・浜中を演じたウイカも、「うらじさんが主演の映画って時点で絶対おもろいやん! それで(監督は)ふくださん! で、西さんの原作となると“おもろいやん”しかない状態。すでに“おもろいやん”の3種盛り」と同作の印象を表現。「参加しないっていう選択肢は存在しない! 脚本とかもまだふわっとした状態だったんですけど、『やりたいです!』と返事させていただきました」と即決で出演を決めたことを明かした。また、3日間という短いスケジュールで撮影が行われたという今作。撮影を振り返ったウイカは「これだけ一個言っていいですか?」と切り出し、「夜に商店街で撮影をしているときに、梨田と全く同じ格好した人が歩いていて! 本物の梨田がいたんですよ! おかっぱにジャージで、そのまんま梨田!」と“リアル梨田”と遭遇したという驚きのエピソードを披露。まさかの出会いに興奮していたというウイカは「居ても立っても居られなくなって、その“梨田さん”に『すみません、いま映画を撮っているんですけども、その主人公にそっくりなんです! 一緒に写真撮ってもらえませんか?』と声をかけて写真を撮ってもらいました(笑)」と話し、笑いを誘った。最後に、うらじは「生きていく上で辛い事はたくさんあって、気付かないうちになんだか苦しい気持ちになってしまったり、その原因がわからなかったりということがあると思います。もしかしたら自分の苦しいことってこういうことだったかもしれない、と気づくということの第1歩にこの作品がなったらいいなと思います」とメッセージを伝えた。
2023年07月20日2023年7月19日、タレントのファーストサマーウイカさんがInstagramを更新。制服姿に身を包んだ写真を投稿し、反響を呼んでいます。ファーストサマーウイカ、制服姿で印象激変「この後どうする?」というコメントをつけて、ブレザーの制服を着た自身の写真を投稿した、ファーストサマーウイカさん。ロングヘアはストレートにし、頬杖をついてカメラに向かってほほ笑む姿は、テレビ番組で見るファーストサマーウイカさんとは印象がまったく異なります。 この投稿をInstagramで見る ファーストサマーウイカ(@f_s_uika)がシェアした投稿 ファンからは「破壊力抜群」とのコメントが寄せられるなど、多くの人がファーストサマーウイカさんの制服ショットに心を撃ち抜かれているようです。・現役の女子高生感がすごい。・吉岡里帆さんのInstagramかと思った。・これは、ハニートラップだ。「かわいすぎる」というコメントのほか、俳優の吉岡里帆さんに似ているとのコメントも目立った、今回のファーストサマーウイカさんの投稿。日々、バラエティー豊かな写真で、ファンを飽きさせません![文・構成/grape編集部]
2023年07月19日うらじぬのとファーストサマーウイカを迎え、西加奈子の短編小説をふくだももこ監督が映画化した『炎上する君』から、予告編と新スチールが解禁された。本作は、株式会社レプロエンタテインメントが主催する映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」でグランプリに輝いた企画として制作。42分の劇場版と25分の短編版があり、短編版は「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2023(SSFF & ASIA 2023)」にて上映され、劇場版は8月4日(金)より公開される。この度、到着した予告編は、うらじぬのが演じる梨田と、ファーストサマーウイカが演じる浜中が、高円寺の銭湯・なみのゆにて、“炎上する男”について話すシーンからスタート。その後、メンバーからの無自覚なラベリングに傷つくバンドのボーカル(中井友望)や、容姿や恋愛経験を揶揄されるお笑い芸人(影山徹)の姿が映し出され、そんな人知れず傷つく者たちを勇気づけていく梨田と浜中の友情が、ゆっきゅんによるエンディングテーマ「NG」と共に綴られていく。併せて、梨田と浜中が脇毛を見せながら自分を解放するダンスシーンを収めた新しいスチールも解禁された。政治家の女性蔑視発言のような明確な抑圧のみならず、居酒屋での会話、お笑い芸人のネタ、ポケットティッシュに印字された広告など、見て見ぬふりをすることでやり過ごしてきたが、確実に誰かの心を抉る日々の現実に傷つき、憤り、絶望する梨田と浜中に注目だ。『炎上する君』は8月4日(金)よりシネクイントほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:炎上する君 2023年8月4日より渋谷シネクイントほかにて公開©LesPros entertainment
2023年07月07日橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズ WEST)ダブル主演『禁じられた遊び』にファーストサマーウイカが出演することが分かった。また、本予告映像と本ポスタービジュアルが解禁、キャスト、監督からのコメントも到着した。『リング』(1998)、『スマホを落としただけなのに』(2018)、『事故物件 恐い間取り』(2020)ほか、ホラーやサスペンスなどのあらゆる恐怖を追求した作品を世に送り出してきた中田秀夫が監督を務める本作。この度、唯一キャストが明かされないまま謎に包まれていたキャラクター“美雪”の姿が明らかとなった本予告映像と本ポスタービジュアルが到着した。解禁された本予告映像は、比呂子(橋本さん)が同じ職場で働く直人(重岡さん)への恋心に胸をときめかせる様子の映像からはじまる。しかし、直人への思いを綴る手紙を書いていると突然鼻血が滴る比呂子が映し出され、一気に不穏なムードに。直人の息子・春翔が「生き返って欲しい…!」と唱えた「エロイムエッサイム」という呪文で土が蠢き、その思いとは裏腹に庭から復活したのは、「絶対に許さない…」と憎悪を剥き出しにした“美雪”(ファーストサマーウイカ)だった!何度も蘇り、比呂子と直人に襲い掛かってくる“美雪”。怨念にまみれ、嫉妬に狂い、どこまでも追い続け、襲い掛かってくる美雪の恐怖に飲み込まれていく比呂子と直人。そして、拡散した怨念が連鎖し、次々と様子がおかしくなる登場人物たち。「あの世から戻ってきてしまったものを消滅させなければ」と立ち向かう霊媒師・大門(長谷川忍)の姿も見られる。果たして、比呂子と直人は“美雪”の恐怖から逃れることはできるのか…。ファーストサマーウイカついに謎のベールを脱ぎ、出演が明らかとなったファーストサマーウイカさんは、蘇ったばかりの妖しげで美しい姿から、次第に身体中に植物のような黒い管を這わせ完全な異形へと進化する“美雪”を演じるにあたり、4時間超の特殊メイクに挑戦。橋本さんは、「現場で見ていてもウイカさんのお芝居がとても怖かったので、スクリーンで見たならば更にゾッとするだろうな」とその怪演っぷりについて語り、重岡さんは「ウイカさんの特殊メイクは大変だったと思いますし、それでいてあの鬼気迫るお芝居をされていたのは、心から凄いなあと尊敬していました」とコメント。企画プロデュースの平野隆は「企画段階から美雪を日本映画史上“最凶”のキャラクターにしたいと考えていました」と、美雪役を演じるにあたり強烈な個性を求めたことを明かし、さらに中田監督は「美雪が出てくる場面は全て『見せ場』です。『一度観たら忘れられない』強烈さで演じていただき、現場で私は内心ゾクゾクしていました」と太鼓判。そして、中田監督の『リング』の大ファンだとも語るウイカさん自身は、「中田監督とご一緒できること、『リング』でいえば貞子のポジションである美雪役でオファーをいただけたことが本当に嬉しくて。喜びと興奮で“絶対やりたいです、お願いします”と即答したのを覚えています」とこの難役のオファーを快諾したことを語りながらも、「フィジカル的にもかなり忍耐力のいる撮影だった」と撮影当時をふり返った。さらに併せて、比呂子と直人を引き裂くように「見ぃ~つけた。」と顔を覗かせる美雪の姿が描かれた本ポスタービジュアルも解禁された。【コメント全文】◆橋本環奈【倉沢比呂子役】ウイカさんは、すごい気持ちが良い方というか、本当にお仕事で御一緒したいなって思う方でした。シャキシャキしていて、仕事もパッパッパッと決めていって、すごく気持ちが良いなと毎日思っていました。全身に特殊メイクをして、寒い中、外を裸足で歩いたりしながらもいつも通りの空気感で皆さんと接していて本当に素敵な方だなと思いました。間近で見ていてもウイカさんのお芝居がとても怖かったので、スクリーンで見たならば更にゾッとするだろうなと思います。見ている方が痺れる映像になってると思うので出来上がりが本当に楽しみです。◆重岡大毅(ジャニーズ WEST)【伊原直人役】ウイカさんは毎日とても早く現場に入って、4~5時間かけて特殊メイクをしていました。特殊メイクは取るのも一手間だそうで、撮影が終わった後も時間が掛かり本当に大変だったと思いますし、それでいてあの鬼気迫るお芝居をされていたのは、心から凄いなあと尊敬しておりました。美雪が復活して土から出てきて、直人と比呂子に襲い掛かるシーンは、単に襲い掛かってくるだけではなく、美雪のいろいろな気持ちが入り混じった“狂気”が乗っているシーンだと思うので、特に仕上がりが楽しみな場面です。観客の皆さんの怖がる反応も楽しみなので、それを見に何回も劇場に足を運ぶかもしれません。◆ファーストサマーウイカ【伊原美雪役】中田監督の『リング』は子供の頃、怖いながらも凄く好きで何度も観ていました。なので監督とご一緒できること、『リング』でいえば貞子のポジションである美雪役でオファーをいただけたことが本当に嬉しくて。よく真似してましたから、貞子のあの這い方。喜びと興奮で「絶対やりたいです、お願いします」と即答したのを覚えています。美雪は母親、妻であることが物語の大切な要素ではあるのですが、生前の綺麗な美雪でいられる時間はほんの一瞬でした。撮影初日だけ生きていて、後はずっと生霊や蘇った美雪での撮影で(笑)生前の幸せな時間の撮影があまりに短かったので、初日は特殊メイクをしないですむ時間のありがたみを噛み締めながら、幸せな気持ちを重ね合わせて撮影できました(笑)蘇った美雪の特殊メイクって、すごく時間がかかるんです。特殊メイクスタッフさんが、毎回4~5人掛かりで4時間かけて作ってくださるので、擦れて取れちゃわないよう最小限の羽織りだけ、何か食べたらお腹も出ちゃうし、トイレもメイクをやり直さなきゃいけないので出来る限り少なくして…と、フィジカル的にかなり忍耐力のいる撮影だったなと思います。ただ、それがツラく感じないほど現場は楽しく、本当にホラー映画撮ってるのかな?と思うほど終始みんな和気藹々と撮影させてもらえた環境がありがたかったです。◆中田秀夫【監督】「禁じられた遊び」の恐怖表現の主軸は何といっても美雪の「造型」にありました。この世ならざる美雪が「変化(へんげ)」していくのが本作の魅力だからです。そしてその美雪をファーストサマーウイカさんに演じていただく事になり、綿密な打ち合わせや全身の3Dスキャンを経て、変化していく美雪のビジュアルを具現化していきました。ウイカさんには、文字通り全身全霊でこの役に取り組んでいただきました。何せ、幸せな家庭の場面は、儚く過ぎ去るので、その後の美雪が出てくる場面は全て「見せ場」です。特にクライマックスの美雪をウイカさんには、「一度観たら忘れられない」強烈さで演じていただき、現場で私は内心ゾクゾクしていました。◆平野隆【企画プロデュース】初めてウイカさんをテレビで見た時、あどけない可愛らしい表情からアイドルをやられているんだろうな、と思いました。ただその外見とあまりにギャップのある関西弁の毒舌を聞いた時、唖然とすると共に、女優にむいてるなぁ、と感じました。私は企画段階から美雪を日本映画史上“最凶”のキャラクターにしたいと考えていました。そのキャラクターを演じるにふさわしい強烈な個性を持った女優さんを探しましたが、どうもしっくりといきませんでした。そんな折再びウイカさんの爆裂トークに触れ、吹き出しながら、この方しかいないな、と確信しました。『禁じられた遊び』は9月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:禁じられた遊び(2023) 2023年9月8日より全国にて公開©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会
2023年06月19日「ザ・クラウン」『僕の巡査』のエマ・コリンが、『デッドプール』第3弾に出演することが明らかになった。『デッドプール』シリーズに主演しているライアン・レイノルズが、ツイッターで「ファミリーに新しいメンバーが仲間入りしました!誤解のないように言っておくけれど、『デッドプール』ファミリーのことだよ。悪態をつくのが少ないということを除けば、本当のファミリーみたいだ。ようこそ、エマ・コリン!」と発表した。なお、数日前にライアンの妻ブレイク・ライヴリーがインスタグラムで第4子を出産したことを写真でほのめかしており、“リアルファミリー”にもメンバーが増えたようだ。エマもインスタグラムで『デッドプール』への出演を報告。「(ライアンが共同オーナーを務めるフットボールクラブ)レクサムAFCの入団テストを受けたのに、代わりに『デッドプール』に入れられちゃった?まじか!こんなヤバいファミリーの一員になれて光栄です。ライアン・レイノルズにショーン・レヴィ、私を招いてくれてありがとう。楽しみすぎる」とつづり、デッドプールを手のひらに乗せている画像を掲載した。ヒュー・ジャックマン扮するウルヴァリンの登場も決定している『デッドプール』第3弾は、2024年11月8日全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年02月15日タレントのファーストサマーウイカが、うらじぬの主演の映画『炎上する君』(2023年公開)に出演することが25日、わかった。西加奈子氏の同名小説を映像化する同作は、映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」でグランプリを獲得したことにより、制作が決定。主演をうらじ、監督をふくだももこ氏が務める。女性への抑圧に傷付き、憤る日々を過ごす梨田(うらじ)と浜中(ファーストサマーウイカ)。唯一無二の親友関係である2人は、ひょんなことから脇毛をたくわえ、ダンスをすることで自分たちを解放するようになる。そんな折、高円寺周辺に出没する「炎上する男」という不思議な存在の噂を聞きつけ、2人はその男を探し始める。梨田の親友・浜中を演じるのは、女優として活動の幅を広げているファーストサマーウイカ。銭湯に入る時もメガネを外さないおさげ髪の浜中という、普段のイメージとは異なる役柄を熱演している。また、共演には物語のキーパーソン・炎上する男役で、オーディションで選ばれた齊藤広大、梨田と浜中の行きつけの銭湯で働く少女・トモにはミスiD 2019グランプリの中井友望が出演するほか、銭湯の常連客には南久松真奈、トモのバンドメンバーには大下ヒロト、中山求⼀郎、當山美智子、梨田と浜中がある行動をするきっかけとなる芸人に影山徹など、映画、演劇、ドラマで活躍する演技巧者が顔を揃える。キャスト情報と合わせて、劇中歌とエンディングテーマも公開。梨田と浜中が脇毛を見せながら踊り狂う劇中歌にはゆっきゅんの「DIVA ME」、そして物語の余韻に寄り沿うエンディングテーマには、同じくゆっきゅんの「NG」に決定した。コメントは以下の通り。■うらじぬの西加奈⼦さんとふくだももこ監督のほとばしるエネルギーを一身に受けて作品に臨んだ今春は、いつにも増して灼熱でした。とっても良い汗をかきました。いつも隣にいてくれたファーストサマーウイカさんも、かっこいい汗をかかれていました。この企画が立ち上がってから本当にたくさんの方々の支えがあって、生き生きと燃え盛る躍動の物語が出来たと思います。ありがとうございます、と、皆様どうぞよろしくお願い致します!■ファーストサマーウイカ他人と違っていたいのに、他人と違うのが怖い。自分のNOは誰かにはYESで唯⼀無⼆でいたいのに、無意識に共感のいいねを求めている。自己評価と世間体のはざまで炎のようにゆらぎゆらめく若者の心と身体。原作とは違った時代と世界線で描かれる梨田と浜中の葛藤が、誰かの光になりますように。■ふくだももこ西加奈子さんの小説「炎上する君」を初めて読んでから、10年が経った。あの頃、まさか⾃分が西加奈子原作の映画を撮れるなんて、夢にも思っていなかった。そして「今だ!」と背中を押してくれたのは、主演のうらじぬのさんの存在だ。うらじさんの演じる梨田をいちばん近くで⾒たい! という欲望が私を突き動かした。だけど3年前に企画がはじまってから、⼀度目はコロナで、⼆度目は私の産後うつで、映画が止まってしまった。それでも、うらじさんは信じてくれていた。そして、最高の相棒ファーストサマーウイカさんが現れた。ふたりの演じる梨田と浜中が、何度も何度も私を救ってくれた。今、心から『炎上する君』を撮れたことが本当にうれしい。この映画に関わってくれた⼈たちみんなを抱きしめたい。私は私のために、この映画をつくりました。みなさんの心には、どんなふうに映るでしょうか。■ゆっきゅん私の楽曲が初めて映画の中で流れるのが『炎上する君』であることを光栄に思います!「DIVA ME」の使い方がDIVAすぎて痺れました。ふくだももこ監督、うらじぬの様、ファーストサマーウイカ様、みんなまとめてあんたがDIVA。「NG」も新しい聴こえ方がして物語の中で音楽が使われるってこういうことなんだ! と新鮮でした。ぜひ多くの方に観ていただけますように!
2022年10月25日お店で出しているピクルスに欠かせない「コリンキー」。以前は「この野菜は何ですか?」と質問されることも多かったのですが、外食先で目にしたり、最近はスーパーの産地直送コーナーなどで見かけるようにもなり、少しずつ認知されていると感じます。・火を通すとカボチャ度がUP!「生食できるカボチャ」なので、料理はピクルスやサラダ、漬物が主流ですが、火を通すと生食では感じにくいカボチャの甘みと風味が増し生食が苦手なお子様も美味しく食べられます。今回はポタージュをご紹介します。・ミキサーを使わなくてもOK玉ネギはじっくりと炒めることで風味が増します。コリンキーの風味を活かすためジャガイモの代わりに少量のお米を加えました。口当たりをよくするためにミキサーでかくはんするレシピですが、ミキサーがなければ<準備>のところで玉ネギを粗いみじん切りにし、<作り方3>でブレンダーかフォークで粗く潰すスープも美味しいです。■コリンキーのポタージュ調理時間25分レシピ制作:保田 美幸<材料> 2名分コリンキー…1/4~1/2個(300g)玉ネギ…1/4個サラダ油…小さじ2お米…小さじ1水…300ml牛乳…100ml塩…適量ミックスナッツ(刻み)…適量<準備>・コリンキーは種とワタを切り取り、乱切りにしてさらに7~8mm幅に切る。・玉ネギは横薄切りにする。<作り方>1、鍋に玉ネギとサラダ油を入れて中火で炒め、しんなりしたらコリンキーとお米を加えて炒め合わせる。途中で塩を少々加える。2、水を注ぎ、煮たったら火を弱め鍋に蓋をして20分蒸し煮にする。火を止めて牛乳を加える。Point 牛乳を最後に加えることで粗熱が取れます。3、ミキサーに(2)を入れてかくはんし、網に通して鍋に戻し入れる。中火で温めて塩で調味し、器に注いでミックスナッツを散らす。暑い季節には冷製ポタージュもおすすめです。 料理家・ソムリエ 保田 美幸のコラム バックナンバーはこちら>>
2022年10月07日●最初になりたかった職業「声優業」での夢とは?歌手、タレント、女優と幅広い活躍を見せるファーストサマーウイカ。そんな彼女が、ドリームワークス・アニメーションが贈る映画『バッドガイズ』(10月7日公開)で、自身3度目となる日本語吹き替え声優を務めた。「もともと最初になりたいと思っていた職業が声優さん」と語っていたウイカにとって、本作を経験したことで、どんなことが胸に去来したのだろうか。ドリームワークス・アニメーションが構想6年の歳月を費やして製作したクライム・コメディ『バッドガイズ』。「ワルをやるなら思い切り」を合言葉に、権力者や富豪たちから華麗なテクニックで財宝を奪う怪盗集団・バッドガイズが、名だたる強盗たちが奪うことができなかった伝説のお宝“黄金のイルカ”を奪取するために奮闘する姿が描かれる本作で、ウイカは天才ハッカーの毒舌ガール・タランチュラの声を担当した。「“毒舌ガール”と言われていますが、日本語の台本を読んでいる限り、そこまで口が悪いという印象はなかったですね。それよりも割とシャークやピラニアがボケまくっていたので、突っ込みキャラというか、真面目で姉御肌な印象はありました。キャラクターの顔も似ている気がして親近感を持って演じることができました」この言葉通り、劇中タランチュラは、突っ込みどころ満載の愛すべきメンバーたちに、テンポよく切り込み、チームをまとめ上げる存在として物語に彩りを添えている。「私も高校時代男の子たちとバンドを組んでいたので、似た感じの雰囲気は経験していましたし、タランチュラが天才ハッカーとしてしっかりプライドを持って戦っている姿も、共感できる部分が多かったので、演じていても気持ちが入りやすかったです」マルチな活躍を続けるウイカだが、最初になりたかった職業が「声優業」だという。その意味で、どんな仕事でもオファーが来ることは「うれしい」というが、声優の仕事は「めちゃくちゃうれしい」と一つギアが上がるという。「今はファーストサマーウイカという存在を知っていただき、『この役だったら任せてみても面白いんじゃないか』と私のイメージに近しいキャラクターのお仕事をいただけると思っているんです。それだけでもとてもありがたいことなのですが、機会があれば自分とはまったくイメージの違うキャラクターの役にも挑戦できたらと思っています」そのなかで、大きな夢として挙げるのが「このキャラと言えばこの人だよね」と言われるような作品に巡り合うこと。「例えば悟空の声だったら、ルフィーだったら……みたいな形で認識されるようなキャラクターに声を当てられるようになったら、こんなに素敵なことはないですよね。それともう一つ、声優のお仕事をしたいなと最初に思ったのがゲームのキャラクターの声をやりたかったからなので、いつかゲームに登場するキャラクターを演じることができたら最高です」●世間のイメージにあまりナーバスになる必要はない「今の自分に求められているもの」が仕事になっていくという考え。パブリックイメージというものは、受け手が感じ取るもので、それがその人の本質であるかどうかわからないという意味で、悩ましさもあるのだろうか――。「それは受け取る人次第でいいと思っています。一般的にどう見えるかという基準なので、イメージ通りのことをすれば『でしょうね』だし、違うことをすれば、ギャップや驚きになる。なので、どちらにしてもマイナスにはならないと思うんです。私は結構真面目な学生生活を送っていましたが、茶髪かきあげヘアの派手メイク、関西弁で大きな声でしゃべっていたら、大阪の元ヤンみたいなイメージを持たれる方もいたと思います。でもそのイメージでお仕事をいただくこともありますし、あまりナーバスになる必要はないのかなと思います」本作のキャラクターたちも、見た目だけで“悪者”と判断されてしまいがちだ。「この作品を観たときに、善悪というのは立場によって大きく変わるということは分かっているつもりだったのですが、人というのは、つい自分の正義感を振りかざしてしまうんですよね。バッドガイズの行動はマジョリティから見ると悪なのかもしれませんが、彼らから見るとまた違った価値観になる。そこが面白いなと感じています」先入観は、時に人の判断を誤らせる要因になるかもしれないが、ウイカのようにおおらかに構えることで視野が広がっていくかもしれない。本作の登場人物たちは、ある一面から見れば“バッドガイズ”と言われているかもしれないが、ひっくり返してみれば、非常に魅力的なキャラクターであることは間違いない。■ファーストサマーウイカ2013年5月にアイドルグループ・BiSに新メンバーとして加入しメジャーデビュー。14年7月、横浜アリーナの単独公演で解散。15年より音楽グループ・BILLIE IDLEを結成。ライブを中心に活動し、19年12月解散。21年2月、ユニバーサル ミュージックよりソロメジャーデビューを果たし、4月2日に3rdデジタルシングル「Open the Door」をリリースした。タレント、女優としても活躍。現在、日本テレビ『上田と女が吠える夜』、フジテレビ『トークィーンズ』、テレビ東京『超音波』にレギュラー出演している。
2022年10月06日コリン・ファース主演、トニ・コレットらの豪華共演で実録ドキュメンタリーをドラマ化したサスペンス「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」。配信開始を前に、字幕版と吹替版予告編が解禁となった。2001年12月、作家マイケル・ピーターソンの妻キャスリーンがノースカロライナ州の自宅階段から転落死した事故。現場の痕跡や彼女の遺体から単純な転落死とは思えない不可解な点がいくつも見つかり、検察は「事件」として現場にいたマイケルを殺人罪で起訴する。ピーターソン一家はマイケルの無実を訴えるが、裁判が進むにつれ、彼や子どもたちの知られざる秘密が次々と明らかに…。アメリカで実在した事件の真相に迫ったドキュメンタリー映画『ザ・ステアケース ~階段で何が起きたのか~』は2004年に制作され、衝撃続きの内容から384分という長編ながらも多くの米メディアが高く評価し、後の犯罪ドキュメンタリーの火付け役となった。それを基に全8話のリミテッドシリーズとしてドラマ化した本作は、2022年5月に米動画配信サービスHBO maxにて配信、容疑者とされたマイケルを主人公に事件の全貌に迫った。マイケルとその家族、検察、弁護士、ドキュメンタリースタッフ、様々な視点から繰り広げられる事件の考察と、キャスリーンの死を軸にピーターソン一家の過去と現在が次々と交錯していく内容で、本格的なサスペンスドラマとして描かれている。主人公マイケル・ピーターソンを演じるのは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース。不自然な死を遂げる妻キャスリーンには『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット。大家族を支える善良な夫婦の顔と、その一方で家族だけに見せる厳格な一面や、家族にも明かさぬ秘密を抱える不穏な一面を見事に演じ、2022年度のエミー賞では主演男優賞、主演女優賞2部門でノミネートを果たした。ほかにもマイケル・スタールバーグ、ジュリエット・ビノシュら、アカデミー賞を席巻するハリウッドスターたちが豪華共演。さらに、父の秘密に翻弄されながらもそれぞれの人生を歩んでいくマイケルの子どもたちに、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガー、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでサンサ・スターク役を演じたソフィー・ターナー、『帰らない日曜日』で主演を務めたオデッサ・ヤングなど、若手の実力派俳優が出演。日本語吹替版には、コリン演じるマイケル役に多くの映画で彼の吹き替えを担当してきた俳優の森田順平、妻キャスリーン役に本田貴子を起用。また、2人の息子であるクレイトン役に榎木淳弥、トッド役に斉藤壮馬が兄弟役で共演する。「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」は10月7日(金)0時よりU-NEXTにて一挙配信(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月05日タレントのファーストサマーウイカが出演する、DMM・DMMブックスの新CM「ダンゼンおトク」編が、5日から放送される。新CMでは、ウイカが応援団長として登場。特注の学ランとオレンジ色のハチマキ・タスキ姿で、「マンガファンを熱烈応援ー!」と迫力満点の演舞を披露する。オレンジのたすきをなびかせながら現場入りしたウイカ。撮影では、送風マシーンの強い風を受けながらも、凛々しい表情づくりやポニーテールの角度など細部にまでこだわりを見せた。■ファーストサマーウイカインタビュー――CM撮影を終えての率直な感想と、いちばん印象的だったことや苦労したことなど聞かせてください。とても楽しかったです。暑いなか、応援団の学ランを着て大変だろうと思っていたんですけど、始まったらあっという間でした。しかも風に吹かれてすごく涼しかったです。ワイルドな撮影に⾒えるんですが、意外と繊細で紙が1枚飛んで来るだけでやり直しなど、繊細かつ大胆な楽しい撮影でした。紙を毎回、回収するのが大変そうで、⼀緒にかき集めたりしていると、学ランも相まって学園祭のような気持ちでやれて、楽しかったですね。――大声で叫ぶシーンが印象的でしたが、叫んだ感想を教えて下さい。風に負けないようにと思って、大声を出していました。この熱い思いがCMを見てくださる向こう側の皆さんに届くといいなと思っています。ただマンガ読んでるときにあんなに応援されたら本当はちょっと鬱陶しいかもしれないですね。マンガ読むときは静かにしてって(笑)。でもみんなが忘れられない印象的なCMになったらいいなと思います。――今回の衣装は学生服でしたが着心地はいかがですか?衣装を特注で作ってくださったそうで、すごくうれしかったです。今までかっこいい学ランを着ることがなかったので、すごい嬉しいです。学ランって地獄みたいに暑いですね。本当に応援しようという気持ちがないとやってられないです。改めて応援団の皆さんを尊敬しました。――今回のCMはマンガファンを熱烈応援する、といった内容ですが“今、応援したいこと”はありますか?「国」。日本を応援したいですね。これからの未来のために頑張ってほしいです。そして私も中間管理職になるタイミングである30代になったので、頑張らないといけないなと思います。アラサーアラフォーの中間管理職の皆さんはこれから上にも下にも挟まれて大変だと思うので、共に頑張っていきましょう!――“応援を感じること”はありますか?1時間に2~30回はエゴサーチするので、いつもすごくたくさん温かい言葉をくださる皆さんに本当に感謝しています。あとは、家族ですね。私が何をしようがどんなことを⾔おうが、温かく⾒守ってくれているので、家族には本当に応援されているなと感じています。なので恩を返していきたいなと思っています。――今⼀番ハマってるマンガを教えて下さい。ずっと気になって追っているのは『九龍ジェネリックロマンス』という、眉月じゅんさんのマンガです。絵がめちゃくちゃきれいでストーリーも不思議なんですよね。男女問わずお勧めできる、この夏に是⾮読んでいただきたい1作ですね。
2022年08月05日小説「秘密の花園」が原作で、コリン・ファース主演の『シークレット・ガーデン』を皮切りに、厳選された様々なジャンルの12作品を上映する「Kino Festival(キノフェスティバル)」が約2年ぶりに開催されることになった。今年はkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋S.C.館、kino cinema天神の全国3会場にて開催。作品ごとに1週間限定での上映となる(※上映期間の変更や延長の場合あり)。9/30~『シークレット・ガーデン』(THE SECRET GARDEN)両親を亡くし、親戚に引き取られたメアリー。広い屋敷を散策するうちに、閉ざされた庭園を見つける。そこに従兄弟のコリンや友人のディコンも加わり、荒れ放題だった庭園の秘密を解き明かしていく。監督:マーク・ミュンデン出演:コリン・ファース、ジュリー・ウォルターズ、ディキシー・エゲリックイギリス/英語/96分10/7~『ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ』(BREAKING NEWS IN YUBA COUNTY)スーは夫が売春婦と寝ていた時に心臓発作で死んだことを知る。この出来事をセレブリティになるチャンスと捉え、死体を埋めて、事実を隠そうとするが、町を巻き込んだ大騒動に発展してしまう…。監督:テイト・テイラー出演:アリソン・ジャネイ、ミラ・クニス、オークワフィナアメリカ/英語/98分10/14~『チルドレン・アクト』(THE CHILDREN ACT)裁判官のフィオナのもとに信仰から輸血を拒む青年の審判が持ち込まれる。成人には治療を拒否する権利があるが、彼は成年である18歳まで数か月足りなかった。面会を通じて青年との間には不思議な絆が生まれていく。監督:リチャード・エアー出演:エマ・トンプソン、フィン・ホワイトヘッド、スタンリー・トゥッチイギリス・アメリカ/英語/105分10/21~『イントゥ・ザ・ラビリンス』(INTO THE LABYRINTH)15年前に誘拐された少女サマンサが保護される。しかし、彼女はほとんど記憶を失っていた。精神分析医のグリーンは彼女の監禁中の記憶を取り戻そうとし、探偵のブルーノは誘拐犯の手がかりを追う。監督:ドナート・カリシ出演:ダスティン・ホフマン、トニ・セルヴィッロ、ヴァレンティーナ・ベルイタリア/イタリア語・英語/130分10/28~『スモール・カントリー』(SMALL COUNTRY)ガブリエルは彼の「小さな国」ブルンジの快適な外国人居住区で暮らしている。ガブリエルは普通の子どもで、友達や兄弟と一緒に楽しく暮らしていたが、隣国ルワンダの緊張が波及し彼の家族と無垢な心が脅かされる。監督:エリック・バルビエ出演:ジャン=ポール・ルーヴ、イザベル・カバノ、ジブリル・ヴァンコペノルフランス・ベルギー/フランス語・キニヤルワンダ語・キルンディ語/112分11/4~『シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト』(SIX MINUTES TO MIDNIGHT)第二次世界大戦前夜。ナチス・エリートの子女たちが通う学校から英語教師が姿を消した。新しい英語教師としてこの学校に就任したミラーだが、そこで元教師の死体が発見され、ある疑惑が浮上する。監督:アンディ・ゴダード出演:エディ・イザード、カーラ・ジュリ、ジェームズ・ダーシーイギリス/英語/99分11/11~『ロスト・プリンス』(THE LOST PRINCE)ジビの生活は愛する娘が全てであった。毎晩娘が眠りに落ちるまで、自分が王子様として登場する冒険物語の世界へと娘をいざなう。しかし、10代になった娘は父の物語から卒業し、自分自身の物語を作り始めてしまう。監督:ミシェル・アザナヴィシウス出演:オマール・シー、ベレニス・ベジョ、フランソワ・ダミアンフランス/フランス語/90分11/18~『バーデン』(BURDEN)サウスカロライナの町にKKKの博物館がオープンし、長年くすぶっていた人種間の緊張が高まる。ケネディ牧師は地域社会を癒すため平和への道に尽力し、そんな中、KKKの団員であるバーデンも自身の信念を見直すことになる。監督:アンドリュー・ヘックラー出演:ギャレット・ヘドランド、フォレスト・ウィテカー、アンドレア・ライズボローアメリカ/英語/117分11/25~『パラダイス・ヒルズ』(PARADISE HILLS)ユマはある朝目覚めると、高度な治療施設のある孤島にいた。そこは裕福な家族が子どもに対して、食事・レッスンなどの処置をして、完璧な子にすることが目的だった。しかし、ユマは施設に裏の秘密があることに気づく。監督:アリス・ワディントン出演:エマ・ロバーツ、ダニエル・マクドナルド、オークワフィナアメリカ/英語/95分12/2~『マイ・ドッグ・ステューピッド』(MY DOG STUPID)中年の作家であるアンリはここ数年何も出版できていない。妻と子どもたちには理解してもらえず、逃げ出して再生活を送りたいと思っていた。そんなある日、彼は不愛想で素行の悪い犬を見つけ、飼うことにするのだが…。監督:イヴァン・アタル出演:イヴァン・アタル、パスカル・アルビロ、セバスチャン・ティエリーフランス/フランス語/106分12/9~『パーフェクト・ナニー』(THE PERFECT NANNY)2児の母ミリアムは仕事復帰のため、ベビーシッターを探す。厳しい審査を行い、全員が納得する完璧な候補者であるルイーズを見つける。しかし、家族にとって不可欠な存在になったとき、彼女が本性を現し始め…。監督:リュシー・ボルルトー出演:カリン・ヴィアール、レイラ・ベクティ、アントワーヌ・レナルツフランス/フランス語/100分12/16~『ワンダー・ボーイ』(WONDER BOY)若くしてバルマンのデザイナーとして成功を収めたオリヴィエ・ルスタンは、生まれた時に親に捨てられた過去を持つ。ファッション業界で活躍する姿を追いつつ、自分自身を見つけるために真実を追い求める過程を描く。監督:アニッサ・ボンヌフォン出演:オリヴィエ・ルスタンフランス/フランス語/99分「Kino Festival 2022」は9月30日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神にて特別上映。(text:cinemacafe.net)
2022年07月21日7月29日(金)に日本公開となる全世界待望のシリーズ最新作にして完結編『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』。この度、監督のコリン・トレボロウよりコメントが寄せられた。本作は巨匠スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこみ、誰も観た事がなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズの最新作にして完結編。前作に引き続き、主人公オーウェン役にクリス・プラット、そしてヒロインのクレア役にはブライス・ダラス・ハワードが続投。さらに『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクターたちも登場する。ヴェロキラプトル、T-レックス、モササウルス、ブラキオサウルス、プテラノドンなど『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズの舞台で、スピルバーグらに命を吹きこまれ、スクリーンの中でリアルに生きる姿に世界中の人々が心を躍らせた人気恐竜たち。大ヒットシリーズの最終章を飾る『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、そんな歴代から活躍する恐竜たちに加え、ピロラプトル、ケツァルコアトルス、テリジノサウルスといった恐竜も新たに登場している。1993年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』によって新しい世代に恐竜を蘇らせ、それまで見たことのない方法で恐竜を見せたことで、古生物学の地図はがらりと変わってしまったという。それが新恐竜の登場の理由にもなっているようだ。映画の古生物学顧問を務めたエディンバラ大学古生物学・進化学教授のスティーブ・ブルサット氏は「この映画で恐竜が見直され、多くの若者が古生物学を学ぶようになりました。その結果、多くの資金がこの分野に流れ、多くの大学で恐竜講座が開かれ、博物館で恐竜の展示が行われるようになり、現在もその恩恵を受けています」と語る。さらに、ブルサット氏は「今、私たちは古生物学の黄金時代にいます。世界中の誰かが、平均週に一種、新種の恐竜を発見しているのです。これはもう10年以上続いています。なぜなら、これを行なっているのはジュラシック・パーク世代の古生物学者たちだからです」と『ジュラシック・パーク』を観て憧れを持った子供たちが大人になり、古生物学者となったからこそ、研究のための資金が集まり、新種の恐竜が発見されていることを明かした。そんな多くの人々のみならず古生物学にも影響を与えた『ジュラシック・パーク』から30年の時が経ち、新種の恐竜など、恐竜についての情報がアップデートされている現代で、監督のコリン・トレボロウは、本作に登場する恐竜をできるだけ正確に再現したいという熱い想いを持って本作でのアニマトロニクスの導入を試みた。ディロフォサウルスは、映画に登場する中でリアルな造形物として制作された唯一の恐竜で、驚くことにCGなどの加工はされておらず、11~12人が操る人形の操作により、実際に作られた恐竜ディロフォサウルスが物理的に歩く姿を初めて見られるシリーズ作品となっている。トレボロウ監督は「このシリーズでは、視覚効果のすべてがコンピューターの中で作られるわけじゃないんだ。セットは100以上も建てて、デジタルのクリーチャーとアニマトロニクスを実際の環境に融合させた」と明かすとともに「これまでにないほどたくさんのアニマトロニクスを使用した。スタジオでは、1度に10数匹の恐竜たちが動いていたこともあったと思う。夢が実現した瞬間だったよ」とも回想。過去シリーズで培った技術を生かして、アニマトロニクスとデジタルを融合させるという技術的なチャレンジに取り組んだ様だ。さらに本作ではシリーズ初登場となる羽毛恐竜が登場。撮影方法については、初の試みとなる恐竜の皮膚に本物のような透明感を与え、羽毛や毛を固定するのに最適なシリコンを使用している。当初ジョン・ノーランのチームは、インダストリアル・ライト&マジック社(ILM)のアーティストが羽の生えた生き物の見た目と動きを把握できる様にピロラプトルの頭部のみを作ったという。しかし、トレボロウはノーランの作品に感銘を受け、瞳孔が開いた完全なアニマトロニクスのピロラプトルの頭部を制作、映画に登場させることが叶った。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』7月29日(金)公開
2022年07月08日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(略称:SSFF & ASIA)2022の各部門ノミネート作品および特別上映作品が発表された。今年は6月7日(火)のオープニングセレモニーを皮切りに、6月20日(月)のアワードセレモニーまでの期間、東京の複数会場で開催。本日4月28日(木)からはオンライン会場もスタートしている。今年のテーマ「Meta Cinema~超える・見つける・始まる」を体現すべく、オンライン会場オープニング作品の1つには、日本では初となるAI脚本家によるショートフィルム『少年、なにかが発芽する』が登場。同じく本日から、VR空間「DOORTM」シアターsupported by NTTでのバーチャル映画館もスタートする。映画祭では、世界126の国と地域から集まった5,720点の中から選びぬかれた約200作品がノミネート作品として発表された。アカデミー賞につながるオフィシャルコンペティションsupported by Sonyのジャパン部門には、黒木瞳、前田敦子、玉城ティナなど、監督にも挑戦した俳優たちのショートフィルム作品も含まれている。『閉塞』また、今年の映画祭の特別上映作品として、コリン・ファースがコロナ禍のエンタメ業界復興をテーマに制作参加した『閉塞』、アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門受賞の『バスケの女王』。『ひかり探して』で注目を集めた韓国の新鋭女性監督パク・チワンによる『ハイスクールガールズ』。『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキーがプロデュースするロボトミーを描くアニメーション『ヴァンダル』など、日本初公開となる秀作が勢ぞろい。【4月28日(木)~先行配信】濱口竜介監督に続くのは?「今注目の日本人監督」特集ベルリン、アカデミー賞と世界の映画祭を賑わす濱口竜介監督に続くべく「今注目の日本人監督」13名によるショートフィルム特集も本日よりオンライン会場にて世界に向けて一斉配信。奥山大史、落合賢、齋藤俊道、Yuki Saito、中江和仁、中村真夕、針生悠伺、平林勇、藤井道人、真壁幸紀、松居大悟、HIKARI、籔下雷太(五十音順)のショートフィルム作品21点を配信する。【6月4日(土)~配信開始】『閉塞』【インターナショナル部門 特別上映】コリン・ファースとイタリアの名優ステファノ・アコルシが贈る、コロナ禍からのカルチャー復興へ熱いエール。ステファノ・アコルシがリハーサルの直前舞台に立つと、突然辺りは暗くなり劇場が空っぽに。扉には鍵がかかり、スタッフは何処へやら。何が起こったのか理解できないステファノの前でセットが突然変わり、今度は衣装を身につけ俳優のコリン・ファースと舞台に立っているではないか。情緒あふれる月夜の下で台詞を交わし合う二人。研ぎ澄まされた空気が二人を包むが、魔法は突然解けステファノは現実世界に戻る。『ハイスクールガールズ』【アジア インターナショナル部門 特別上映】キム・ヘス主演『ひかり探して』の新鋭パク・チワン監督による女性の生きざまを描くショートフィルム。女子高生のA、B、C、DとEはポーカーで遊んでいる。テストの点数のことで口論するSとT。Yは教育実習の先生と奇妙なひとときを過ごす。彼女たちの過ごすこの一瞬は誰もが通ってきた道なのだ。『カラスたちの夜』【アジア インターナショナル部門 特別上映】香港初のカンヌ映画祭パルム・ドール受賞、ニューヨーク大学在学中の学生による作品。18歳の主人公ションナンはいとこに誘われ、ちょっと不思議なパーティーに参加する。参加者の大半は油ぎった中年男性だが、ジェングォだけは違う雰囲気を醸し出していた。『犬島犬子』【ジャパン部門 特別上映】俳優・監督・文筆家としても知られる小川紗良が主演、HOPPY HAPPY AWARD受賞監督による特別制作作品。※リアル会場のみ岡山にある小さな島、犬島に住む星砂は、島の写真をSNSに投稿し続けている。ある日カナダで生活をしている日本人女性はるのからSNSを通じて「思い出の犬島の風景を見たい」と頼まれ、その風景を探すことになるが…。『ヴァンダル』【アニメーション部門 特別上映】『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキーがプロデュース。ロボトミーが主人公となる実験的なアニメーション作品。男はロボトミー手術(前頭葉切断術)を受け、回復中だった。そんな矢先に介護者でもある最愛の妻を亡くし、精神が錯乱する。『バスケの女王』【ノンフィクション部門 特別上映】先日行われた2022年・第94回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門受賞作品。女子選手で唯一NBAからドラフト指名を受けた選手の物語。ルシア"ルーシー"ハリス、女子バスケ初のオリンピックの試合で初ゴールを決めたプレイヤーだ。彼女は唯一、女子選手でNBAからドラフト指名を受けた選手でもある。輝かしい経歴を持つ彼女の名は、1月18日に突然この世を去ったいまも無名のままだ。『隠された歌声』【ノンフィクション部門 特別上映】『タクシー』のジャファル・パナヒ監督がスマートフォンで撮影。パナヒ監督自身が、イラン政府から歌うことを禁止された黄金の歌声を持つ女性を探す。【5月19日(木)~配信開始】『ラッキーフィッシュ』【Shibuya Diversityプログラム (ピックアップ)】人種、宗教、移民、LGBTQ…世界のDiversityを考えるドラマの数々。中華料理店でそれぞれの家族と夕食をとる、2人のアジア系アメリカ人の少女たち。2人はレストランのトイレで出会い…。【5月26日(木)~配信開始】『ベール』【Ladies for Cinema Project(ピックアップ)】世界の女性フィルムメイカーを応援するプロジェクトには、日本の同性婚を描いた作品が登場。あゆみと紗香は、交際5年の記念に結婚写真を撮ろうとしている。「LGBTQ対応可」のフォトサロンに問い合わせるが、届いた返答に落胆と怒りを隠せない。2人の幸せが満たされる場所はあるのか。VRショートフィルム『オデッセイ1.4.9』【DOORシアター上映ラインナップ(ピックアップ)】スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』にトリビュートされた作品。キューブリックの名作の裏に隠された真実を描く。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日2022年4月18日、歌手でタレントのファーストサマーウイカさんがInstagramに投稿した写真が話題です。ファーストサマーウイカさんが公開したのは、合計4枚の写真。「歴史物のお仕事が来ますように」という願いとともに、投稿された写真をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ファーストサマーウイカ(@f_s_uika)がシェアした投稿 写真は、ファーストサマーウイカさんが同月2日にリリースした新曲『Open the Door』のMV撮影時のもの。かっぽう着、白塗りの十二単(じゅうにひとえ)など、さまざまな格好を披露しています。中でもファンを沸かせたのは…4枚目の『スキンヘッド姿』!普段のロングヘアの印象とはかけ離れた姿ですが、ファーストサマーウイカさんの端正な顔立ちが際立つ写真に、「美しい」「違和感がまったくない」「何をやっても似合う」と、絶賛の声が寄せられています。ファーストサマーウイカさんの願い通り、歴史に関係するテレビドラマや映画の関係者が目にしたら、今にも仕事が舞い込んできそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年04月19日ノーベル賞作家カズオ・イシグロが絶賛した小説の映画化『帰らない日曜日』より、出演するコリン・ファースのインタビュー映像が解禁された。本作は、メイドと名家の跡継ぎという身分違いの秘密の恋と、その衝撃の顛末を描くラブストーリー。監督はカンヌ国際映画祭常連のエヴァ・ユッソン。注目の新星オデッサ・ヤングと大人気ドラマ「ザ・クラウン」の英国俳優、ジョシュ・オコナーがW主演を務める。そしてこの度、主演を務めた『オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体』をはじめ、『潜水艦クルスクの生存者たち』など出演作の日本公開が続いているコリン・ファースのインタビュー映像が到着。本作でコリンは、主人公・ジェーンがメイドとして仕えるニヴン役を演じている。戦争で息子を亡くした行き場のない損失感を抱えながらも気丈に生きようとする様を繊細な演技で表現し、静かながらも強い印象を残している。コリンはアリス・バーチの脚本を読んで出演を即決したほど脚本には強い思い入れがあるようで、「セリフの書かれ方に強く惹かれました。独特なルールがあるのです。当時の人々が文化の差や感情のずれによって会話がすれ違う様を、ある種パターン化させることでうまく表現している。とても深く考えられているのです」と絶賛している。さらに、二ヴン氏を演じる上では長年俳優としてキャリアを積んだ彼でも苦労があったようで、「ニヴン氏はいつも心ここにあらずで本質が捉えにくいキャラクターで、心の底で抱えている感情を探りながら表現しなければなりませんでした。それは役者として大きな挑戦でもありました」と本作の役作りにおける難しさを明かした。また、本作の魅力を「とても優しく、極めて賢くて正直な作品」と表現する中で、二ヴン氏が抱える“損失感”については「本作では、抱えている問題は違えど誰もが孤独であるという事を描いている。この物語の登場人物がそれぞれの孤独を抱えているようにね」と核心に触れた。撮影中はシリアスな場面が多くある中でも笑いの絶えない明るい現場で、長い間撮影期間を共に過ごしたオデッサ・ヤングとオリヴィア・コールマンの2人には刺激を受けたとも語っている。フレッシュな若手キャストと実力派俳優の豪華共演はもちろん、繊細で深みのある本編のストーリーにも期待が高まるインタビュー映像となっている。『帰らない日曜日』は5月27日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰らない日曜日 2022年5月27日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021 All rights reserved.
2022年04月15日ファーストサマーウイカが、4月2日に配信リリースする新曲「Open the Door」のMusic Videoを公開した。「Open the Door」は自身初の主演ドラマ『私のエレガンス』主題歌で、ウイカが尊敬する布袋寅泰が作詞作曲、プロデュースを担当。先日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『オールナイトニッポン0』にてフルサイズでオンエアされ大きな話題となっている。今回公開されたMVは、自宅でウイカ自ら出演・監督・撮影・編集を務めた完全セルフプロデュースの“Unofficial版”となっており、新型コロナウイルス隔離期間中だった1月に持て余した時間を利用して制作された。およそ1分の映像には、ドラマのコンセプトでもあるエレガンスの要素も兼ね備え、楽曲をバックにテンポよく次々と変身してゆく様が映し出されている。併せて、同曲のジャケット写真が公開。アートワークも自宅隔離期間中に自身で撮影した写真を元にデザインされており、エレガンス且つ今までの彼女とは違う一面を覗かせた仕上がりとなっている。ファーストサマーウイカ「Open the Door」Unofficial MV<リリース情報>ファーストサマーウイカDigital Single「Open the Door」2022年4月2日(土) 配信リリース※BSテレ東 土曜ドラマ9『私のエレガンス』主題歌「Open the Door」配信ジャケット作詞・作曲・編曲:布袋寅泰<番組情報>BSテレ東 土曜ドラマ9『私のエレガンス』放送局:BSテレ東(BS7ch)/ BSテレ東4K(4K7ch)主演:ファーストサマーウイカ出演:草刈民代 / 吉沢悠 ほか脚本:本山久美子 / 大谷洋介監督:松本佳奈 / 西海謙一郎公式HP:関連リンクファーストサマーウイカ オフィシャルサイト:ファーストサマーウイカ 公式Twitter:ファーストサマーウイカ 公式Instagram:ファーストサマーウイカ YouTubeチャンネル:ファーストサマーウイカ 公式TikTok:www.tiktok.com/@firstsummeruika_official
2022年03月21日『THE BATMAN−ザ・バットマン− 』でオズワルド・コブルポット/ペンギン役を演じているコリン・ファレルが、撮影中の秘話を「Collider」に明かした。コリンの風貌をあまりにも変化させる特殊メイクにより、「コリンだとはわからない!」と話題のペンギン役。コリン本人も「自分だとは気付かれないだろう」という自信があり、なんと、特殊メイクをしたままの姿でスターバックスに行ったのだという。「スターバックスに行って、全然オズワルドらしくないドリンクを頼んだ。オーツミルクラテにステビア(甘味料)を2袋入れた。ジロジロと見る人もいたけれど、それは単に印象的な見た目だったからじゃないかなと」。その日は、コリンが「初めて特殊メイクでペンギンになった日」だったそうで、「みんなでドライブに出かけて、たとえて言うなら“ひとっ走り”をしてみた。(カリフォルニア州の)バーバンクで。6時間だか8時間くらいかけて。10人か15人くらいのグループでね。すごく楽しかった」と振り返った。『THE BATMAN−ザ・バットマン−』はアメリカで3月4日、日本で3月11日に公開を控えているが、すでにコリン演じるペンギンが主役となるスピンオフドラマの企画がHBO Maxで進行中だ。(Hiromi Kaku)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年02月28日コリン・ファース主演の実話に基づくスパイサスペンス『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』が2月18日(金)より公開される。本作や、コロナ禍の影響で公開が伸び、2021年下半期にようやくお目見えとなった話題の大作映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『キングスマン:ファースト・エージェント』に共通するキーワードは、“スパイ”。映画のみならず、ドラマや小説など、多くの良質スパイコンテンツを輩出しているイギリスからおすすめ5作品をピックアップした。■『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』2月18日公開1943年、第二次世界大戦下、ナチスを倒したい英国諜報部(MI5)がとった、とんでもない奇策を映画化。主演にはコリン・ファース、『英国王のスピーチ』のプロデューサー、イアン・カニング、そして『女神の見えざる手』『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督がタッグを組んだ。第二次世界大戦に暗躍したMI5のスパイたちを主人公に、嘘の情報を持たせた死体を海に流し、ヒトラーを騙そうという「ミンスミート作戦」実行の裏側を描く。実際の出来事にフィクションも織り交ぜて描かれる本作は、リズミカルなセリフの掛け合いが面白く、エンタメ映画として仕上がっている。実は、このミンスミート作戦のもとの発案者はジェームズ・ボンドの生みの親、イアン・フレミング。劇中には若きフレミング(ジョニー・フリン)も登場し、「007」お馴染みのネタもいくつか隠されているので、気づいたら思わずニヤリとしてしまうこと間違いなし。また、本作ではスパイ活動を裏で支えた女性たちの貢献に光が当てられている。実際とは異なるが、ペネロープ・ウィルトンらが演じる女性キャラクターも表舞台に登場させており、スパイたちをさらに陰で支えていたであろう女性職員へのリスペクトも込められている。■『007』シリーズ『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』世界で一番名を知られたスパイ、ジェームズ・ボンドの活躍を描いた「007」シリーズは、昨年公開された『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で通算25作目となるスパイアクション映画の代名詞。『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』にも登場する原作者のイアン・フレミングは元イギリス秘密諜報機関の職員で、現役時代の知識をヒントに描かれた緻密なスパイ作戦とドラマに多くのファンが魅了されてきた。英国秘密情報部MI6のエージェントとして活躍するジェームズ・ボンド役は、これまで英国紳士のイメージを体現し、スーツが似合う俳優たちが演じてきたが、6代目ボンド、ダニエル・クレイグは最新作『ノータイム・トゥ・ダイ』が最後の出演となり、次の7代目は一体誰になるのかと世界中が見守っている。■『キングスマン』シリーズ『キングスマン:ファースト・エージェント』表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織“キングスマン”の活躍を描くマシュー・ヴォーン監督が手掛ける、英国スパイアクション超大作シリーズ。1作目『キングスマン』ではベテラン俳優コリン・ファースと、同作での大抜擢から一気にスターダムへとのし上がったタロン・エジャトンの名コンビぶりに世界中が熱狂した。コリン扮するハリーが口にした「Manners maketh man」(マナーが紳士を作る)の言葉通り、礼節を重んじる英国の凛々しいイメージを堪能できる一方で、ハチャメチャなアクションシーンも盛りだくさん。最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』では世界大戦の裏に隠された秘密結社“キングスマン”の誕生秘話が描かれた。■『裏切りのサーカス』ゲイリー・オールドマン主演、脇にはコリン、トム・ハーディ、マーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチら、誰もが知る英国俳優陣が出演する傑作スパイ映画。舞台は1980年代の冷戦時代。英国対外諜報組織MI6とソ連のKGBが熾烈な情報戦を繰り広げる中、20年に渡り英国諜報部“サーカス”に潜むソ連の二重スパイ“モグラ”の存在が明らかになる。引退した老スパイ、スマイリー(ゲイリー・オールドマン)はモグラの正体を明かすべくかつての仲間たちに近づいていく。細部にまでわたり練り上げられた緻密なシナリオ、そして名優たちの控えめな演技が怪しさを増し、最後までモグラの存在がつかめず、何度でも楽しめる作品となっている。■『クーリエ:最高機密の運び屋』「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ主演、1960年代、キューバ危機の裏側で暗躍した1人の英国人の驚くべき実話を描いた迫真のスパイサスペンス。東西冷戦下にアメリカのCIAとイギリスのMI6にスパイとして名を受けたのは一般人のセールスマン。気立てがよく情に厚い主人公が、並外れた正義感から世界を、家族を、そしてたった数回しか会ったことのない仲間を救おうと、自ら過酷な運命に身を投じていく。スパイ容疑をかけられ収容所に監禁される役を演じるため、10キロも減量したカンバーバッチの役者魂に圧倒されるはず。己の信念を貫き通す誠実さ、気品漂わせる姿、ハラハラドキドキの展開に魅了され、思わずその世界に没入してしまう英国スパイ映画の数々を堪能してみてほしい。『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』が2月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:裏切りのサーカス 2012年4月21日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開Jack English © 2010 StudioCanal SABond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.キングスマン:ファースト・エージェント 2021年12月24日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporationクーリエ:最高機密の運び屋 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 IRONBARK, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Haversack Films Limited 2021
2022年02月13日第二次世界大戦下、イギリス諜報員らによる奇想天外な作戦を描いたコリン・ファース主演『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』より、場面写真6点が解禁された。ヒトラー陣営を欺くために行われた「ミンスミート作戦」の真実が明かされたベストセラー小説を基に、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞したプロデューサーのイアン・カニング、同作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース、そして『恋におちたシェイクスピア』で同じくアカデミー賞作品賞を受賞したジョン・マッデン監督が映画化。大戦下で実行された最も奇想天外で、最も成功した欺瞞作戦の全容を、スリリングかつエキサイティングな展開で魅せる、超一級のスパイサスペンスだ。この度解禁された場面写真では、コリン・ファース扮する元弁護士の諜報部員モンタギューとマシュー・マクファディン扮するMI5のチャムリー大尉が、ヒトラーを欺くべく「偽造文書を持たせた死体を海に流す」という“オペレーション・ミンスミート”を実行するため、バディとなって溺死体に見せかけるための死体探しや、文書の捏造に奮闘する様子、さらに作戦を考案するよう指示した英国のトップ、チャーチル首相の姿が切り取られている。戦争の最前線ではなく、裏方として暗躍した名もなき英雄たちの知られざる闘いを描いた本作。場面写真からも窺えるように、円熟味を増した名俳優たちが凛々しい制服に身を包み演じる、一味違ったスパイたちの魅力あふれる一作となっている。『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は2月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Haversack Films Limited 2021
2022年01月21日