“影”が紡ぐ“渋い男の生き様”物語が連続公開!『SHADOW/影武者』『影踏み』ほか
筋骨隆々の肉体美を作り上げ、過酷な特訓と激しい格闘シーンの続く影武者パートを演じた。なんとそこから20kgの減量を果たし、刀傷から病んでやせ衰えるも、王位への燃え上がる野心と妻と影武者への嫉妬を活力に暗躍する都督役に挑み、鬼気迫る存在感でスクリーンを圧倒する。果たして、影武者は“影”で終わる運命なのか、その生き様に注目してみてほしい。
背負うもの全てが影になる…『影に抱かれて眠れ』(9月6日公開)
講談社創業100周年記念出版作品となる、北方謙三原作の「抱影」(講談社文庫刊)を映画化。横浜・野毛を舞台に、スタイリッシュな劇的展開を堪能させてくれる硬派な作品が誕生した。物語の主人公は、こよなく酒を愛し、野毛の街を愛する抽象画家・硲冬樹(加藤雅也)。野毛の街で2軒の酒場を営む冬樹は、絵を描き、酒を呑み、自らの経営する店を巡回するのが日常だった。
そんな平凡な毎日を揺るがす事件が起こる。
一方、10年以上、純愛を貫く女性の余命を知ってしまう冬樹。冬樹の周囲がひときわ騒めきだし、平凡な日常が大きく崩れ始めていく――。
本作は、意に反して起こることの“全てを受け入れる”男の物語。冬樹が背負うものが影となり、大人の男の哀愁となって静かに匂い立つ。