2019年9月9日 18:30
デニス・ホッパー監督の『ラストムービー』31年ぶりに劇場公開!
のミシェル・フィリップス、音楽も手掛けたシンガーソングライターのクリス・クリストファーソンなど、錚々たる面々が共演している。
しかし、本作は編集作業が1年にわたり、1971年のヴェネチア国際映画祭で好評を博すものの、難解な内容と前衛的な構成に困惑したユニヴァーサルのトップの再編集指示をホッパーが断固拒絶、映画は短期間での公開後、ほぼお蔵入りに。また、この騒動でハリウッドから干されたホッパー監督。映画監督としてはその後約10年間の空白期間を迎える。
1971年当時は、ニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコの3都市で小規模公開となり、昨年のリバイバル公開まで全米で公開されることはなかった。日本では1988年当時アメリカ国外で初めて劇場公開されるもその後のVHS発売以降、DVDやブルーレイ化、テレビ放送もなされていない。そんな幻の映画が、『イージー★ライダー』製作50周年にあたる今年、ついにスクリーンに蘇る。『ラストムービー』は12月20日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。
(cinemacafe.net)
ドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ』初期の紆余曲折から成功を掴むまで