満島ひかり、葛藤抱えた現代女性を好演「同じ年代の色んな方の人生を想像して」
受けました。両親の役が、吉永小百合さんと前川清さんという点はスペシャルですけれど。“誰でも良い”というのは可能性が多くある分、とても複雑に感じたんです。同じ年代の色んな方の人生を想像して、行く方向がここしかないと決まりきらないのが面白かった」と、演じる上での難しさと醍醐味を吐露。
さらに「私が演じた美春は、普通に会社で働いているけど、お父さんとお母さんとはお家であまり口を利いていない。大事なことは特に、相談もできないでいます。自分は社会で上手く振る舞っていて、弟は引きこもっていて、お母さんも本音が言えるタイプでもない。今の日本で多くなってきた、コミュニケーション不足の家族なんです」と、現代社会に増えてるリアルな家庭の様が描かれていると語る。
また、本作での満島さんは若かりし頃の幸枝も1人2役で演じており、その演技にも注目だ。
『最高の人生の見つけ方』は全国にて公開中。
(text:cinemacafe.net)
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最高の人生の見つけ方(2019) 2019年10月11日より全国にて公開
©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
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