2019年11月29日 16:30
ユアン『ドクター・スリープ』と『シャイニング』は「緊張感とサスペンス感が似ている」
と同時に、「『ドクター・スリープ』の原作は、『シャイニング』の原作を読んでいなくても楽しめる。同様にこの映画単体でも楽しめる」と、続編でありながら独立した映画であると話す。
40年前、父ジャックが起こした惨劇で生き残ったダニーは、周りで起こる不可解な児童連続失踪事件を特別な力で「目撃」した少女アブラと出会う。演じたカイリー・カランは、特別な力に悩まされて成長したダニーに同情したという。
「『シャイニング』のその後を描いているのが面白い。大人になったダニーも注目ポイント」という。ダニーはカランが演じるアブラと出会ったことで、自分の“特別な力=シャイニング”の封印を解くことになる。
さらに、本作でもう1人新たに登場するのは、子どもたちやアブラの力を狙う“最恐のヴィラン”ローズ・ザ・ハットだ。
ローズを妖艶に演じたレベッカは、『シャイニング』は歴史的な名作だと断言する。
「キューブリックは恐怖映画のレベルを上げた。ハラハラさせるにとどまらず、美しい風景の裏で渦巻く底なしの恐怖を感じさせた。この映画はそんな『シャイニング』へのオマージュ」とコメント。舞台となる“呪われたホテル”を再現し、その住人たちを蘇らせた本作は『シャイニング』“完結編”として期待してほしいと語っている。