庵野秀明×樋口真嗣『シン・ウルトラマン』デザイン解禁!斎藤工「自然な生命体」
と“盟友”の熱意を代弁した。
今度のウルトラマンには「カラータイマーを付けない」
デザイン解禁の場には、庵野監督からのメッセージが届き、コンセプトの原点になったのが、ウルトラマンのデザインの生みの親である成田亨さんが描いた油彩画「真実と正義と美の化身」だと明らかに。
「成田亨氏の目指した本来の姿を描く。現在のCGでしか描けない、成田氏が望んでいたテイストの再現」を目指したと言い、結果として「成田氏が望まなかった、眼の部分に覗き穴を入れない。成田氏が望まなかった、スーツ着脱用ファスナーに伴う背びれを付けない。そして、成田氏が望まなかった、カラータイマーを付けない」という、まさに“シン”なウルトラマン像誕生への思いを語った。
「令和の子どもたち、そして大人たちに必要な作品」
2021年公開に向けて、撮影が進行しているが「うーん、どこまでしゃべっていいのか」(樋口監督)、「圧をかけられていますから」(斎藤)と進捗について、多くは語らず。樋口監督は「さまざまな世代の仲間たちが、ウルトラマンを通して、いいチームになっている」と現場の空気を報告し、斎藤さんは「オリンピック後、東京、そして日本の真価が問われる時代に、令和の子どもたち、そして大人たちに必要な作品が生まれようとしている」