トニ・セルヴィッロ×ジャン・レノ初共演、ミステリー・スリラー『霧の中の少女』公開
原作小説の作者であるイタリアのミステリー作家ドナート・カリシの監督デビュー作だ。
主演を務めるのは、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『イル・ディーヴォ-魔王と呼ばれた男-』『LORO(ローロ) 欲望のイタリア』における名匠パオロ・ソレンティーノとのコラボレーションで絶賛を博し、日本でも多くのファンを獲得したトニ・セルヴィッロ。
共演には、『グラン・ブルー』『レオン』など幾多のヒット作でお馴染みのジャン・レノ、『輝ける青春』『ツーリスト』などに出演のアレッシオ・ボーニ。レノとセルヴィッロ、欧州が誇る2大スター俳優の初共演がここに実現した。
本作の最大の見どころは、カリシ監督が創出したストーリーとキャラクターの妙にある。少女失踪事件の解明に挑む主人公ヴォーゲルは、巧妙にメディアを操って藪の中の犯罪者をあぶり出す型破りな捜査官。常にカリスマ的な威厳に満ちあふれたこの男は、狙った獲物=容疑者は絶対に逃がさない。
ところが、今回の事件はヴォーゲルを嘲笑うかのように異様な展開を見せ、その行く手には観る者の想像をも超えた驚愕の真実が待ち受けている。
ヴォーゲルを演じるセルヴィッロは、本作について「脚本の質の高さに心を奪われた」