中井貴一、ビジネスの鬼に!山崎豊子「華麗なる一族」ドラマ化
WOWOW開局30周年記念番組として、山崎豊子の長編小説「華麗なる一族」を中井貴一主演で連続ドラマ化することが決定した。
1974年に山村聰主演でTVドラマ化、佐分利信主演で映画化、さらに2007年には木村拓哉主演でTVドラマ化もされた「華麗なる一族」。徹底した取材に基づき、リアルな物語を構築することで知られる山崎氏のこの力作は、1970年3月~1972年10月にかけて週刊新潮で連載され、いまなお読み継がれる不朽の名作だ。
木村さん主演の「華麗なる一族」は、大介の長男・万俵鉄平を主役に置いたが、今回は原作に忠実に、中井さん演じる万俵大介を主役にストーリーが展開。日本が最も輝いていた時代、高度経済成長期が頂点を極め、その金字塔である大阪万博を間近に控えた状況を背景に、富と権力獲得への手段として関西の財界で閨閥をはりめぐらす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、その一族である万俵家の繁栄と崩壊を全12話で描いていく。
本作では財閥の総帥としてビジネスの鬼となり、壮絶な戦いを繰り広げていく万俵大介を演じる中井さんは「幼少の頃、佐分利信さん主演の華麗なる一族を観た覚えがあり、お話をいただいたとき、自分がもうそんな年になったんだと・・・そのことに驚きました」としみじみ語り、「原作を汚すことのないよう、現代の人があの当時の身分制度の残った社会の在り方、人々のうごめき方が手に取るようにわかるよう、演じてまいりたいと思います。どうぞお楽しみに」と意気込みを語っている。
なお、脚本は大河ドラマ「軍師官兵衛」や連続ドラマW「沈まぬ太陽」などの前川洋一。
そして、『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』の西浦正記が監督を務める。
ストーリー
高度経済成長期の日本。預金高10位にランクする阪神銀行のオーナー頭取、万俵大介は、銀行のほかに、阪神特殊鋼、万俵不動産、万俵倉庫、万俵商事を擁する万俵コンツェルンの総帥だった。大介は長女の夫である大蔵省のエリート官僚から都市銀行再編の動きを聞きつけ、生き残りを目指して上位銀行への吸収合併を阻止する画策に動き出した。その裏で、万俵家では、父と子の確執、閨閥づくり、妻妾同衾と壮絶な愛憎劇が繰り広げられていた。
連続ドラマW「華麗なる一族」は2021年、WOWOWプライムにて放送予定(全12話)。(cinemacafe.net)
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