ジェームズ・ノートン主演、英国人記者が目撃したソ連の“偽りの繁栄” …『赤い闇』公開
ニューヨーク・タイムズのモスクワ支局に勤める女性記者エイダには、Netflixドラマ「ザ・クラウン」でエリザベス女王の妹で自由奔放なマーガレット王女を見事に演じ切り、英国アカデミー賞のTV部門において、2019年の最優秀助演女優賞を受賞したヴァネッサ・カービー。近年では『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』にも出演し、硬軟を演じられる女優として日本でも話題を集めている。
さらにニューヨーク・タイムズのモスクワ支局長であり、ピューリッツァー賞も受賞したウォルター・デュランティを演じたのはピーター・サースガード。『ニュースの天才』にて全米映画批評家協会賞の助演男優賞を受賞し、『フライトプラン』など、数々のハリウッド大作に出演する演技派俳優が脇を固める。
監督を務めたのは、米アカデミー賞ノミネート経験もあり、世界的に活躍するアグニェシュカ・ホランド。本作では、息もつかせぬサスペンスフルな語り口、陰影豊かなビジュアルで、秘密主義の独裁国家に潜入した実在のイギリス人ジャーナリストの闘いを描いている。今回解禁された日本版ポスタービジュアルには、邦題の背景に雪の降る寒空の下、こちらを見つめるウクライナの人々。