2020年5月8日 16:00
いまだからこそ…“ドキュフィクション”映画『2020年 東京。12人の役者たち』特報
本作はあえてネット配信ではなく、新型コロナウィルスが終息し再び映画館で映画が思う存分楽しめる未来に希望を込め、長編映画にこだわって製作。日々記録した映像を松本監督がネット経由で受け取り、編集するスタイルで進行する。
到着した特報映像では、ベートーヴェンの「エリーゼのために」を弾くシーンから始まり、その音楽に乗せて秋田ようこ、秋山大地、井之浦亮介、小西有也、杉谷玲奈、清水杏樹、田中栄吾、田村陸、みやたに、迎祐花、本山勇賢、和田悠佑といった出演者12名が登場。水を飲んだり、なぜかうさ耳をつけてみたり、日常の一部が切り取られているようだ。
<松本動監督 コメント>
自分という存在は、他の何者でもなければ、自分以外の何者にも成り得ない。それが人間への天命でありますが、それを逸脱しようと藻掻く人種が『役者』という輩たちです。成れもしない他者に成りきる為には、自分自身を分析し、追求してゆく事が重要であり、天賦の才を信じ、世の中がどう変化しようとも、その全てを学びとし、自分の内に秘めた未知の能力を引き出す事によって、はじめて役者は他者に成り得る事が出来るのです。
役者という生き物には、境界線がありません。